昨日の日記「ブラザーフット」に続き 「兄妹愛」について話したい
いや「愛」などというおっとりした話ではない
「血」というか「絆」というか もっと激しいものです
ブラザーフットでは弟を自国に殺されたと思い込んだ兄が
狂人と化し復習するかのように北の軍に入り韓国軍を攻め
その事を知った弟は兄に自分の生存を知らせる為 そして
兄を救い出すために北の軍へ向かい
38度線の激しい戦いの中で兄を見つけるという
まったく そんな都合のいい展開はさすが映画だなと述べましたが
えっ? そんなに詳しく書いてなかった? あはっ(^△^;)
が しかし
あり得るんですよ
考えてみたら 身内にそんな信じられない事があったんです
それは私の兄妹の事ではなくて 他ならぬ 夫の兄妹のことです
私は夫の兄妹が恐い!
義妹に関しては恐いというより
逆らいたくない 関わらないようにしようとか努力してるが
まあ その話は置いといて。。。。←おいっ
またいきなりだけど 北海道は広い!
ちょっと街から外れると 樹海のような山々か
地平線まで続く田んぼや牧草畑にいも畑である
その広さは北海道に来た人でなければわからないかも知れない
いや だからね 広いんだって
もし兄妹がチリヂリに散らばったら 果たして再会出来るのだろうか
と考えて欲しい かなり強引な話の展開だけどさ (^^;ゞ
この広い北海道に兄妹がそれぞれ遊びに出かける
事前に何処へ行くとか計画があるとか そんな話しもなく
当日出かける連絡もなく まして携帯電話も持たず
ここ2年くらい音信不通であったり。。。。
住んでいる街だとか 実家の付近でもなく
そんな兄妹が 偶然にも。。。。 ばったり会うことが出来るだろうか
会えるんです
夫の兄妹は。。。。。
恐ろしいぐらいに血が呼び合うです
以前に私達一家は旭岳の麓である天人峡に1泊の予定で出かけました
天人峡とは旭川市から野を越え山を越えてさらに山の中にある滝と温泉の桃源郷
大雪山系にある とにかく山ん中
途中の道は山道でクネクネ もちろん山の中だから旭川を出て少ししたら
樹海が続くのです ←地元の人にしたら オーバーかな。。
その樹海の切れ目にある川にかかる橋を私達の車が差し掛かったとき
「あっ サブだ!」 と夫が叫びました
サブとは夫の弟(兄妹の3番目)のことで
当時旭川に住んではいたけど その所在はいるんだかいなのだか
どんな生活をしているかも よくわからない状態でした
その弟の名を山の中で叫ぶとは いったい何事が?
いったいどうしたのかと思ったら 川の土手に弟の車を見つけたというのです
そして弟が川で泳いでるとも言い出したのです
川で泳いでるって。。。。まさか この山の中で しかも小川じゃなくて
適当に大きな川で 人っ子一人いない 秘境のようなところ
まして なんで弟がこんなところにいる訳?
狭い街ならあり得るかも知れないけど こんな遠くではありえない 絶対ありえない
でも 目をこらして川下の方を見ると 確かに人が川で泳いでるのが見えました
だけど まさか。。車だって同じ色とか車種じゃないの?
普通はそう思いますよね しかし夫は直感的に弟だと認識したのです
その弟の車とおぼしき車に近寄って中を覗くと 夫はさらに確信し
背丈まである草わらをかき分けて川にたどり着き
大きな声で「おーい サブー!」と何度も叫び
川で泳いでた人物を引き寄せたのでした
いや〜 私には考えられない こんなところに兄妹がいることも
山の中だと言っても 弟の名を恥ずかしくもなく大声で叫ぶなど。。。
もし人違いだったらと考えたら 私には絶対出来ない!
大声で呼ばれて川から上がってきたのは
やはり 紛れもなく弟でした そして驚くことに弟の第一声は
「あれ〜 あんちゃん?」と大して驚くことなく普通の問い
いったいなん何だ?もしかして 知らなかったのは私だけで
この兄弟は最初からこんな川の中で待ち合わせしていたのか?
まあ普通だったら こう思うでしょ
しかし 本当にこの兄弟は偶然にも山の中で それも川で再会したのです
いや〜 驚きましたよ
なにが驚くって こんな山の中の川で泳いでるのが 30をとうに過ぎた弟かと思ったら。。。。
はっきり言って 薄ら寒い物まで感じました ←おいっ
断っておきますが 昭和の初めの話しでも中でない 平成に入っての話ですからね
ちなみにこの日の夜は天人峡の旅館に弟も一泊しました
もちろん私のサイフからだと言う事は説明するまでもありませんけどね
この時はもの凄い偶然だと思っていましたが
先日カミフ(上富良野)へ行ったときの事
夫がお腹が減ったというので途中の芦別で「庄村うどん」に寄りそこから出る時
また「アッコだ!」と妹の名を叫んだのです
もちろんこの日 私達がカミフに出かけるなど誰もしりません
と言うより 行き当たりばったりで出かけてきたのですから
私達自身だって行き先などここに来て決まったようなもの
妹は子どもたちと母を連れ 芦別のさくらんぼ園へ来ていたのです
まあさくらんぼの季節だからそれもありなんですが
だけどね さくらんぼ園は入場料を払えば食べ放題なんですよ
その食べ放題をあの妹一家が腹八分目で出てきたとは絶対考えられません
お腹いっぱい元を取ってさくらんぼ園を後にし
出口すぐにあるこの店に入ってきたんですから。。。普通では考えられません
二日前にも夫が朝 出社するとき偶然にも滅多に街に戻ってこない弟と
道で偶然にあったりしてました
おそらく夫が数年に1度の東京出張も なんの連絡なしに出かけたとしても
羽田空港で夫の兄と偶然にもあったりなんかしちゃうのだと思います
いや この兄弟なら絶対あり得る!
日本の何処にいても 携帯なんかなくても
この兄弟は「血」が磁石のように引き寄せ合って再会を果たすのだと思います
そんな夫の兄弟を見て
他人の私は羨ましいを通り越して。。。。やっぱり恐いです
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