2006年03月31日(金) |
この国はどうなるのだろう |
『高校教科書の二極化進む』というニュースが。くわしくはこちらから。 個人的には竹島だの尖閣諸島なんてことに触れる教科書が出てきてほしいなと。まっとうな歴史を日本人に教えるような教科書があればなと。いつまでも特定アジアに押し付けられた、与太もんの歴史を教えない教科書があってほしいと思っていました。 が、しかし、それ以前の問題のようで。 『学力が高くない生徒向けの教科書の場合、数学1で平易な足し算や引き算から始めるものや、英語で単語の発音に仮名を振るものが増加。学力差の拡大傾向を反映し、教科書の二極化が進んだ』とさ。 もし、もーし、高校の教科書ですよね??「平易な足し算や引き算」って、普通なら小学校で終了していませんか??「英語で単語の発音に仮名を振る」って、それって、以前なら中学校までの話ですよね?? 別に、お勉強ができる奴らが偉いとは言いませんが、何か間違ってませんか??今まではお勉強以前の事柄が、お勉強になってしまっているような。高校生になって足し算と引き算ですか。どうやって高校に入ったの??もしかして、通分もできないとか、九九も怪しいとか。 『「発展」盛り込みやイラスト、漫画によるビジュアル化の影響で、理科と数学の全科目で平均ページ数が増加。』とか。イラストとかビジュアル化とか、別に非難する気はありませんが、それに何の意味があるの、文部科学省さん??以前の教科書はイラストもなければ、ビジュアルなんてのもないですよね。それでも日本人の学力は世界でトップでした。 では、「ゆとり教育」とやらや、今のぬるい教育がはびこって、日本人の学力はどうなりましたか?? そう、記事にあるように二極化しているんです。学力的に「優位に立つ者」と、言い難いですが「劣勢にまわる者」と。これが文部科学省の本当の狙いだとは思っていますが。二極化して、治める人間と治められる人間をはっきりしようとしているんでしょうけど。 別に悪い考えとは思っていませんけど。ただし、この日本という国に、『人』以外の資源があればですけどね。この国が誇れるのは『人』という資源以外には何もないような気がします。別に二極化して国が保てるのであれば、正直それでいいと思う。 で、その先は??上下関係がはっきりすると、何かと歴史はおもしろい展開を見せるようなきがしますが。
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