ひっそりと、徒然なるままに

2003年11月25日(火) 捨てる勇気

引越し準備を始めた。普段使わない食器を詰めてみる。お客様用のコーヒーカップやら、飲みもしないブランデーグラス、水割り用グラスなど、半分以上の食器は 食器棚の飾りみたいに納まっていた。食器を詰めながら ダーリンに「今 詰めている 殆どの食器は使ってないよー」と言うと「じゃ、処分すれば?」って言われた。

嫌だ、絶対に捨てないんだから。だって 食器って自分で気に入って欲しいと思って買ったものだから 簡単には捨てられない。グラス類は結婚する時に母が揃えてくれた 大事な物だし。(決して高価な物ではないけど)例え一生 ブランデーを飲むことなくても、やはり 処分なんてできない。

じゃあ、○マザキのパンのシールを集めて貰った 食器は・・・。うーん。アレはアレで、軽いし 重ねて収納できるから 使いやすいのだ。実は 普段使いの食器の殆どが 貰ったお皿である。自分で買った 食器は、一つ、また一つ割れて 無くなっていくのに対し 貰ったお皿達は、割れにくい材質なので ちょっとやそっとじゃ割れやしない。それに ただで貰った物でも 長年使っていると 愛着も沸いてくるし。やっぱり 捨てられやしないよ、とため息をつく。

物を捨てるのって、捨てる事によって 自分の一部まで 無くなるみたいで 怖い。でも 捨てたとしても 別に 何も変らないのかもしれない。それを確かめる 勇気がない らむりんであった。

↑日記才人の投票ボタンです。押して頂けると と〜ても 励みになりす





 < 過去  目次  未来 >


らむりん [MAIL]

My追加