よりぬき音盤。

2004年10月27日(水) 英国BBCの名物DJ、ジョン・ピール死去。

 いろんなCDでお世話になりました。一番最近ではニュー・オーダーとか。ご冥福を祈ります。

 ニルヴァーナBOXセットのライナーノーツ担当はサーストン・ムーア(ソニックユース)だそうです。なにも考えず日本盤を予約したけど、よかったんかな。

 ブレットとバーナード(exスウェード)の新バンドの名前決定。The Tears。ううう。そのまんまだ。いい(笑)。来年アルバムを出すそうです。

 くるりからDr.クリストファー・マグワイア脱退。音楽性の相違が理由。個人的にはバンド解散に匹敵する悲報である。ああいうハードコアというか、インディなドラムがあってこそ、(時代錯誤ともいえる)ヘヴィ・リフなギターが生きると思ってたので。苦悩の人岸田君の未来はどっちだ?

 
 さて売場で4面モニターにゲリラ展開していた「ジャッカス」。ある日出勤してみるとオアシスに差し替えられていることに気がつき、「やった!とうとう強制撤去か?!」と色めき立ったのですが、単に売り切れという事実。
 しかも二本組パックは早々に廃盤が決定。
 だから500本発注しとけって言ったのに!(←冗談でしたが)

 臨発で(僕の目の届かないところで)ひっそりとレジデンツのDVD(しかも日本盤!!)の発注書が来ていたらしく、あの目玉のジャケで1枚だけ入荷されていたのを売場で発見!なんじゃこりゃー!とあわてて追加。周囲からも「1枚だけなんて、IHDさんにしては消極的だよね」呼ばわれ。ちがうー。オイラじゃないー。とかいいつつも追加は4枚くらい。売れないだろうしね(笑)。

 そんなオイラはROVOのLIVEDVDを購入。夕暮れの日比谷野音です。
 モニター展開予定でしたが、没りました。
 没、なんて観念は(2Fモニターを私有していたころの)僕の中にはなかったのですが、音楽DVDチームなるものが誕生し、販売計画を提出しなければならん身になって以降、こういうお遊び(実験)ができなくなってしまった。これからは若い世代に売場を渡さなくてはならんわけです。寂しい…。
 閉店後、大爆音で4面モニターでROVOを流しながら、新コーナーのコメント書き。コーナーの発案&展開もこれが最後(の予定)。これが終わったら僕はどこへ行くのか。それは誰にも知らない(ウソ)。

 本日のBGM・momus / learning to be human

 かれこれ12日ばかりCDを買っておりません。記録更新だ。で、ウッドゥントップスとかモーマスとか後ろ向きなCDばかり棚から掘り起こしては聴きあさっております。モーマスのアルバムなんて東京に連れ出して(3年くらいになるけど)初めて聴いた。久しぶりに聴くとまたよかったりする(笑)。
 ミッシェルが解散してちょうど1年。それ以来「ロックンロール」を意識的になって聴くようになり、なんとなく「ロックンロール」というものがわかってきた。例えればローゼス「レザレクション」アウトロの永遠ジャム。ザ・フー「マイ・ジェネレーション」LIVE音源のアウトロ。くるり「すけべな女の子」やっぱしアウトロ部分。とかその他その他。
 で、ブルーズの中にそのよさを探しはじめてるのが今で(ガットギターで、グッ、ガッとか単音弾きでやられると、一々シビレる)。もう一方でルー・リードのエクスタシー顔がちらちら浮かんで、ロックンロールとは恍惚、の観点でそのうちサイケものの大海にザンブと飛び込むかもしれない。それまでガレージで片づけていた音をサイケ面で見直したり。
 そういう意欲を前にして、今は緩衝地帯。何も買わず。ロックンロールとは無縁そうな音楽を聴き(モーマスだものね)。

 新しい音源も買ってゆきたいのだけれど(ジミー・イート・ワールドとか)、お金がもたないから国内盤は買ってられる余裕がなくなるのです。そしたら、輸入盤。そして来年1月施行の輸入権問題。

 生きて行くためにどうやって闘ってゆくか。そういうこと考えねばならないところまで来てるのであります。食ってゆくだけだったらなんとでもなる。でも、それだけではないわけで。

 来月の米大統領選もそれなりに食指ははたらくけどね。もっといろんなところにアンテナ張り巡らせよう。ノー・フューチャーとかウソぶいてたけど、少しは将来のことを考えよう(未来を築こう)としばし思った休日。

 


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