2015年06月23日(火) |
雑文・大阪府高体連春季ベストイレブン |
夏までに観た選手の中から勝手にベストイレブンを。縛りは特にないが、同じポジションにタレントが集中したためやむを得ず漏れた選手も。
−−−牧野−−武村−−− 長谷川−−−−−−−林− −−−遠藤−−高須−−− 黒川−羽田−−小松−丹羽 −−−−−近藤−−−−−
GK 近藤史也(関大一) データ不明の謎選手。キャッチングが正確で伸びるボールを難なく取り、パンチの判断もいい。とにかくシュートストップの本能に優れた選手。キーパーとして一番大事な素質に恵まれている。
DF 丹羽将太郎(桃山学院) 3年 177/65 セレッソ大阪U−15 突破を封じクロスを上げさせない基本に忠実な守備も光るが、何といっても高速オーバーラップからの右クロスが武器。セットプレーを担当する正確な右足キックもある。
DF 小松拓幹(阪南大高) 187/70 97/04/09 A.C.Sakai 足元のステップワークが怪しいにもかかわらず足元を止める身体能力。ボディバランスが改善されればどれだけ凄い選手のなるのか計り知れない。もちろん空中戦は圧勝できる。 CBは高校生のうちは不器用でも大成できるポジション。楽しみだ。
DF 羽田健人(金光大阪) 185/72 97/07/07 千里丘FC こちらは足元も安定しているCB。完成度という意味では大阪ナンバー1CBだろう。大学でも即Aチーム入りの力はある。攻撃面でもビルドアップに貢献でき、攻守にチームに貢献できる選手。
DF 黒川圭介(大阪桐蔭) 174/66 97/04/13 ヴィッセル伊丹 ポジションは迷ったが、攻撃力のある左サイドバックでしょう。タフにアップダウンを繰り返し、相手スペースを外だろうが中だろうが突くセンス。そして思い切ったシュート。守備を鍛えれば大学でもやれる。
MF 林大地(履正社) 177/68 97/05/23 ガンバ大阪ジュニアユース 今年は右ハーフで突破役を担っているが、タメを作って変化をつけられる選手でもある。前戦でもトップ脇としてやれる気がするが、チーム事情的にプレーに幅がある林が右ハーフになるのだろう。個人的にはJに行ってほしい選手だ。
MF 高須勝也(近大附) 180/74 97/04/18 ガンバ大阪門真JY ロングフィードが目を引く選手。最初観たときはスイーパーで、次はボランチ。使い勝手の良さも買う。長い距離を蹴れる選手は細かい部分はダメだったりするが、この選手は失わない。引き気味のボランチとして展開力を発揮してほしい。
MF 遠藤祐馬(大阪桐蔭) 175/60 97/10/05 プログレッソ十勝 確実なゲームメイクが光るボランチ。前後左右に交通整理し、運動量豊富に動きまくる。決定的なパスを出すメンタリティがつけば凄い選手になれる。まあこのドリームチームでは勝負を決められる選手は揃っているのだが。
MF 長谷川瑠希亜(大産大附) 162/54 98/03/29 岩田FC リズミカルなパスワークに貢献し、突破も出来れば、味方を走らせることも囮になることもできるという使って良し、使われて良しの好選手。レフティーでセットプレーを蹴れるのもいい。大学レベルでやるには何といっても身体づくりが課題だろう。
FW 牧野寛太(履正社) 169/60 97/06/02 ガンバ大阪ジュニアユース ドリブルで左からカットインしての選択肢が豊富。とにかく左45度でこの選手が持てば注目だ。ドリブルで相手のマークを集中させて決定的なパスを出す。典型的なトップ脇。
FW 武村萌生(興国) 典型的なトップ下タイプのドリブラー。決定的なスルーパスもある。現時点で身体が出来てないので、鳥栖への練習参加の報道もあったが、今の身体ではJ3でも厳しいので、とにかく身体作りを頑張ってほしい。予想できないプレーをするという意味では一番。
まあこのチームで全国大会に出ればぶっちぎりで優勝すると思うが、別々の選択をしたからこそ責任を与えられて成長したのだと思う。そういう意味ではレベルの高い混戦の大阪も捨てたものじゃないな、と。
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