□■スペア■□
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ハッと気付くと、聞きなれない目覚し時計の音だった。
今日は、仕事。
寝てしまった私の為に、
家に帰って用意をしなくちゃいけない私の為に、
彼が目覚し時計をセットしてくれていた。
起きて、 彼の起きる時間に目覚し時計をセットし直す。
寝ていたので、そのまま帰ろうと思っていたら。。
あなたが目を覚ました。
玄関まで送ってくれた。
家に帰り、仕事へ
昼間は、彼からメールもなく。。
忙しいんだね・・・
夜になって電話が鳴った。
『もしもし』
「帰り?お疲れ様。忙しかったみたいだね。」
『うん。めちゃめちゃ忙しかった。 そうだaco・・寝坊したよ!!』
「うそ! 目覚ましかけてたでしょ・・・」
『ほんとに?鳴らなかったよ!』
「おかしいなぁ」
『奥さん居ないんだから、acoが奥さんの代わりしないと、ダメでしょ!!』
じゃあ、やっぱりモーニングコールしなきゃダメかな。。
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