ひっそりと、徒然なるままに

2004年11月13日(土) ホシを見失う。

今日は、午後から娘と図書館に行った。娘は児童書のコーナーへ、私はお料理関係の本棚の前で通路に背を向けて本を読んでいた。すると誰かが私の後ろを通りながら、軽くぶつかって行った。

一瞬、私のお尻にぶつかって行ったような気がしたのだが、特別気にも留めず そのまま、本を読んでいた。暫くして また私の後ろを誰かが通り ぶつかって行った。でも今度ははっきりと お尻にぶつかって行った気がした。

えぇっ?と思い 通り過ぎたその後姿を見ると、中年の男性。ちょっとー。こんな所でよくも人のお尻を触ってくれるわねぇと、怒りを覚えつつ、今度は通路に背中を向けないように 立って本を読む。今度来たら 睨み付けてやるから。

でもそのうちに他の人達もやって来て、私も本探しに夢中になってしまい、つい通路に背中を向けて立っていた。すると、忘れた頃にまたもや ぶつかるふりをしながら、誰かがお尻に触った。え゛ぇーっ?やっぱりさっきの中年男性だ。

もー、ぐーやーじぃー(泣)って言うか、同じ事を三度もされてる私ってバカ?私はその男性の後を追った。するとちゃっかり、あっちを向いてイスに座っている。今度ホシ(←男性)が、動いたら 現行犯で逮捕してやるくらいの勢いで、本を読む振りをしながら、おとり捜査を始めた。

暫くするとホシが動き出した。私は横目でチラと見た。ホシは何となく こっちに気付いている風だった。少し間を置いて ホシの後を追うもホシはどこにも居ない。チッ。逃げられたか。(ここで、太陽に吠えろのテーマが流れる)「すいません、ボス。 ホシを見失いました」と心の中でつぶやく らむりんであった。

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