2018年05月13日(日) |
高校総体大阪大会女子準決勝 大阪学芸−大阪桐蔭 追手門−大商学園 |
高校総体大阪大会女子準決勝 大阪学芸高校−大阪桐蔭高校 5月13日 9時30分 堺S11 人工芝 土砂降り
大阪学芸 大阪桐蔭 −−−九番−−十一−−− −−−十六−−九番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 十番−六番−−八番−七番 十一−五番−−十五−八番 三番−四番−−五番−二番 三番−十番−−二番−四番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
大阪学芸は保護者がC大阪の宝田沙織になぞらえている選手がいる。2トップはともに強力だったので特定はできなかったが、おそらく11番だと思った。高くて速くてターンの鋭い選手。9番も高くてガッチリしているポストプレーヤー。このFW陣にどんどん収まり、大阪桐蔭DF陣としてはしっかり寄せて自由を奪おうとするが、パワー差がありすぎてどうにもならない。6番は攻守に効いているキーパーソン。10番は突破力があり落ち着かせることもできる選手。7番もなかなか。これに対し大阪桐蔭はレフティーの10番のロングフィードや5番の闘志あふれた守備で対抗。ただ全国的な実績で上回る大阪桐蔭だが、大阪学芸との力関係は逆転したように見える さて6分、大阪桐蔭10番のロングフィード、大阪学芸GKが出るのを躊躇した挙句倒してしまい、PK。しかし5番のPKは左に外してしまう。これは大きなトピックだった。8分には大阪桐蔭9番が裏に走るがGKキャッチ。大阪学芸6番が飛び出し左クロス、カット。更に9番ポストから10番落とし8番シュート、セーブ。決定機。この右CKを2番が右足で担当。19分には大阪学芸2番右クロス、ニアを襲うがキャッチ。以降は大阪桐蔭が引いて守りシュートを撃たせない。しかし32分、大阪学芸11番の右クロスに8番飛び込み決める1−0。9番と11番は起点になれるうえ、片方サイドに開くと、奪えないのでサイドを破られないためには大阪桐蔭は密集して守るしかない。11番はスピードもあるので、どうにも止まらない。
後半について。この日は土砂降りでノート困難だったので。ほとんどとれていません。 後半23分、左クロスを9番ワントラップシュートで2−0。結局、地力に優る大阪学芸が2−0で勝利した。勝負を分けたのは何といっても大阪桐蔭のPK失敗だった。
高校総体大阪大会女子準決勝 追手門学院高校−大商学園高校 5月13日 11時20分 堺S11 人工芝 土砂降り
追手門 大商学園 −−−七番−−十一−−− −−−九番−−十一−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 十六−六番−−十番−八番 七番−六番−−十番−八番 五番−三番−−四番−二番 三番−二番−−四番−五番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
引き続きノート困難の為大雑把に。大商学園は今年もセンターバック陣が強力だ。しかし以前のまずセンターバックから、というチームから攻撃型のチームにシフトしていて、6番の正確なキックや動き出し、9番に納まり左右からクロスを入れる。10分、左クロスを8番ヘッド。0−1。後半8分、(35分ハーフ)、6番の左CKを11番ヘッドで0−2。追手門も必死に攻め込みチャンスを作るが大商学園GK1番の好セーブやバックラインのギリギリの守備の巧さがあり、結局0−2で大商学園が逃げ切った。追手門は確かに強かったが、大商学園3番の動き出しや7番のキレ、5番の正確な右足、9番のポスト、11番の動き出し、10番のパスと個々の能力が高く攻め込めた大商学園に対し、追手門は個々の能力で劣った。
決勝は大商学園が6分4分で優位とは思うが、大阪学芸は個人能力もあるし、基本に忠実にプレーすれば、2トップが強力なだけに勝機は十分あると思う。楽しみだ。
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