女房様とお呼びっ!
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2002年04月26日(金) 98.04.05記す


「 わかっているけど、だって・・・」
「 そのとおりりだけど、だって・・・・」

そんなふうに、無茶を言いたくなる時があります。

そして、それを、誰かに聞いてもらいたい。
その誰かが、解決してくれるとか、説得してくれるとか、
そんなこと、ひとつも期待していない。
期待するどころか、そんなこと言って欲しくない。

自分の気持ちの中で起こっている葛藤を、
自分の中に置いておけなくて、誰かにぶつけたい。
ぶつけてるからって、その誰かが悪いとか、そういうことじゃない。
ごめんねって思いながら、でもやめられない。

だから、どうか許して欲しい。
仕方がない子ねって、そのまま聞いてて欲しい。
そのままで甘えさせて。
こんな自分を、笑わないで。
怒らないで。困らないで。無視しないで。そのままでいて。
せめて、このひとしきり。

そしたら、きっと、また元に戻るから。
ちゃんと出来るから。





つい最近、身近な女友達に、
私は、だだっ子のように、訳のわからない話をしまくりました。
充分に聞いてもらって、全くこの子は…と笑って言われて、
そしたらナンダカ嬉しくて、憑き物が落ちたような気持ちになりました。

「だだをこねる」とはこう言うことか。
今更ながらの気づきと驚きと、友達に対する感謝で胸が一杯になりました。
そこに、彼女の愛を感じました。


思えば、小さな頃から私は、すぐに拗ねたり、ふくれたりする子どもでした。
親がいくららなだめすかしても、いよいよ頑固に拗ねまくり、
やがて、「勝手にしなさいっ」と親は言い捨てて、一方的にその幕が下ろされ、
私は、ひとり取り残されたような気持ちになったものです。
その結果、親に甘えることの下手な、素直でない子どもが出来上がりました。


甘えるのが下手な人間は、当然、甘えられるのも苦手です。
どうすればいいのか、わからないから。
下手と苦手を克服できず、
甘えるのも甘えられるのも、なるべく避けて生きてきました。

でも、これって良いなあって初めて思いました。
私にとっては、スゴイ発見です。


あなたにはもう解っていることでしたか。


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