天使のながばなし
maki



 だから書きます

結局のところ、沈黙の嵐に遭遇してから、
私の心は打ちひしがれたままなんだ。
それをいい加減認めよう。

大型台風や大地震のように、後遺症を引きずってるんだ。
どこから手をつけたらいいかわからなくなって、
復興の見通しは立たず。
心は沈んだまま、もう泣けてくる意味もわからないような状態だった。

でもなぜだろう。
泣いても3秒後にはもう笑っていたり、
あんなに泣いたことさえ、おかしく思えてくる。
思い切り泣いて、すぐ忘れる子供みたいだ。


去年の自分を思い出した。
今みたいな絶望感に似たものを1年近く1秒も欠かさず持っていた。
あの時、搾り出すように生み出されたものは、
たくさんあって、どれもとても美しかった。

だから今も書きます。
疲れていても、辛くても、
やる気がなくたって、書きます。
重くたって重くたって書きま〜す。

2004年11月11日(木)
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