□■スペア■□
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2003年01月04日(土) 逢いたかった。

朝10時過ぎに電話が鳴る。
ん?
昼過ぎだと思ってたけど・・・
『仕事の電話で起こされた・・。
 誰も捕まらないって、俺のとこにかかってきた・・今向かってるとこ。』


って事は・・・。
予定狂ったかな。
暫くしてまた電話

『なんとか大丈夫みたいだから、帰ってる。
 ただ、奥さんに言われたからさ、出掛けるかもしれない。』


「そっか。。」

『時間取れないかもしれないからさ、一目だけでも顔見ようと思って。
 裏に着けるから、珈琲作って来て。』


「珈琲??今?」

『朝、飲めなかったんだもん。
 acoもまだ出られないでしょ?もう時間ないし。。』


うん・・まだ姫迎えに来ないから・・。
すぐに珈琲作って水筒に入れて、カップ持って降りた。

『車の中でマグカップで飲んでるのって変だよ(笑)』

「だってー水筒の蓋よりいいかなぁって(^^;)」

久しぶりに顔見た。
10分くらいかな。。
ちょっと話して、車や人通りが無くなるのを見計らって・・KISS。
離れようとしたら。。もう一度。
う・・・
繋いだ手を離せない。
それでも何とか手を離して、車を降りて手を振る。
嬉しいけど・・辛い。

涙こらえて部屋に戻るとすぐにチャイム
姫を迎えに来た元旦那。
ぎりぎりだったみたいね(^^;)
姫を渡したら・・さ、何しよ。。
虚脱感。
お昼だけど、食べたくない。

その後、なんとなく思い立って、クッキー作り始めた。なぜだろ(^^;)
型抜いて、オーブンに入れようとしてた時、電話。
彼から。
『どこ!』

「部屋だよ?」

『出掛けるよ。降りてきな!早く!』

もう!!!
何ー!!
急なんだから。

「買い物?」

『うん。すぐ帰らなきゃいけないけどね。』

そっか・・・。
でもいいや。
今日はもう無理だと思ってたもん。
嬉しかった(^-^)
後部座席から彼を見つめる。
ずーっと見てると、気付いて
『何!』
って怒りながら、笑ってる。
嬉しい。
お店でもそんなに側には居られない。
着いて行くくらいだけど。
それでも一緒に居られるのが嬉しい。

いくつか店回って、もうタイムリミット。
出掛けなきゃいけないからって・・。

家まで送ってくれて、
彼が振り向いて私の方に近づく。。

『もう・・今日何回KISSしてんの。』

意地悪な笑顔。
そして、またKISS・・。

手を振って別れた。

「じゃ、また夜ね。」

ほんとに少しの時間だったね。
でも、
rikuの姿見れて、
触れられて、
笑顔も見れた。

逢いたかったんだもん。

嬉しかった。。


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