ぶつぶつ日記
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2006年10月07日(土) のんきな光景

カイロにいた時のことです。
私が住んでいたのは、ザグーザという地区。
ちょうど四つ角のところに建っていたアパート。
それなりににぎやかなところだったんですけど、
さすがに、夜中の1時を過ぎると静かになる。
ところが、ある日の夜、
かなり大きな声で話をしている男性の声で目が覚めました。
時計を見ると、夜中の3時!
そして全然話が終わりそうにありません。
よく聞いてみると、なんか奥さんの悪口を延々と言っている・・・。
いい加減にせんかい!
と思い、窓を開けてみたところ・・・。
周囲のアパートのいろんな窓から、
下を見下ろしているらしき人影。
極めつけは、カイロ大医学部(日本で言ったら東大の医学部)
の医学生である大家さんの息子さんまで、
窓を開けて頭を出して見物していた!
笑えました。
そして、いつの間にか腹が立っていたことも忘れました。

夜中に騒いでいた人を注意した人が殺されましたね。
なんていうか・・・。
注意もできない世の中って怖い。
そして、カイロでののんきな生活を思い出しました。


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