女房様とお呼びっ!
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2002年04月26日(金) |
98.04.05記す |
「 わかっているけど、だって・・・」 「 そのとおりりだけど、だって・・・・」
そんなふうに、無茶を言いたくなる時があります。
そして、それを、誰かに聞いてもらいたい。 その誰かが、解決してくれるとか、説得してくれるとか、 そんなこと、ひとつも期待していない。 期待するどころか、そんなこと言って欲しくない。
自分の気持ちの中で起こっている葛藤を、 自分の中に置いておけなくて、誰かにぶつけたい。 ぶつけてるからって、その誰かが悪いとか、そういうことじゃない。 ごめんねって思いながら、でもやめられない。
だから、どうか許して欲しい。 仕方がない子ねって、そのまま聞いてて欲しい。 そのままで甘えさせて。 こんな自分を、笑わないで。 怒らないで。困らないで。無視しないで。そのままでいて。 せめて、このひとしきり。
そしたら、きっと、また元に戻るから。 ちゃんと出来るから。
◇
つい最近、身近な女友達に、 私は、だだっ子のように、訳のわからない話をしまくりました。 充分に聞いてもらって、全くこの子は…と笑って言われて、 そしたらナンダカ嬉しくて、憑き物が落ちたような気持ちになりました。
「だだをこねる」とはこう言うことか。 今更ながらの気づきと驚きと、友達に対する感謝で胸が一杯になりました。 そこに、彼女の愛を感じました。
思えば、小さな頃から私は、すぐに拗ねたり、ふくれたりする子どもでした。 親がいくららなだめすかしても、いよいよ頑固に拗ねまくり、 やがて、「勝手にしなさいっ」と親は言い捨てて、一方的にその幕が下ろされ、 私は、ひとり取り残されたような気持ちになったものです。 その結果、親に甘えることの下手な、素直でない子どもが出来上がりました。
甘えるのが下手な人間は、当然、甘えられるのも苦手です。 どうすればいいのか、わからないから。 下手と苦手を克服できず、 甘えるのも甘えられるのも、なるべく避けて生きてきました。
でも、これって良いなあって初めて思いました。 私にとっては、スゴイ発見です。
あなたにはもう解っていることでしたか。
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