ぶつぶつ日記
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またまた書評です。 この話は戦火のイラクで本当にあった話。
バスラの図書館員ーイラクで本当にあった話ー ジャネット・ウインター 晶文社 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794920423/250-0135595-8552219?v=glance&n=465392
イラクの古都バスラの中央図書館には、 歴史ある蔵書も含め3万冊の本がありました。 その本を、戦火から守る女性の話です。 本当に短い話ですが、 本を愛する者は誰でも、 胸がいっぱいになってしまうでしょう。
本好きの人にはぜひ読んでもらいたいです。 というか、買っていただきたい。 この絵本の利益の一部は、燃えてしまったバスラの中央図書館を 再建する手助けに使われるそうです。 アメリカという国は好きではありませんが、 その中でも、色々な活動をする人たちがいて、 そういうことをする、出来るという意味で、 アメリカは大したものだと思わせられます。 この本自体、全米図書館協会がバックアップしているようですね。
いつか、再建されたバスラの中央図書館に行ってみたいです。 一日も早く、イラクに平穏が取り戻せますように。
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