日々の駄文。
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2001年11月08日(木) 家庭環境。

うちには子供のような祖母がいます。
昔から何事も横暴で、傲慢で、誰かを女中の様に従えて生きてるような人だったのですが、
最近ではそれに老人性の痴呆症も混じり、手の施しようがありません。

水は出しっぱなし、戸は開けっ放し、時にはガスコンロが付けっぱなし。
人の言うことも自分の言ったことも、自分がしたことも忘れています。
しかし体は丈夫な様で、私以上にモノを食べて、ケロッとしています。
その上、言うことは『イッチョマエ』なのです・・。

小さい頃からこの家庭環境に生まれ育ってきて、
祖母の存在は重たく私にのしかかっていて、
もし祖母がいなかったら、私の人格形成は全く違っているような気さえする。

そんな祖母の息子、私の父、は従順な祖母の家来です。
祖母にとって、優等生で出世頭で、自慢できる大事な大事なかわいい息子。
(↑うちの父はマザコンではないですよっ!)
私はそんな父が大嫌いでした。
本当は自分の母親のことを嫌いなくせに、本人には何も言わない。いや、言えない父を。

しかし先日、そんな父が祖母に面向かって
マジギレしてるのを目の当たりにしました。
普段怒らない父があんなに怒っているのを初めて見て、
ビックリして怖くなったと同時に、なんだか悲しくなりました。
お父さんもいろいろ溜まっているものがあるんだなー、って思ったら
すごく泣けてきました。
私も我慢強い方ですが、父はそれ以上です。
愚痴などこぼさないで、だからと言って、ギャンブルや酒や女にはまるわけでもなく、夫として父としてサイコーにいい人でないかと思います。



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