2024年01月13日(土) |
滋賀県新人戦準々決勝 近江−八幡商 |
滋賀県新人戦準々決勝 近江−八幡商 1月13日 近江八幡健康ふれあい公園 11時 人工芝 曇
近江 三番九番九五 五五 五九二六 十九七九二番四四 八一
新人戦は準々決勝。全国に出ていた近江はスーパーシードで準々決勝からの登場だ。
観戦記執筆時観戦ノートが見当たらないので大雑把に。八幡商は昨年の滋賀県一部リーグ。つまりそれなりに戦えるチーム。そして近江は月曜日に旧チームが全国決勝を戦った直後の土曜日新チームデビュー。近江はAチームがプリンスリーグ関西1部でBチームがプリンスリーグ関西2部。でCチームが滋賀県1部リーグ。このCチームをどういうメンバーで戦っているか知らないが、下級生チームならば、新チームはそれなりに機能するのでは?と思った。が、どうやらそうではない。この新チームだが、まるっきり昨年度の番号なのか、数字が重い。で9番は全国でもセンターフォワードがつけていた番号だし、2番も全国で右ストッパーがつけていた番号だ。この二人はそのままかもしれない。 さて、近江といえば5−2−3だが、新チームは4バック。そして右サイドバックは大きく中に絞る偽サイドバックだ。左サイドバック19は典型的な左サイドバック。ボランチと44は近い距離間だが、次々にパスカットされ、八幡商エース77番に次々にピンチを作られる。77番はスピード・高さ・パワーで八幡商に優勢の好選手。いつ八幡商が先制してもおかしくない展開。近江は全然機能していない。9番は明らかに能力が高いが連携が全くない 。が、右コーナーこぼれを蹴り込み近江先制。中で競ったシーンはファウル気味だと思ったし、八幡商も文句言っているが、とにかくゴールイン。前半1−0。
さて後半に入り右サイドバックを入れて44番が中盤に。92番がシャドーに。近江は9番が負傷。92番がトップ下に入る。この92番がタレントだった。スピードを生かした動き出しがよく、再三チャンスを作る。さらに守備に難があった44番が周囲と絡み、連携が改善した。つまり後方でのパスミスが激減し、近江が攻勢に出た。また八幡商の前線の運動量が減り、77番が孤立。トップ脇のキャプテン83番は責任感が強いのか、中盤のヘルプを頑張り、77番を孤立させてしまった。ある程度任せないと77番が攻撃にならない。そして後半半ば、近江キーパーが前年度全国制覇時の岡山学芸館平塚仁を思わせる低い弾道の鋭いパントキックで左に開いた92番へ一気のカウンター、ハーフを少し超えた位置で受けた92番がタテに運び中に出しスルーして右寄り7番へ、タイミングも外し決める。2−0。結局近江が2−0で八幡商を下した。
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