私は立ち上がる。空を仰いで深呼吸をしてまっすぐ前を見つめる。そして新しい一歩を自分の足で踏み出す。目的地は思いのほか遠いのかもしれない。もしかしたら、目的地に着く前に朽ち果てるかもしれない。それでも、私は歩きださずにはいられない。キラキラした宝物をたくさん見つけるために。