サッカー観戦日記

2023年09月03日(日) 北信越リーグ 福井ユナイテッド−アルティスタ浅間の観戦記ではなく、遠征記

サッカーは普遍的スポーツであるがゆえに普遍的価値観でもって運営されている。大会形式でいえばほぼ必ずリーグ戦+カップ戦だ。日本においてはリーグ戦は上はJリーグから下は市のリーグまでつながっているし、カップ戦も必ず全加盟チームが日本一を目指せる大会がある。でリーグ戦だが全国リーグはプロのJ1J2J3とプロアマ何でもありの全国リーグJFLの下に9地域リーグがある。9つのリーグから1リーグに上がるので地域リーグとJFLの間には絶大な差がある。天国と地獄の違いというか。現在全国リーグなし県は福井・和歌山・島根の三つ。正確には男子の11人制サッカーの話で、フットサルを含めると和歌山県だけが全国リーグなし県だが。でとにかく、全国リーグなし県の一つ福井県の福井ユナイテッド優勝を観るべく北信越リーグに足を運んだ。

北信越リーグは現在は福井ユナイテッドとアルティスタ浅間の2強体制である。が、今期はアルティスタ浅間が不調で低迷し、福井ユナイテッドが首位を快走している。リーグ残り2節、直接対決で勝てば優勝、そうでなくとも他会場の結果次第では優勝するホームゲームはテクノポート福井スタジアム開催。

青春18シーズンだし、高槻から湖西線経由敦賀行き新快速に乗り込む。12両編成で近江今津駅で後ろ8両を切り離し4両編成で敦賀に向かう。したがって前4両に乗り込むのだが混んでいる。転換クロスシート車だが、端っこのボックス席に後ろ向きに座る。当然足元は狭い。Covid-19の第9波真っただ中で感染リスクは極めて高いが、メディアとしての社会的責任を放棄したテレビはほぼ報道していない(この数日後にようやく少し報道されたらしい)ので意識低い系の人が多くノーマスクが目立つが、慎重派の私としてはもちろん密閉された車内ではマスクだ。比良山系側に座っているので、琵琶湖ではなく山を楽しみ、近江今津で切り離し作業に群がる人たちを眺めながら近江深部に向かう。敦賀では素早く動いたが、満員の4両編成から隣のホームの4両編成への乗り換えでは当然混んでいる。今度は転換クロスシート部の通路側に座れた。が武生付近から通路に立った極端に背が低い男性が背中のリュックをぶつけてきてひじ掛けを使えない。普通なら注意するのだが、明らかに精神に難を抱えた人なので黙っておいた。福井ではえちぜん鉄道に乗り換える。セミクロスシートで、クロスシート部分運んでいるのでロングシートに座る。終点三国港の一つ手前、三国駅で降りて駅レンタサイクルを借りる。100円。目的地を問われてテクノポートと東尋坊といったら、東尋坊は30分かかる。熱い中やめておいたほうがいい、とのことなのでテクノポートだけにすると伝えた。テクノポートのスタグルが不安だったのでコンビニを探すがぱっと見分からない。九頭竜川を渡って右に曲がるところにコンビニがあり、ハンバーガーを二つ買った。で、産業港としてのテクノポート付近の産業道路もどきをまっすぐ行きスタジアム到着。スタグルは10店くらい出ていた。かき氷がある。北信越リーグは有料で1000円。入場したら観客が多い。後半に分かることだが1226人入っていた。ホーム側に座るが、だんだん端っこに移る。結局ゴールライン外観戦にした。

メモ取ってないのでゲームの詳細は省略。福井ユナイテッドは緊張で不出来という感じではなかったが、立ち上がりに2失点。結局2−3でアルティスタ浅間に敗れた。が、他会場の結果優勝した。記念撮影などもあったが、暑い中ばてていたので撤退した。ハンディカムもっていたので撮影する気ならできたのだが。

再びレンタサイクルで15分。三国駅からあわら湯のまち駅に行き、芦原温泉の外湯に浸かり、さらによく行く福井駅の駅蕎麦を食べた。ここは美味しいのだ。そして帰路に就く。


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T.K. [MAIL]