2015年10月10日(土) |
雑文:G大阪スタジアム竣工イベント |
G大阪スタジアム(吹田市立サッカースタジアム)の竣工イベントがあったので参加した。5万円以上寄付した人に参加資格がある。私は別にG大阪のファンでもなんでもないが、」関西のスタジアム環境整備のために寄付した。12時30分整列開始ということで、15分前に到着。番号が1万以上あったので、意外に寄付した人が多かったのだな、と。しかも私は1次募集に終盤ギリギリに寄付して3000番台なので、G大阪が苦境になってからの寄付者が多かったのだな、と。12時半に列整理を行い13時30分まで待機。立ったまま1時間潰すくらいどうってことないが、結構退屈ではある。意外に多くの人が来ている。2千人はいるなと思ったが、実際には4千人超えていた。入場開始はスムーズに。階段は鉄丸出しの安っぽさだが、こんなところに装飾かけても仕方ない。入るとネームプレートがあり、和谷の名前も確認した。寄付者が多くてネームプレートは小さなものになったという。人だかりができていて写真撮影は無理だった。そしてピッチを一望。ゴール裏に入る。しっかりゴールラインまで見える作りで、ドルトムントのスタジアムより観やすい。あそこはゴール前ギリギリのプレーが見えない環境だった。コレオグラフィー用の紙が入り、のんびり座って時間を待つ。ピッチには既に芝もあるが根付いているかは分からない。座席別のチケット料金見ると万博陸より格段に上がっているが、まあこんなもんでしょう。メインやバックも観やすそうだ。ゴール裏一段目でも十分見やすいのだから。そして場内のビジョンにはスタジアムが出来るまで、とか竣工式の模様が放映されている。川渕氏が今まで2万人の陸上競技場で日本一を狙うなんておこがましい、これからは本当に日本一を争い、世界を目指せるクラブになる、という趣旨の話をしていた。そして竣工イベント開始。G大阪の野呂社長やJリーグの村井チェアマンが挨拶。野呂社長のコメントは力強かった。そして村井チェアマンは温厚で実のある内容だった。そしてコレオグラフィーを掲示すると竣工何ちゃらと出た。そしてスタジアム内を自由移動。私はバックスタンドが定位置なので、一段目から見ると実に観やすい。観やすさでは埼玉スタジアムを、交通の便では豊田スタジアムを超えた。ある要素を切り取れば日本一のスタジアムであり、日本のサッカースタジアムは仙台スタジアムやフクアリなどが基準になる良スタジアムだが、これは新たに基準が出来たな、という感じ。スタンド最前列下には通風孔もあり、芝の生育も考えられている。バックスタンド上部に行くと、結構な高さだが、カンプノウよりも横から観る角度になっていて、見下ろす感じはさほどないので、選手の判別も容易だ。角度はきつすぎず、緩すぎず、なかなかいい。
そしてアウェイゴール裏も素晴らしい。最上段からでも観やすいし、逆サイドのゴールが近く見える。陸上競技場のゴール裏は極めて観づらい環境だが、ここなら試合を楽しめる。一周してメインを見ると、ベンチがめり込んでいて様子は観づらい。ということは逆にベンチ傍の席は貴重な価値がある。メインならではのメリットはあまり感じないが、観やすいのは確かだ。
先日キンチョウスタジアムの4万人化が発表されたがあの敷地でG大阪スタジアム並のものを作るのは不可能だ。多段式になるのだろうが、いい角度の観戦環境にはならないでしょうね。南長野がJ3クラスのクラブの基準になるとしたら、G大阪スタジアムはJ1上位の基準になればいいと思う。まあこけら落としには行くでしょうが、一度行く価値はありますよ。
交通の便と隣接のエキスポシティも含めた環境については試合開催時にたっぷり確認しようと思う。
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