□■スペア■□
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2002年09月03日(火) 辛い時は逢いたいの

仕事終わったら、すごい倦怠感。
やばいかも・・・。
熱が出てる。
立ってるのがやっと。
ふらふらする。

姫にご飯食べさせて、
ずっと寝てた。
でもしんどくて、寝られない。。
計ってみると・・・39度超えてた。
やばっ・・
姫を寝かせて、そのまま一緒に寝てたんだけど・・・
やっぱり眠れない。。
23時
PC立ち上げた。

居ない・・・。

暫く待ってみて・・・0時過ぎ。
<おやすみなさい・・。>

メールを送って・・
それでも10分くらい待ったかな。
諦めて、PCを落とした。
辛い。。
そのままそこから動けなかった。
やっぱり諦められなくて、もう一度PCのスイッチ入れた時・・・。
携帯にメール着信。
<おやすみ。。>
PCからの転送だ。
って事は、彼が居る!

「起きてたんだ・・」

『起きてるよ』

「何してたの?」

『DVD 「WASABI」』

「そっか・・・奥さんと?」

『1人だって何度言えばいいの!!!!!!!』

「そういうのなら、見るのかなって。。」

『今度同じ事聞いたら怒るからね!!
 もし、同じ事聞いたら罰として1週間音沙汰無し!』


「えーそんなのやだ。。」

『イヤなら絶対に聞かない事!聞いたと同時に落ちるからね!』

「今日も、さっき死にそうな思いでPC落としたのに・・。」

『簡単に今日は居ないんだと思って落としなさい。
 落とすときは明日は居るかなと毎回思って落とすの。
 そうすれば、1週間でも2週間でも1ヶ月でも大丈夫。』


「大丈夫じゃない・・昔は、○○も逢いたいって言ってくれてたのにな。」

『逢おうと思えば、逢えるでしょ。』

「逢ってないもん・・・。」

『こうやって逢えてるでしょ!リアルタイムに話もしてるし!』

「そうだけど。。」

『昔は顔も見れないし、リアルタイムに話も出来なかった時じゃん。』

「それでも、リアルに逢うのとは違うもん。逢いたいって言ってくれるだけでも気持ちが違うのにな・・。」

『ほら、また我侭が出てる・・・どんどん贅沢になってるよ、aco!』

「逢ってって言ってる訳じゃないのにな・・。」

『いつも寝ようと思ってもacoが待ってるかもしれないと思って頑張ってネットしてるのに。
ネットで逢えるだけでも嬉しくないの?』


「嬉しいに決まってる!」

『嬉しそうに感じない』

「凄く嬉しいよ。。涙出るくらい。。」

『その割に、逢いたい、逢いたいって言ってるじゃん!!』

ずっと我慢してた。
言うと怒られそうだから。。
でも・・
「熱があるの・・39度」

『寝な!!』

「だから、逢いたいと思うんだよ・・」

『寝なさい!!!!!』

「そう言うと思ったから言わなかったのに。。」

『落ちる!!おやすみ』

「やだ、平気。。」

『ダメ!寝なさい!』

「これ、前に○○が買ってくれたの^^」

熱冷まシート。薬と一緒に買ってくれたんだよね。。
おでこに貼って見せる。
『それ貼って、寝なさい!』

「これ貼ってるから大丈夫(^-^)」

『女が熱だしてるのに、それをほっといてチャット出来るような男じゃない!』

「平気なの。さっき言うまでわかんなかったでしょ?
 言わなきゃよかった・・・。」


『言わなかったら、もっと怒る!』

「言わなかったらわかんないじゃん」

『それが、後でバレたら、1週間音沙汰なしだからね。』

「もう・・そればっかり・・。」

『言う事聞かないからだよ』

「だって、今日逢いたかったんだもん・・ずっと待ってたんだもん。」

『仕方ないでしょ。』

「わかってる。で、今夜は居ないと諦めてて、それから逢えたから、すごく嬉しいんだよ。
 やっぱり、病気の時って心細くて・・逢いたい気持ちになるんだよ、直接。」


『ほら!もう寝なさい!』

「病気の時って、○○やさしいもんね、いつも^^」

『俺の言う事聞いてたらね。』

「もうちょっと・・顔見て居たいだけなのにぃ。」

『写真見ながら寝なさい。強制的に落ちるよ!!』

「やだ!わかった・・おやすみなさい。」

『ん、おやすみ。』

こっちをじっと見つめる彼
カメラに少し近づいて・・何か言ってる。
口の動きを読む。
『もう!ちゃんと寝るんだよ!』

「うん^^」

彼の最後の顔はとてもやさしくて・・
それだけで、幸せな気持ちになった。
眠れそうな気がした。
ありがとう。。


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