早乙女記録

2002年01月28日(月)  食の祭典。

昔話をしようか。


とある休みの日の出来事。
昼近くに起きた俺は空腹でした。
何か食べようと思って炊飯器を開けると、昨日の晩の五目ご飯が残っていました。
皿に盛り、ラップをかけてレンジで温めて食べました。

「……?」

昨日の晩に食べたときと微妙に味が違う気がしました。
でも五目ご飯の味です。
何となく口当たりも違う気がしました。
奇妙な違和感を感じつつも食べ続けていました。

妹が起きてきました。
俺と同じ様に五目ご飯を食べようと炊飯器を開けています。
そして、母上に向かってこう言いました。



「母さんっ、コレ腐ってるよっ!?」



俺の皿には残り一口の五目ご飯。
無言のまま咀嚼し続ける俺に向かって、大笑いしている父上と母上。
いくらかの哀れみと嫌悪の目で見てくる妹。



全部食べたよ、コンチクショウ。


腹痛? はっ! そんなもん起きる前に消化吸収してやったよっ!


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