昨日は土用の丑の日。ダーリンが鰻を食べたいと言うので 鰻を食べることにした。炊きたてのご飯に 鰻のタレをチョロリとかけて その上に温めた鰻をのせて 食べた。久しぶりに食べた鰻は美味しかった。鰻はたまに食べるから美味しいのだと思った。
イヤ、たまにではなくても 美味しいけどね、たまーに食べると そりゃ美味しさも倍増だ。どうせ食べるなら 美味しく食べたいから たまにが良い。(←庶民の言い訳
でも 私が一番美味しいと思った鰻に まさるものは まだ出逢ってない。それは、娘が生まれる前に ダーリンと二人で 伊豆方面に旅行に行って その帰りに三島に寄った。行き当たりばったり夫婦の私達は「そうだ、三島大社に行こう」という事になり 駅から30分ほど歩いた。
その帰り 三島大社のすぐ近くに 鰻のお弁当屋さんを見つけた。年配の女性が切り盛りしているらしいその小さな店で 私達はそのお弁当を買った。お昼ご飯は食べた後だったし、夕飯にはまだ早い時間だったのだが その匂いに誘われて買ってしまったのだ。
そして、また 30分の道のりを歩いて駅へ向かった。電車に乗ると 鰻の美味しそうな香りの誘惑に耐え切れず 電車が走り出すと同時に まだ温かいお弁当を食べた。それが 物凄く美味しくて ダーリンと私は夢中で食べたのだった。
どんな風に美味しかったのか?と聞かれても 正直もう忘れかけている。ただ美味しいと思った気持ちだけ、残っている。多分 私にとっては どんな鰻を食べたとしても あの時偶然 食べた鰻に勝るものはないだろうなと思う。なんか うまく説明できないけど・・・多分。
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