サッカー観戦日記

2023年01月05日(木) 全日本U−18女子選手権2回戦 メニーナ−ソルフィオーレ

全日本U−18女子選手権2回戦
日テレ・東京ヴェルディメニーナ対SolfioreFC作陽
1月5日 13時半 堺S5 ピッチ良 晴


全日本U−18女子選手権は以前なら高校女子サッカー部とクラブチーム双方参加可能な高校生年代ナンバーワンを決める大会であったが、女子の高体連加盟に伴い全国高校総体に参加するようになり、夏の高校女子選手権が冬に移り、以前から冬開催されていた今大会に高校女子サッカー部が参加できなくなり、冬のクラブチームの全国大会となった。クラブチームの大会はクラブユース連盟主催の夏の大会が新設され、クラブも夏と冬全国大会が開催される。高校とクラブ双方が参加できる全国大会としては今年度新設されたU−18女子ファイナルズがあり、総体とクラブユース選手権の優勝・準優勝が参加する。

さて、クラブ三強には日テレ・メニーナと浦和、ジェフ千葉が挙げられる。関東は三強を追撃しているチームも力をつけてきて、関西ではC大阪も追撃していて夏のクラブユース選手権を制した。が、今大会C大阪は初戦敗退している。一方ソルフィオーレは独特で、つまり作陽高校のBチームがクラブ登録したものだ。今大会ベスト4経験もある。

日テレ・東京ヴェルディメニーナ SolfioreFC作陽
GK 1 ウルフジェシカ結吏 GK 1 中村友梨香
DF 2 柏村菜那 DF 3 宮嶋葵
DF 3 青木夕菜 DF 4 村上和愛
DF 6 朝生珠実 DF 6 松山七菜歩
DF 15 本多桃華 DF 10 齋藤萌珂
MF 5 須長穂乃果 MF 2 笠野伶奈
MF 7 眞城美春 MF 7 竹内あり
MF 11 松永未夢 MF 8 堀江昂央
MF 18 今ゆうり MF 9 八塚唯花 (Cap.)
MF 27 栗田七海 MF 12 北川青空
FW 10 土方麻椰 (Cap.) FW 11 安部美琴
控え選手
GK 16 林心春 DF 19 小野心
DF 12 松岡瑛茉 DF 20 山田乃愛
DF 29 北島景子 MF 13 室井逢愛
MF 13 川口歩奏 MF 14 尾崎海音
MF 14 鈴木温子 MF 15 藤澤光花
MF 31 渡邉柚香 MF 18 遠山夏海
FW 9 樋渡百花 MF 21 阪井奏奈
監督 坂口佳祐 監督 山川莉々加

メニーナ
ウルフジェシカ結吏     05.05.20 177 AC等々力
DF 2 柏村菜那 04。04.15 161 FC中原
DF 3 青木夕菜 08.07.07 164 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
DF 6 朝生珠実 07.10.26 163 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
DF 15 本多桃華 07.06.12 167 日テレ・東京ヴェルディセリアス
MF 5 須長穂乃果 08.07.22 152 日テレ・東京ヴェルディメニーナ

MF 7 眞城美春 07.02.05 160 バディーサッカークラブ
MF 11 松永未夢 06.06.08 155 大沢フットボールクラブ
MF 18 今ゆうり 08.09.02 155 PELADA FC
MF 27 栗田七海 10.03.24 146 落合サッカークラブ
FW 10 土方麻椰 (Cap.) 04.04.13 164 新座片山フォルティシモ少年団



  十番二七
十一    十八
  七番五番
十五六番三番二番
   一番


メニーナは伝統のブラジルスタイル。テクニックは国内最高で全員が止めて蹴るがしっかりしていて自陣から丁寧につなぎ、ドリブルで相手を外し、相手を寄せさせてはサイドチェンジで外す。一方ソルフィオーレは白地に灰色の番号で判別できないが4−1−4−1の布陣でとにかくよく走り、メニーナのパス回しに食らいつき、守勢を必死に耐える。
メニーナはGKが長身で足元もしっかりしていて一目でトップチームのプロ契約に近い選手に近いということが分かる。2番はすごく大胆。同サイドの18番が詰まり気味のところを一気に追い越す。実はトップ昇格内定。3番は確実な技術とフィードがある。大学など上ではボランチかもしれない。6番は一気にオーバーラップして左足クロスがある。利き足はイマイチ分からない。5番は地味ながらほぼミスなく努力で身につく限界まで頑張った選手だと思う。7番はスケール感があり、前線まで上がって攻撃面で貢献し、サイドチェンジも決め、プレーエリアが広い。11番はサイドを突破するドリブラーっぽいがソルフィオーレがあまりに守備に人数を割き突破しきれない。それでも15番を活かす。10番は決定的な仕事をする力がある。トップ昇格。27番は一番上手いがまだ体格がない。

前半メニーナが圧倒的に回し続けるが、ソルフィオーレも必死に耐え、0−0。後半はほぼ観てないが、再度ピッチに来た時には2−0。その後一点を追加したメニーナが3−0で勝利した。なお登録されている大山愛笑はすでに昇格していて今大会出ていない。


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T.K. [MAIL]