木洩れ日
零れ落ちる光を拾い集めて

2004年09月30日(木) 銀木犀

つく法師にわかに黙す夕まぐれ
出雲より来し新米の香り満つ
銀木犀初恋の行方伝え聞く
どんぐりを並べて子らは去りにけり




子どもたちが 2004,9,5

ロシア南部・北オセチア共和国のベスランで1日から武装グループが
子どもや保護者など大勢の人質をとって学校に立てこもっていた事件。
ロシア政府は日本時間のけさまでに学校を制圧したと発表。 だが、
人質になっていた人は1000人以上とみられ、これまでに322人
の遺体を収容し、このうち子どもが155人含まれ、さらに行方不明者
多数という惨状。

大量の武器や爆弾は、夏休み中に学校を修理したときに作業員に紛れて
運び込んでいたという。なぜそのような事態が見逃されたのだろうか。
それにしても、なんという残忍なテロ。

結果からみると、早い時期に特殊部隊が行動に出たほうが犠牲者の人数
は少なかったかもしれない。さらに厳重なテロ対策が必要となる。

ロシアやチェチェンに限らず民族間の問題は複雑。
しかし歴史は、罪のない者の血を流すことを見逃さず赦さない。

無事に 2004,9,8

台風18号で広島市内は最大瞬間風速60.2mを記録。
世界遺産の厳島神社の左楽房が倒壊するなど大きな被害が出た。

「早めに帰ったけれど、車が飛ばされそうだった」と息子。近所の
窓ガラスが割れたり、停電も続いたそうですが、伊織ちゃんはぐっすり
眠っていたそう。

「退院するときおおきかった服が今はちょうど良くなりました。
最近はよく笑い、おしゃべりしてます。お風呂は毎日ヨウタサンに入れて
もらってます、一緒に入るのが楽しみだそうです。
この前うちでお友達と遊びました。早くみんなでお外で遊びたいなぁ。」
                      ニャンタママ

栄養指導 2004,9,11

家光クリニックにて、栄養士さんのアドバイスを受けました。

3日分食べた物を夫が記入し提出しましたが・・なんとまぁ随分オーバー
しておりました。献立以外のものが予想外に多いのです。調味料の味醂
とか黒砂糖とか、果物、蜂蜜などなど。 それに 間食!

優しい栄養士さんは「おほほほ・・でも、正直に書かれて・・」と。
1日の摂取量2000kcalの食事の目安を教えていただきました。
果物はりんごでしたら、1日半分まで、蜜柑だったら2個までです。
4倍位食べておりましたから、大変です。

先生もスタッフの方も「長く付き合ってゆく病気ですから、頑張りすぎ
ないのがコツですよ」と。ま、そういうことですね。

月並能 2004,9,12

「宝生能楽堂にて1時より」 に出かけました。

「経政」つねまさ 動きのある切れの良い舞で、
声も聞き取れて嬉しい。お囃子、地謡も美しいと思いました。

「棒縛」狂言 面白い
棒縛り、後ろ手に縛られても、主の留守にやっぱりお酒を
飲んじゃう陽気なお話しです。 
♪ 月は一つ 影は二つ みつ(三つ・満つ)潮の 夜の盃に
 しゅ(主・酒)を乗せて 主とも思わぬ 内の者かな

「柏崎」かしわざき
狂女物です。寺井先生がシテ。こういう切々と・・というのは、
苦手。眠くなる〜〜。しかし、後半の烏帽子と直垂の衣装での
お姿はやはり美しかったです。

「黒塚」くろづか
里女から般若面を付けた鬼女へ 必死で祈る山伏たちとの掛け合
い、動きがあって面白い。ヤッホヤッホ ホッホッホッホとお囃子が
聞こえました。

またまた休憩中に、自販機のそばでコーヒーを飲んでいる叔父発見。

死刑 2004,9,14

2001年6月8日、大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で
児童8人を殺害、2003年9月27日死刑判決を受け確定した
宅間守に、今日死刑が執行された。

死刑制度に私は賛成です。
 「あなたがたは、死刑に当たる罪を犯した故殺人の命のあがない
 しろを取ってはならない。彼は必ず殺されなければならない。」
                (民数記35章31節)

神は律法の中で、死に値する罪を犯した者に対していかなる憐れみも
示してはならないと語られています。法と秩序を破壊する悪を許容し
てはならないのです。悪に対する不変の裁きが基にあって、新約聖書
の語るキリストの贖いの意味があります。

神の前に人間は皆律法違反者で、真の裁きと赦しは、神の領分です。
そして、人間の本分は秩序を守り、法を正しく実行することです。  
死刑廃止を訴える人は、むしろ、神の領域をおかしていることになる
と思うのです。


新米 2004,9,20

 出雲より来し新米の香り満つ

青々と風になびいていた島根の稲は刈り取られ、今ここに。
労せずに美味しい新米をいただく、申し訳なしありがたし。

お見舞いとお墓参り 2004,9,23 24

早めに出て母を迎えによって、それから須走のお墓に行きました。
娘も一緒に行けて母もよろこんでくれました。

実家母は一人暮らしにもなれて、よく頑張っています。重たい物の
買い物と、お掃除しにくいところを手伝いしました。 
庭の銀木犀が白い花を付けて香っていました。

夫の実家に行き、病院の姑お見舞いとお墓参りをしました。姑は、
穏やかな人なので、どこにいても落ち着いて暮らしているように
見えます。家に帰りたく思っているのでしょうが、自宅での介護は
難しいようです。

娘を引っ越したばかりの一時入居の社宅に送り、帰宅したトモちゃんと
4人で近くの美味しいお蕎麦屋さんで夕食をして帰りました。

30日 娘、会社の送別会があり、家に泊まりました。
これからしばらくは、読書三昧の生活にはいるらしいです。


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keiko [HOMEPAGE]