ぶつぶつ日記
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平和な世の中でも、臓器を提供すること自体に嫌悪感を持つ人も多い。 そんななかで、自分の子供が、占領軍の兵士の銃に倒れた時、 その占領国の人たちへ、死んだ息子の臓器を提供できるだろうか?
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200511070075.html
パレスチナを巡る状況は一向に良くならない。 明るい兆しさえない。 難民生活は、すでに3代目に入っており、 失業率90%という話さえある。 そんななか、銃で撃たれた11歳の息子の臓器を 父親はイスラエルの病院に提供した。
世の中は、常に絶望ばかりで、 一体その絶望を、どうやって追い払っていいのかわからない。 けれど、その絶望の只中にいる人が、 時として、清冽な希望と言う光を放つ。
私たちは、それにすがって、未来を夢見る。
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