| 2026年07月27日(月) |
定時制通信制大会準々決勝 横浜総合−長尾谷 |
全国高校総体のいわき遠征からの帰りは基本的に東京から大阪まで鈍行を使う。正確にはJRの切符がややこしくなり、東京・熱海間を在来線(JR東日本)と新幹線(JR東海)で異なる切符になってしまい、新幹線ルートのほうが微妙に安く、ラッシュ時に在来線グリーン車を使うくらいならば、新幹線のほうが手っ取り早い。そういう事情で熱海まで新幹線を使った。そしてなぜか切符が曲がって自動改札機を通らなくなり、面倒なことになった。
さて、鈍行でまっすぐ帰ってもいいのだが、この日は清水で定時制通信制高校大会の準々決勝・準決勝がある。草薙陸上競技場、球技場で10時から準々決勝、15時から準決勝だ。したがって準々決勝に行く。陸上競技場では大阪府代表の長尾谷高校というのもある。
定時制高校について。全国に640校ある高校で、主に中学を卒業して就職せざるを得ない人を対象に、多くは4時間制で、仕事の関係から夜間定時制、つまり授業時間が夜間なことが多く、ほかに昼間二部制や三部制がある。4年制の高校が多いが3年制もある。 属性としては不登校経験がある場合が39.1%、特別な支援を必要とする場合が20.1%とされ、心療内科に通院歴のある生徒も9.1%いる。つまり仕事上の都合だけでなく、人間関係の悩みから通う人も多い。もう一つ、外国籍の生徒も多い。
在学生の多くは10代、次いで20代以降は10〜20%、30代以降は2〜3%となって、これが大会で何を意味するかというと、高体連の大会には19歳以下という年齢制限があるが、定時制通信制大会には様々な年齢の選手が参加する。
中途退学者数は約11パーセントでこれは全日制と比べると10倍ほど多い。
一方、通信制高校は一般的には自宅学習が基本だ。 レポート提出、つまり教科書や映像教材をもとに学び、添削を受ける。そして年間10〜30の登校(スクーリング)、そして単位認定試験で学習が進む。 他にスクーリング型やオンライン特化型もある。 通信制高校の生徒数は約29万人以上、そのうち約4割が不登校経験者といわれている。 おもな生徒は
1不登校や高校中退から再出発を目指す人 2芸能・スポーツ活動と学業を両立したい人 3発達特性や精神的課題を持つ人 4社会人や主婦・主夫などの再チャレンジ層
といったところ。この中でフットボール界では2のスポーツ活動が重要だ。つまりJリーグのユースチーム所属選手がトップチームに帯同した際は、トップの練習時間が昼間であるために通信制に転学することが多いのだ。そして近年高校サッカー界では、つまり高体連では広域通信制高校がサッカーの練習時間をたっぷりとれるから高体連加盟が認められれば、急速に台頭している。最初の例が長野県の地球環境高校、次いで茨城県のウィザス(現第一学院)、そして今夏の沖縄県のKBCである。どの高校も学習面に不安が指摘されているが、そもそも全日制でも授業中は睡眠時間とささやかれるような高校もあり、「生徒の本文は勉強である」という金言は近年疑わしい。
さて定時制通信制高校大会はこういう多様な高校生のための大会である。年齢も国籍も多様だ。
熱海で新幹線を降りて鈍行で草薙駅に向かう。幸いクロスシートに座れた。草薙駅で静岡鉄道に乗り換える。まだ通学ラッシュ時だ。来た電車にさっと乗る。が、これは急行だった。つまり会場最寄り駅を通過する。最寄り駅に止まっている鈍行を豪快に通過していった。仕方ないので次の駅まで行って降りる。鉄道法では確か不作為で行き過ぎてしまった場合の運賃は請求されないはずである。しかし次の駅では改札外に出ないと反対行きのホームに入れない。やむなく運賃を払う。そして草薙運動場前駅まで戻り会場に向かう。どうやら受付もなく、プログラム販売もない以前は売っていた。この大会は運営資金が枯渇していて寄付を募っていて、私も寄付するつもりだったのだが。そしてスタンドに上がると何らかの試合を行っている。実はキックオフが早まったようなのである。すぐにハーフタイム。
全国高等学校定時制通信制大会準々決勝 横浜総合高校−長尾谷高校 7月27日 10時(誤り) 草薙陸上競技場 ピッチ良 晴れ
横浜総合 十番九番 誰々 七番六番五番八番 二番三番四番 一番
長尾谷 十四 十五 七番十一二五八番 六番三番十番誰々 一番
試合のレベルとしては高体連の大阪府大会3回戦くらい。シンプルに敵陣に蹴りこみ追う。技術的にも普通の高校生だ。終了間際にセットプレーから横浜総合が先制して勝った。
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