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■ 三ヶ月
8月に読んでた、銀色夏生のつれづれノートの一節。
今、すごく悲しいことがあって 立ち直れないかも知れないと思っている人へ、 私は、三ヶ月だけガマンしなさいと言いたい。 もうこれから先に楽しいことはないだろうと思ってる人へ、 三ヶ月、とりあえず三ヶ月だけ生きてみなさいと。 三ヶ月後のカレンダーの日付けにまるをつけて、そこを目標に。 それだけを考えて生きていくと、いざ三ヶ月たって、 まるの日になった時、いつのまにかまた笑ったり、 夢をもったりしている自分に気づくと思う。 三ヶ月のガマンだ。
そんなことないだろうと、変わってなんかいないだろうと、 どんなに頑張っても、もうずっと同じところを抜けられないのだから、 そう思いながらも、何かにすがるように、私は11月のカレンダーに○をつけた。 だからってそこを目標にもしなかったし、 どう脱出したらいいのかわからなくなってた私は、 日々を何とか過ごすだけだった。
でも今、私は三ヶ月前とは違うところにいる。 たまたまこの三ヶ月にキッカケが現れたのだろうけど、 確かに私は三ヶ月前より笑うことが出来る。
あきらめないで信じるとゆうことは難しい。 自分の前に続いていた道が、突然暗闇に変わることもある。 その道が眩しくスポットがあたっていればなおさら。 それ以外はすべて暗闇に感じる。 でも本当はたくさんの道があって、見えないだけ。 私のキッカケは、私の道ではない別の道の存在を知ったこと。 もう消えてしまった私の道以外には進む道が見つからなかったけど、 他にも道があることを知って、 その他の幾千の道の存在も信じることが出来た気がする。 その別の道を私は歩むわけではないけれど、 どんな形でも成就し得るとゆうこと。
今は、三ヶ月。半年。一年。一生。 どれだけでもあきらめず、信じていけるだろう。
2003年11月10日(月)
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