天使のながばなし
maki



 取るに足らないもんだから

クリスマスのライブに来てくれた友達に、
昨日久しぶりに会いました。

10代の頃通ってたボイトレ教室のお友達。
クリスマスのライブがすごく良かったと言ってくれました。
何より嬉しかったのが「まきさん完成って感じ!」って言葉。
10代の頃から何度も私の歌を聴いてるし、ライブも見てるけれど、
そんな言葉は初めて聞いた!
「一時はどうなるかと思ってたけど(笑)」のおまけ付きでしたが(笑)

全部を上手くやろうと思っていた頃。
なんて言われると一番嬉しい?って質問に、
「カッコイイ」と答えていた頃。
変わってるねと言われるととても嬉しかった。
平凡が大嫌いだった。
私はそのように演じていたにすぎない。
今思えばそんなもの大きな影で誰かを威嚇しているようなものだったし、
分かる人にはすぐに分かることだった。
だからいつも怖れていたし、本当の自分が好きじゃなかった。

借りてきてた「アメリカンビューティー」を観ました。
あの頃の私みたいに平凡が大嫌いな女の子も出てきた。
みんながみんな苦しそうでズレてて、
すれ違って傷ついていたけど、本当のことだった。
こちら側から見ればとてもとても小さくて取るに足らない人間。
そうゆう私もあちら側にいるに違いない。
最後の言葉を聞いていたら、何だか泣けてしまった。
いつか理解出来るって言葉。
きっとそうなんだろうな。

そして今日の情熱大陸。
角田光代だった。
読んだことないのだけど。。。
なぜオーラがないのかなんて事をテーマにしていたけど、
とても普通でオーラのないことがまぎれもなく魅力だった。
何度もいろんな小説や雑誌の連載の一部が出てきたけれど、
すごく素敵な言葉ばかりだった。

世の中にあふれる言葉がこんなにも私を刺激するのに、
私はあまりたくさん本を読まない。
読めばいいのに、と今日初めて本気で思った。

自分なんてものは取るに足らないものなんだから、
めいっぱい垂直飛びしたって反復横飛びしたって、
大したことないか。
どんなにやり過ぎたってやり過ぎることなんてないか。


2005年03月20日(日)
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