ぶつぶつ日記
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カイロにいた時のことです。 私が住んでいたのは、ザグーザという地区。 ちょうど四つ角のところに建っていたアパート。 それなりににぎやかなところだったんですけど、 さすがに、夜中の1時を過ぎると静かになる。 ところが、ある日の夜、 かなり大きな声で話をしている男性の声で目が覚めました。 時計を見ると、夜中の3時! そして全然話が終わりそうにありません。 よく聞いてみると、なんか奥さんの悪口を延々と言っている・・・。 いい加減にせんかい! と思い、窓を開けてみたところ・・・。 周囲のアパートのいろんな窓から、 下を見下ろしているらしき人影。 極めつけは、カイロ大医学部(日本で言ったら東大の医学部) の医学生である大家さんの息子さんまで、 窓を開けて頭を出して見物していた! 笑えました。 そして、いつの間にか腹が立っていたことも忘れました。
夜中に騒いでいた人を注意した人が殺されましたね。 なんていうか・・・。 注意もできない世の中って怖い。 そして、カイロでののんきな生活を思い出しました。
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