〜 女房の呟き 〜
■□■



 羽虫と流星

俯くキミ。
その目の下に何を見る?
日々の小さなわだかまりかい?
羽虫のような。

微かに唸る羽音が、キミの耳を支配する。
キミの世界が、羽虫に支配されていく。
耳に詰まった羽虫達が、キミの憂いを深くする。
たかが羽虫とは思えないだろう。


いいさ、仕方ない・・・


ただね、夕べ、空には星が降ったヨ。
光年の距離の彼方。

2001年11月19日(月)
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