□■スペア■□
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今日から仕事を休んだ。
彼は・・昼間も、診察どうだった?って心配してメールくれた。 携帯でいっぱいメールできた。 昼休み全部潰させちゃったね。
夜になって、7時過ぎ 彼からの電話を待ってたけど、全然かかってこない。 今日も来てくれるって言ってたはず・・・。 帰っちゃったかな・・。 それとも、ジム? それだったら、ちゃんと言ってくれるはず。。 メールしてみようかと思ったけど・・ 催促してるみたいだし。。 家に帰ってたら。。 って思ったやめた。
諦めかけてた8時過ぎ。 電話が。。 『立て続けに2つ会議が入ってさ。。今帰り。 疲れた・・・。』
「お疲れ様・・どうする?」
『行くよ!○○で待ってて』
「うん」
後から入ってきた彼の車に移って。。 昨日と同じ。 彼は、靴脱いで、後部座席に来てくれる。 おでこに手をあてて、熱をみて・・ 抱き寄せてくれる。
それで、私はすごく安心する。 見上げると、すぐ近くに彼の顔。 こんな幸せはない。
『俺の言う事聞かないからだよ。』 そう言いながら、 やさしく撫でてくれて。 肺のあたりをずっと擦ってくれて。 腕を見る。 注射の跡。。 1日2回の点滴に、血液検査に・・・ もう針の跡だらけ。 青あざみたいになってる。。 車の中暗いけど、それでもわかるくらい。 その腕を見つめて・・ 『もう・・』 って言う彼の目が悲しそうに見える。
「酷いでしょ(笑)」
『看護婦が下手なんじゃないの?』
「はははっ そうかもねー」
昨日も。。。 私は、ただの風邪だと思ってたから近所の小さい病院に行った。 彼は、どこの病院に行ってるのか聞いて。。 なんでもっと大きい病院に行かないのか不満そうだった(^^;) 『まぁ、そんなとこ行ったら時間かかるか・・。』 そう!それに、そんなとこ行ってたら、絶対入院させられてたよ・・・。
彼に抱き寄せられたまま、話をする。 KISSもいっぱいしてくれる。 ずっと私の顔見ててくれて。 幸せな時間。
『今日も、すぐ寝る事!』
寂しそうに見つめた私に・・ 『明日も来るから』
「ほんと?」
『うん。だから!』
「わかった^^」
『じゃね。今日は遅くなったから、短いけど。。』
「うん・・ありがと。」
『疲れることしちゃだめだよ。早く治しなよ。』
あなただって疲れてるはず。 早く帰ってゆっくりしたいでしょ。 ご飯だって食べたいよね。
それなのに こうやって毎日寄ってくれて。。
ありがとう。
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