相変わらず　引越し準備が進まない。何だかんだと昼間、用事があるもんだから仕方ない。相変わらずと言えば　私の携帯。（すごいこじつけー）どこが相変わらずかと言うと　全然鳴らない。鳴らないから存在すら忘れている。

その『鳴かずの携帯』を持って　この貴重な時間を割いて　娘を耳鼻科に連れ行った。そして、診察が終わったその時に「チャラリーララ、チャラリラララー♪」とチャルメラの調べが。おー、この時期　何故か恋しいチャルメラ。どごぞにチャルメラが来ているの？アレェ？　気のせいか私のバックの中から聞えてくる。

そうか、バックの中にチャルメラさんが来たのね。じゃ、醤油一人前。ネギたっぷりでね・・・ってオーイ。と、言うような一連のボケ突っ込みをかまそうかと思うくらいに　気まずい沈黙。看護婦さんの視線が痛かった。

メールの着信をチャルメラにした事をちょっと　後悔した瞬間であった。そこで医療機関に訪れた時の一句「鳴かずとも、電源切ろう　忘れずに」

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