万談館
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2001年10月08日(月) |
彼女は何故、戦い続けるのか? |
彼女は元々パイロットとして活躍することを夢見ていた。 しかし、男性女性関係なく、パイロットセンスが足りていないこともわかった。 そこに博士が「お前をニュータイプにしてやろう」、軍の命令とは言え、彼女自身強くなりたいと思ったのだろう。 失敗することなどは考えなかった。 そしてサイド6でシオンと出会う。 そのときは恋愛ではないだろうが、シオンを安心できる相手として見ていたライザは以後、集中力を無くしていく。 博士はそれがシオンとの恋愛感情だと思い、彼女は失敗作として捨てた。 彼女も自分は強くなれないことを思い知らされただろう。 そこにシオンの手助けがあって、早く立ち直ってエゥーゴに参戦した。 ・・・それは何故? 彼女はパイロットとして訓練を受けているが、それは普通のパイロットとしてだ。 エゥーゴは人手が足りないが、他の仕事に就くこともできたはずだ。(オリヴィアのように) たとえシオンが止めても、パイロットを希望する。その理由が知りたい。 ここで考え方を変える。 マクロスのミリアはどうだっただろうか。 ミリアはメルトラーディ軍の中でエースだったが、マックスの戦いで自分より強い存在を知り、マックスに引かれていく。 それが愛となり、一緒に闘うまでに時間はかからなかった。 ライザはどうか?シオンがパイロットであること、エースであることは関係ないはず。(戦争が終わるまで知らなかった) では、シオンのためか? マーシャは自分が特別な存在でないことで、特別な存在を探していた。 最初はリヒターであり、次はシオンである。 彼女は特別な存在が死ぬよりは自分が死んだ方が良いと勘違いして、死んでいった。 (本当は誤りなのだ。このガンダム世界では) ライザはそんなことは考えていない。シオンをかばって死ぬことなど考えていない。(そう断言できる。) ・・・・・・・・・・。 スペースノイドの云々で戦うつもりも少ないだろう。 ・・・・・・・・・・。 自分のプライドとか、そう言ったものの可能性は少ない。 ・・・・・・・・・・。 目的を無くしている?エゥーゴの家族のような暖かさに寄ってきた?パイロットとしてたよりにされて嬉しい? ・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・。 決まった。 目の前の人を助けたい。それだけだ。 自分が人を助ける手段としてMSに乗れる。それが彼女の行動指針になっている。 (今まであげたやつは、彼女の中にありそうな思考であり、決して理由付けの0%ではない。)
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