女房様とお呼びっ!
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2003年03月24日(月) イリコと剃毛 #2

ちょび髭腋毛の一件から半年ほど経ったある日、私はあることに気付いた。
その時イリコは四つん這いで尻を高く掲げ、私は後方からそれを眺めていたのだが、
尻のあわいがやけに綺麗なのだ。金玉も尻穴の周りもつるつるに剃り上げられて、まさに私好み。
思わず「いいねぇ」と嬉しい声が出る。「やれば出来るじゃん?」

それに応えて奴は何か言おうとしたのだが、
尻穴を晒す羞恥に咽び、剥き出しになった皺をなぞられ、引き伸ばされるうちに、
そちらへの反応に忙しくなり、”やれば出来た”剃毛を誇る機会を失ってしまった。
尤も私としては、出来て当然の剃毛次第を聞かされても、殊更に感心もしなかったろうけど。

それでも奴としては、きちんと出来た自分を主張したかったらしく、後日のメール。


> 言いつかっておりましたので、この日は入念に剃毛を施してまいりました。
> 遅ればせになったことをお詫びいたします。
> 結果につきまして、お褒めいただき感謝しております。
> 鏡を下に置きまして、またぐような格好になりまして剃刀を使っております。
> 今度は、もう少し広範囲にきれいにしてまいります。


これを読んで、私はやっぱり”何をいまさら”と思ったのだけど、
その直後、とある記憶が呼ばれて、噴き出してしまった。

・・・・・。

実のところ、イリコはかなり毛深いほうで、
初めて奴の裸体を見たときに私は愕然としたものだ。
奴が並みの素材なら、即刻NGを出していただろう。
が、奴のその他の部分に並外れた魅力を見てしまえば、もぅそこには目を瞑るしかない。
というか、奴に惹かれる一心で、毛なんて剃ればいいんだし・・と合理化してみたのよね(笑

ただ奴の場合、”剃ればいいんだし”と軽くあしらえる程の毛並みではなかった。
首下までびっしりと胸毛が覆う。陰毛は言うに及ばず。
それを剃ってしまうのは、いくら私の希望とはいえ、奴には相当の抵抗を呼ぶはずだった。
しかし、天は私に味方した(笑。思いがけず、早々にこれを果たすことになる。
人生万事塞翁が馬。

てのも、奴が犯した例の理不尽な仕打ちを濯ぐ手段にしようと思ったから。
つまり、お仕置きとして剃毛を施そうと思い立ったのだ。頭を丸めるつもりで体毛を剃られよと(笑。
我ながら無茶な言い分だと思うけど、一方で一挙両得の思いつきにほくそえんだのも確かで。
あぁ、間違いなく私は地獄に落ちるわ。

・・・・・。

お仕置きの日。私は山ほどの剃刀を散らかして剃毛に勤しんだ。
奴ほど広範囲に多毛だと、本当に骨が折れる。途中でイヤになったくらいだ。
大体私は剃毛をしてやる自体、あまり好きではない。S側のかたの中には好む人もいるけどね。
それでも、お仕置きだから頑張った。
いや・・・快適な環境作りのために頑張った、と言うべきか(笑

その後日、奴に小さな鏡と際ぞり用の刃渡りの短い剃刀を与えた。
奴が、今日を限りに私の奴隷になると誓った日だ。首輪だのなんだの諸々のお道具とともに。
そして、今後私の前に出るときは、体毛の処理をしといてねと頼んだ。
こないだは私が剃ってやったけど、股間はこうして剃るのよと用具の使い方まで説明した。

・・・・・。

それが、「やれば出来るじゃん」を遡ること一年半前の記憶。
ナンダカナ・・・たかだか股の毛剃るのに随分かかったものだと呆れる。
まぁ教わったこと自体、奴は忘れてたんだろうけど。
いや、私でさえ忘れてたんだから、大きなことは言えないね(笑。

にしても、つくづく、何かが出来るようになるには暇が要ると改めて思い知った次第。


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