| 2014年12月07日(日) |
プレミア西最終節 Ｇ大阪ー富一 |
プレミアリーグは最終節を迎えた時点で優勝も降格も決まっていない。優勝は上位４チーム、降格２枠は下位３チームに可能性がある。状況を説明すると、首位の神戸が勝ち点３６、２位Ｃ大阪が勝ち点３５、３位Ｇ大阪が勝ち点３４、４位名古屋も勝ち点３４、下位は８位富一が勝ち点１０、９位京都橘が勝ち点９、１０位東山も勝ち点９、そして最終節は神戸−橘、Ｇ大阪−富一、Ｃ大阪−東山と、優勝争い対残留争いという状況である。神戸は勝てば自力優勝だが、容易い相手ではないし死にもの狂いの勝負になる。Ｇ大阪も相手の富一が勝てば自力残留だけに厳しい勝負だ。神戸は引き分け以下でも数字上優勝の可能性があるが、上位総崩れが条件なので厳しい。Ｇ大阪は勝って、他の上位総崩れを祈るのみ。富一は京都橘に得失点差で差をつけられているため、負ければ橘が引き分けでも降格となってしまう。最低引き分けを狙いたい。Ｇ大阪のトップ昇格は前年に上がった現在高校３年生の井手口を除けば、林と平尾、妹尾で嫁阪が外れている。富一の西村は仙台に練習参加の話がある。
プレミアリーグＷＥＳＴ
ガンバ大阪ユース−富山第一高校
ガンバ大阪第一練習場 人工芝 晴れ
Ｇ大阪 富一
−−−平尾−−妹尾−−− −−−坂本�◆歙沼次檗檗�
−岩本�◆檗檗檗檗歹屋足 檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗檗�
−−−山��−−市丸�◆檗檗ー禿牒�賀田�◆歔畧遶�久保？
初瀬�∩庵�−−松岡��吉村 藤井？村上−−高林−放生��
−−−−−林−−−−−− −−−−−高橋−−−−−
Ｇ大阪 監督：梅津博徳 前所属記載なしはＧ大阪ジュニアユース出身
ＧＫ １ 林瑞樹 182/74 96/09/04
ＤＦ ３ 前谷崇博 180/70 96/12/19 グランセナ新潟ＦＣジュニアユース
１３ 吉村弦 170/67 96/05/21 高槻ＦＣ（第３種）
１７ 松岡秀平 174/67 97/07/17
２４ 初瀬亮 174/58 97/07/10
ＭＦ ６ 市丸瑞希 173/65 97/05/08
８ 山��拓海 166/62 96/05/04
１０ 岩本和希 173/59 97/04/07
２０ 堂安律 171/66 98/06/16
ＦＷ １１ 平尾壮 170/66 96/07/01 川上ＦＣ
１４ 妹尾直哉 172/60 96/08/15 津ラピドＦＣ
富一 監督：大塚一朗
ＧＫ １ 高橋昂佑 170/64 ３年 ＦＣひがしＪｒユース
ＤＦ ２ 放生祥季 170/62 ２年 ＦＣひがしＪｒユース
３ 早川雄貴 177/64 ２年 直江津ＦＣ ＭＯＮＤＡＹＮＩＧＨＴ ＪＹ
５ 村上寛和 172/65 ３年 ＦＣヒガシＪｒユース
１３ 高林飛雄我 172/75 ３年 Ｋurobe ＦＣ
２６ 藤井陽平 プログラムに記載なし
ＭＦ ６ 賀田凌 164/63 ２年 ＳＱＵＡＲＥ富山ＦＣ Ｕ−１５
８ 坂本裕樹 169/58 ２年 ＦＣひがしＪｒユース
１０ 西村拓真 176/67 ３年・主将 名東クラブ
１４ 柴田丈一朗 169/58 ２年 カターレ富山Ｕ−１５
２８ 久保佳哉 プログラムに記載なし
立ち上がり、富一は蹴ってくる。割り切ってノーリスクで速い攻めを見せるがシュートには行けない。Ｇ大阪はいつも通りバックラインから繋ぐサッカー。市丸や山��のところには富一のプレスが激しいので前線が下がってボールを受け、サイドで起点を作る。７分、Ｇ大阪��平尾シュートもＧＫ正面。Ｇ大阪の２トップは小柄で俊敏なタイプ。対する富一のＤＦ陣も小柄でドリブルにはついていくが、空中戦では身体能力差が出て劣勢である。１０分、Ｇ大阪、右ＣＫを１年生の堂安が左足で蹴る。ちなみに富一はゾーンで守る。１３分、Ｇ大阪のパスミスを富一�Σ貪弔�カット、前の��西村へ、前が空いているので思い切ったミドルは上に外れる。１４分、Ｇ大阪、裏に飛び出した��妹尾がいいトラップも囲まれる。富一は集散が早くラインコントロールも的確。Ｇ大阪、�監屋造虜限�スルーパスに��吉村がタイミングのいい上がり、右クロスはカット、右ＣＫに。１７分、富一カウンター、�┷篷椶料阿�空いていたが左の��の西村に出しＧ大阪�云床�が完全に読んでいてカットされる。２０分、Ｇ大阪の左ＣＫ、富一のゾーンを崩すのは難しいが、変化をつければあるいは小柄な富一を崩せるのでは……と思っていたら��岩本から繋いで��市丸が左クロス、中で�Ａ庵�がファー寄りで足を伸ばし蹴り込む。１−０。２４分、Ｇ大阪��市丸、スルーパスに��平尾がシュート、わずかに左に外れる。惜しい。決定機。３０分、富一㉖藤井に警告。平尾に対するラフ。３３分、Ｇ大阪、右クロスに��妹尾ボレー、右に飛ぶがキャッチ。決定機。３９分、Ｇ大阪、妹尾→平尾→妹尾とリズミカルなパス交換から左シュート、右に外れる。Ｇ大阪は２トップのコンビネーションだけで崩せる。堂安は得意のドリブルがあまりなく、岩本・市丸らとともにパスだしに専念。というか１点リードを守りつつリスク管理重視のサッカーに見える。４０分、富一��西村ミドルに行くがブロック。４１分、富一スルーパスに�┷篷榿瑤唸�むが、ＧＫ林飛び出してブロック。４３分、富一カウンター、��西村がフリーで右クロスも林が抑える。そのキック、Ｇ大阪��岩本から��平尾へ左クロスはカット。４６分、富一左ＦＫ、��西村のキックはＧＫパンチ。結局前半は１−０で終了。
前半のシュート数は５（３）対１、ＣＫ数５対０、ＧＫ数２対６、オフサイド数１対１、クロス数５対６、ファウル数６対６、ＦＫ数１対１。立ち上がりと終了間際を除けばＧ大阪ペースだが、慎重に試合を進めている割には富一も形を作っている。シンプルなプレーが功を奏している。ただシュートは必ずブロックされ、数的不利のため突破しきれないので、カウントしたシュートは１本だけだった。得意のセットプレーもあまりない。シンプルなタテに速い攻めは冴えていたのだが、結局数が足りなかった。そしてハーフタイム、神戸が京都橘と同点、Ｃ大阪はリードとの報が入ってくる。つまりこのままなら富一は降格するし、Ｇ大阪は優勝できない。
ハーフタイム後富一がピッチに入るのが早い。円陣を組んで３分前にはキックオフの準備をしている。気迫が伝わってくる。いきなり右パス�Σ貪弔�ら�┷篷椒轡紂璽箸皀屮蹈奪�。左ＣＫ。しかしＧＫ林がいいパンチ。右ＣＫへ。��西村のボールはＧ大阪カット。グラウンダーのサインプレーだがＧ大阪が読んでいた。５３分、Ｇ大阪速い攻めから㉔初瀬の左クロスにラインの裏に飛びこんだ��平尾がボレー、決まって２−０。富一ペースの時間帯に唐突にゴール。これは大きい。しばらく富一のタテに速い攻めとＧ大阪のじっくり繋ぐサッカーの応酬となるがゴール前のプレーにはならない。６３分、富一�┷篷棧��泳拿濕�、��柴田→�Р���輝太。↓の布陣。
富一
−−−−堀−−西村−−−
−−−−−河��−−−−−
−賀田�◆歔畧遶�久保？−
藤井？村上−−高林−放生��
−−−−−高橋−−−−−
６６分、Ｇ大阪�監屋臓∈限�で右クロスに��妹尾が逸らすがＧＫキャッチ。決定機。６７分、富一、放り込みに�Р���シュート、ＧＫ林正面。決定機。６９分、Ｇ大阪��妹尾→㉓小田垣旋。
右ハーフで�監屋造�ＦＷに。７１分、富一、左７０度３５ｍＦＫ�Р���入れるがＧＫ林キャッチ。放り込みは全部林の思い切った飛び出しに封じられている。７３分、富一㉖藤井が入れたボール、�泳戮�ターンシュートもＧＫ林がパンチ。右ＣＫにサインプレーから�Р���ミドルも弱い。林キャッチ。 ７６分、富一細かくつなぎ、�Р���ミドルもブロック。更に右クロス、�泳戮貌呂�ず。７８分、Ｇ大阪㉓小田垣の右クロス、中に落ちるが富一ＤＦよく寄せてカット。７９分、Ｇ大阪カウンター、岩本がＧＫをかわすも体制を崩し立て直して撃ったシュートはＧＫキャッチ。決定機。８０分、Ｇ大阪、左クロスに㉓小田垣ヘッド、ブロックされ右ＣＫに。８２分、Ｇ大阪、右ＣＫを得たところで��平尾→㉘武田太一。これは逸機。８４分、富一��西村のスルーパスに㉖藤井飛び込むが届かず。直後に武田が重量感あるドリブルから左シュート、右に外れる。８８分、富一�∧�生→�で従沼膕蓮↓Σ貪帳���上野恵太。８９分、Ｇ大阪、いいタイミングで上がってきた吉村が右ミドル、わずかに左に外れる。決定機。９１分、Ｇ大阪�監屋蔵���阿部勇輝、㉔初瀬→�加翅縞減函７覿匹修里泙泯押檻阿妊織ぅ爛▲奪廖�そしてうなだれる富一、喜ばないＧ大阪を見て、Ｇ大阪が優勝を逃したこと、富一が残留できなかったことを知る。
後半シュート数は５（２）対６（４）、ＣＫ数３対４、ＧＫ数５対７、オフサイド数１対０、クロス数１０対１、ファウル数４対９、ＦＫ数０対１。後半に関しては互角だった。富一のタテに速い攻めと気迫の当たりが冴え、Ｇ大阪はカウンターからチャンスを作った。ダイレクトプレーを意識した富一はさすがだった。しかし個人能力差が如何ともできず、Ｇ大阪ＤＦをかわしてシュートにはなかなか行けなかった。それでも６本シュートを撃ったのはさすがだが。��西村は気迫十分で、何かしでかす存在感があったが、単独ではどうにもならず。速い攻めばかりだったので、味方のフォローが間に合わなかった。Ｊ１仙台よりもＪ２の方が高卒選手は成長できると思うが。Ｇ大阪はこれほどのタレントが揃ったのは初めてでは？というほど人材がいる。下級生にもタレントは多い。しかし優勝はＣ大阪の手に。残留も京都橘が手にした。
公式記録
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