サッカー観戦日記

2024年11月10日(日) 高校選手権山口県大会準決勝 高川学園−宇部

高校選手権大阪府大会決勝観戦後に大阪南港に向かい名門大洋フェリーに乗る。なんとか個室を確保して新門司港に向かう。翌日の高校選手権山口県大会に向かうためである。山口市の維新で開催されるが、翌朝の新幹線では必ずしも間に合わないのとのんびりしたいからである。夕食バイキングを食べて大浴場に入る。名門大洋フェリーはボディーシャンプー、シャンプー、リンスが馬油仕様でお気に入りだ。そして個室でたっぷり寝る。そして翌朝もレストランで簡易な朝食、つまりパン、サラダ、卵、コーヒーという面々である。「卵が多い、えっぐ……!」などということもない。5時半に新門司港に着き、無料シャトルバスで門司駅に着く。20分。門司駅は実は山陽本線、つまりJR西日本の端っこなので、九州に入っていながらJR九州は全く使わない。この日は試合後に湯田温泉に浸かろうと思っていたので手前の駅で維新に行くため途中下車してから試合後乗りなおしていけるかと思ったが、実は距離が短くて短距離切符扱いで途中下車出来なかった。第一長距離切符でも維新の最寄りの駅も湯田温泉駅も同じ山口市内で途中下車は効かない気がするが。とにかく門司から下関行きに乗り、乗りかえて新山口行に乗り、そこで山口線に乗りかえて、以前は手前の大歳駅からアクセスしたので今回は矢原駅からアクセスした。距離は同じくらい。維新公園手前の道路からは大歳駅の方が近い。線路が大きくカーブしているので、道路からは遠くても公園へは同じくらいの距離である。駅からは道路に案内が書かれていて迷うことはない。Jリーグの行われるメイン陸も山口−横浜FCは大一番だが、私の目当てはラグビー・サッカー場のほうである。高校サッカー県大会も出来れば準決勝・決勝をメインで開催してイベント化してほしいものである。


高校選手権山口県大会準決勝
高川学園高校−宇部高校
11月10日 10時 維新公園ラグビー・サッカー場 ピッチ並み 曇り





高川学園 監督:江本孝
GK
DF 22 柿本陽佑  3年 173 アサンプション国際
   13 沖野眞之介 3年 176 パテオFC
    3 金原知生  3年 174 FC LIBERTA
   18
MF 14
    7 宮城太郎  2年 175 サガン鳥栖唐津
    8 細見颯斗  3年 172 Erba FC
   23 中津海蓮恩 3年 163 バレイアSC
FW 24
   16

記載した選手の番号は決勝の配信で確認した。恐らく合っている。というかプログラム通りなので、恐らくほかの選手の番号もあっているので、あとで宇部も合わせて記載する。

高川学園

二四十六
十四七番八番二三
二二十三三番十八

宇部
十一
十番八番十四六番
十六
三番七番四番二番

決勝の配信を観る限り高川学園はかなりメンバーを落としていた?

宇部は4−1−4−1のセンターフォワード11番が完全に潰されて、立ち上がりすぐ、これは厳しいと思った。8番は技術・戦術・フィジカルがある。実はレノファ山口ジュニアユース出身。勉強で宇部高校を選んだか?つまり進学校か?場内の雰囲気もそれを裏付ける。宇部のエリートは宇部興産に進むのか?まあとにかく、全面的に高川学園が上回ることがすぐに判明し、山口県大会に足を運んだのは等身大というか、山口県では上の方だが、トップ・オブ・トップではない高校を見るためなので、宇部高校を集中的に見る。ちなみに高川学園はサックスブルーの迷彩色で白の番号という、番号を見えにくくしてやるぜ!という悪意があるかは不明だが、少なくともスポーツマンシップを理解していない番号のため、判別できない。近年JFAが取り締まらないことがばれて、こういうチームが増えてしまった。

さて17分、高川学園は左コーナーのこぼれを放り込み中でヘッドで先制。さらに26分にも追加点。宇部高校は全面的に高川学園よりも落ち、関西でいえば和歌山県や奈良県の4強クラスよりも落ちる。中体連も多い。言ってみればちょっと鍛えられた普通の高校生だ。となみに監督さんの河内隆先生は恐らくプロ化前のレノファ山口のOBなのだが。前半は2−0。

さて後半番号を確認したら宇部の右ハーフは6番ではなく9番だ。前半反対サイドだから見間違った?ハーフタイムの交代?

さて後半立ち上がりの高川学園は猛攻を仕掛ける。強豪校の戦い方だ。高校サッカーの強豪校とは前半と後半の立ち上がりに敵陣に素早く蹴り込みペースをつかもうとするものだ。得点を取った直後もそうだ。心の弱いチームやDFが下手なチームはこういうところでやられてしまう。Jユースには通用しないが、まあ未熟な高校サッカー相手ならば。そして狙い通り3点目を取り。3−0とする。後半立ち上がりのラッシュで試合を決めようとする強豪校の戦い方だ。高川学園は同じ右足キッカーなのに右コーナーは16番、左コーナーは23番が蹴る。セットプレーへのこだわりか?後半28分、7の右足左コーナーにファーでドフリーで走り込んでヘッド。4−0。さらに左に展開して切れ込み左シュートで5−0。結局5−0で高川学園が決勝に進出した。
宇部は繋ぐ意識はあったがあまりの戦力差の前に蹴るしかなかった。


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T.K. [MAIL]