□■スペア■□
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小学校で盆踊りをしていた。 すぐ近くなんで、音ですぐわかる(^_^;) 姫に急かされて出かけた。 夜店がいっぱい。 彼の大好きな焼きとうもろこし・・・ あった!!
メールしてあげた。 <小学校で、お祭りやってるよ^^ とうもろこしも売ってる♪>
時間は、もう8時過ぎてた。 彼は家に帰ると携帯をリビングに。 メール着信もバイブにする。
気付かないかな・・・。 わざわざ来るかどうかもわかんないしね。 ま、いいや。
姫と夜店覗いたり、小学校の遊具で遊んだり、
あ! 彼だ!! 来たんだ(^-^)
奥さんは・・・やっぱり・・・。 焼きとうもろこし買ってるよ。
声かけられないけど・・・
気付いてくれた。 よかった(^-^)
見つめ合ってたら、後ろから姫に手を引かれた。
「おかーさん、シーソーしたい!」
待ってよぉ・・・(心の声(笑)) 仕方ない。。 遊んでる間に見失ってしまった。。 ま、いいよね(^-^) 逢えたんだもん♪
その夜。 メッセで話をしていた。
「acoのメール見たの?」
『見たから、行ったの!』
「びっくりしたよ〜見ないかと思ってたから^^」
『でも・・・俺がもっと自粛するべきだったよ・・・』
えっ? 何? その言い方・・・
どきどきしながら聞いた。
「何・・どうしたの?」
『バレたんじゃないけどね。。』
「何!」
『指輪・・・見られた。<aco>を・・・。』
ペアリング。 裏に、お互いの名前を刻印してもらったんだ。。
「見せたの?」
『置いてたの!会社にして行けないでしょ。』
「じゃあ見られるよ・・・何で?」
『ついてる石が何の石か見てて、気付いたらしい・・・。 隠す方が怪しいじゃん。あの後外してなかったんだから!』
まあ・・デザインリングだし、 あなたの気に入ったのだし、 まさかペアだとは思われないようなリングではあるけどさ・・・。 私の名前彫ってあるリングを 家に置いて行くなんて。。
「で?どう言い訳したの?」
『露店で買ったから、最初から書いてあったんだって言った。それで通した。』
「それ・・・信じてた?」
『いや・・・怪しんでた。』
「だろうね・・・。 でも、まさか愛人の名前入れたリングを隠さず置いていくとは思わないでしょ。 信じてもらえるかもしれない・・・。」
『aco・・寝るよ!おやすみ』
「おやすみなさい・・」
『返事が遅い!』
「だって・・なんだか不安なんだもん・・・」
『またそんな事言ってる!!!!!!!』
それで、カメラもメッセも落ちた。 怒らせちゃった・・・。
だって・・・・ あなたもかなり動揺したんだろう。 今までで一番の危ない状況。
何となくわかる。
そっけない感じ。
ちょっと距離を置こうとしてる。
メッセでだって・・・わかるんだから・・・。
その後、メールを送っておいた。
<元々は、私の我侭からだよね。ごめんなさい。。 不安なんだ。 信じてないからって言うんじゃない。 あなたが消えてしまいそうで。。>
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