昨日も買い物の帰り、あたりはすっかり暗くなってしまった。娘と道を歩きながら、なんとなく天狗が出て来そうな雰囲気だったので『天狗の歌』を歌いたくなった・・・(ってえっ?
天狗の歌とは、昔私が小学生ぐらいの頃 弟をからかって恐がらせようとして作った歌である。歌詞は、「てーんぐぅー、てんぐぅーー、てーんーぐぅー、てんぐぅー」のみ。でも自慢じゃないけどメロディー恐いよ。
で、帰り道その『天狗の歌』をちょっと歌って娘を恐がらせようと思ったのだが、知らない人がそばにいたら とても恥ずかしいので人が居ない所で歌うのだけど、なかなかどうして。結構人がやって来る。
「てーんぐぅー・・・」と歌うと・・・マズイ、後ろから人の気配が。仕方なく止める。そんな感じなので 歌を最後まで歌い切れない。娘は「なに、それただ、『てんぐー』って言ってるだけじゃん」などと バカにする。
ちっ。これはどうしても、フルコーラスで歌ってやる必用がある。この歌の産みの親として、娘にこの歌の恐さを思い知らせてやるのだと思うのだけど これから恐いよって時に人が来るんだものなぁー。もぉー。
その時、人が途絶えた。よし、フルコーラスで歌うぞと歌い始めたけど、今度は何故だか 笑っちゃって歌えない。なんかー、すっかり楽しい気分で家に着いちゃった らむりんであった。
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