サッカー観戦日記

2014年08月24日(日) 全日本大学フットサル大会 準決勝 順大ー立命大 東北大ーAPU 決勝 立命大ー東北大

2試合同時観戦の準決勝、どちらもいいカードなので選べず、同時観戦を選択する。3連覇を目指す順大は部員48人。グループリーグを観る限り、東北大と双璧の強さがある。


全日本大学フットサル大会 準決勝
順天堂大学ガジル−立命館大学オールワン
舞洲アリーナ 10時



順大 第1セット     立命大 第1セット   
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−井上−−−−− −−−−−武政−−−−− 
−−児玉−−−−花ケ崎− −−−林−−−−木田−− 
−−−−−鈴木−−−−− −−−−−山田−−−−− 
−−−−−的場−−−−− −−−−−大西−−−−− 

順大 第2セット     立命大 第2セット    
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−菅谷−−−−− −−−−−深江−−−−− 
−−青山−−−−三笠−− −−津原−−−−三上−− 
−−−−−田中−−−−− −−−−−西河−−−−− 
−−−−−的場−−−−− −−−−−大西−−−−− 


順天堂大学ガジル 監督:山口さくら
GK 88 的場洋介
FP 13 花ヶ崎良紀
FP 20 児玉拓路
FP 31 鈴木毅洋
FP 54 井上開貴

控え選手
GK 18 原子知大
FP 3 田中貴也 (Cap.)
FP 5 山下純平
FP 10 三笠貴史
FP 14 青山龍太郎
FP 29 菅谷多加志
FP 69 藤原裕太

立命館大学オールワン 監督:森井 郁大
GK 12 大西航 (Cap.)
FP 7 林龍之介
FP 10 木田篤
FP 14 武政祐希
FP 17 山田遼介

GK 24 森井郁大
FP 3杉山翔一
FP 6 西河大貴
FP 8 上本哲也
FP 11 深江俊彦
FP 18 津原文弥
FP 26 三上雄太郎

立ち上がりから順大が猛烈なプレスと素早い選手交代でペースを握る。特に花ヶ崎は圧倒的な突破力と激しい守備、クレバーなプレースタイルで上を狙える選手だと思った。フィジカルにも恵まれている。対する立命大はピヴォに当てる得意のフットサルをさせてもらえず、まったく攻め手がない。そして11分、順大・田中が左シュートを決めて1−0。18分にも田中が決めて2−0で折り返す。

ハーフタイムでどういう修正があったのかはわからないが、順大は後半プレスが鳴りを潜め、守備的になってしまう。引いてしまうと立命大にピヴォに当てるフットサルが機能し始め、一気に立命大ペースに。29分、林が右シュートを決めて2−1、32分、武政が右シュートを決めて2−2と追いつく。そして終了間際の40分、深江が決めて2−3と立命大が逆転、決勝進出を決めた。順大は3連覇の夢を断たれる。

フットサルはメンタルゲームであることが出てしまった。順大は前半のフットサルを続ければよかったのだが、気持ちが守りに入ってしまった。力では順大だっただけに惜しまれる。一方立命大は実戦慣れを感じさせた。攻撃意欲を保ち、たぶん普段通りのフットサルをして逆転した。精神力は見事。追いついてからは、立命大が勝ち越すか、PK戦かどちらかで、順大が勝ち越す展開は思い描けないほど立命大が押せ押せだった。

公式記録


全日本大学フットサル大会 準決勝
東北大学フットサル部ディグッチ−立命館アジア太平洋大学デルフィーノ
舞洲アリーナ 10時

東北大 第1セット    APU 第1セット
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−加藤−−−−− −−−−−大谷−−−−− 
−−中村−−−−桑崎−− −−青木−−−−竹本−− 
−−−−−山田−−−−− −−−−−石塚−−−−−
−−−−−帆足−−−−− −−−−−大西−−−−− 

東北大 第2セット    APU 第2セット
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−内山−−−−− −−−−−松本−−−−− 
−−塩田−−−−村野井− −−中村−−−−清水−− 
−−−−−小谷−−−−− −−−−−銀島−−−−− 
−−−−−帆足−−−−− −−−−−大西−−−−− 

東北大学フットサル部ディーグッチ 監督:佐竹響子
GK 18 帆足壮太
FP 8 桑崎直人
FP 10 山田琢朗
FP 14 中村健太
FP 20 加藤宏祐

控え選手
GK 21 阿部周平
FP 9 小谷容光
FP 12 塩田佑太郎
FP 48 村越綾
FP 49 後藤武蔵
FP 54 村野井友 (Cap.)
FP 76 内山拓哉

立命館アジア太平洋大学デルフィーノ 監督:福澤沙彩
GK 25 南良磨
FP 6 大谷陽介
FP 11 石塚鉄也
FP 17 竹本敬佑 (Cap.)
FP 18 青木智章

控え選手
GK 5 中谷一志
FP 10 銀島壮志
FP 13 清水太嗣
FP 21 中村祐也
FP 24 原田健利
FP 68 小清水太郎
FP 89 松本大作


両者マメに選手を入れ替え、プレッシング合戦の様相を呈する。APUは繋ぎはあまりうまくないが守備力が素晴らしい。攻撃力に優る東北大が徐々に押し込む。そして残り15分56秒、村野井が決めて1−0。残り9分、加藤がカットインからシュートを決めて2−0。残り6分18秒、浮き球を加藤が右足ボレーで叩き込み3−0。しかし終了間際APUも青木が決めて3−1で折り返す。

後半残り11分49秒、東北大・村越が決めて4−1。ここで東北大が勝負ありとみて緩んだのが伝わる。直後にAPU石塚が正面ミドル、寄せが甘くて決める。4−2。そして残り2分、ハーフウェイラインを越えてちょっとのFK、東北大は壁も作らず、石塚が右隅に叩き込む。4−3。まさに油断としかいいようのない失点。しかし直後に東北大も内山が右シュートを決めて5−3で勝負を決めた。

強いのは間違いなく東北大の方だが、甘さを見せたのが惜しまれる。もっともこの反省が決勝に生きたとも言えるのだが。APUは鍛え抜かれた組織的なフットサルを展開。ただ両者とも実戦的な甘さも気になった。両者勝負師としてはイマイチというか。

公式記録


全日本大学フットサル大会 決勝
立命館大学オールワン−東北大学フットサル部ディグッチ
舞洲アリーナ 13時30分

立命大 第1セット    東北大 第1セット
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−武政−−−−− −−−−−加藤−−−−−
−−−林−−−−木田−− −−中村−−−−桑崎−−
−−−−−山田−−−−− −−−−−山田−−−−−
−−−−−大西−−−−− −−−−−帆足−−−−−

立命大 第2セット    東北大 第2セット
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−深江−−−−− −−−−−内山−−−−−
−−津原−−−−三上−− −−塩田−−−−村野井−
−−−−−西河−−−−− −−−−−小谷−−−−−
−−−−−大西−−−−− −−−−−帆足−−−−−



立命館大学オールワン 監督:森井 郁大
GK 12 大西 航 (Cap.)
FP 7 林 龍之介
FP 10 木田 篤
FP 14 武政 祐希
FP 17 山田 遼介

控え選手
GK 24 森井 郁大
FP 3 杉山 翔一
FP 6 西河 大貴
FP 8 上本 哲也
FP 11 深江 俊彦
FP 18 津原 文弥
FP 26 三上 雄太郎

東北大学フットサル部ディーグッチ 監督:佐竹響子
GK 18 帆足 壮太
FP 8 桑崎 直人
FP 10 山田 琢朗
FP 14 中村 健太
FP 20 加藤 宏祐

控え選手
GK 21 阿部 周平
FP 9 小谷 容光
FP 12 塩田 佑太郎
FP 35 佐藤 駿輔
FP 48 村越 綾
FP 54 村野井 友 (Cap.)
FP 76 内山 拓哉

立ち上がりから東北大が猛烈なプレスを仕掛け、前線も動きまくり、運動量で圧倒する。対する立命大はピヴォ当て狙いのオーソドックスなフットサルだが、フィクソも自由に持てず、当てさせてもらえない。そして東北大は3分も待たずに第2セットへチェンジ。以降東北大が3分弱毎にセットを交代。立命大は4分強ごとに交代する。東北大・佐竹監督はマネージャーだと思うが、「選手の世話をする人」にとどまらず、ベンチでメモを取りつつ交代を指示する。つまり出場時間の管理をする人という意味で、マネージメントをしている。つまり日本的な意味での「マネージャー」ではなく、本来の意味での「マネージャー」っぽい。セットの交代は一気に4人代えるとは限らないから厳密じゃないけど、東北大が残り17分23秒で第2セット、15分21秒で第1セット、13分23秒でタイムが入り第1セット、12分05秒で第2セット、10分21秒で第1セット、7分01秒で第2セット、5分25秒で第1セット、2分37秒で第2セットと細かくチェンジ。立命大は16分00秒で第2セット、14分21秒で第1セット、10分00秒で第2セット、6分23秒で第1セット、2分12秒で第2セットと東北大より交代間隔が長い。

6分、東北大がすばやいパス回しから右フリーの�┠�崎はミドル、枠内に鋭く飛び、立命大の選手に当たりゴールイン。公式記録ではオウンゴールになっているが、桑崎のゴールでいいと思う。残り1分35秒、東北大が内山に当てて村野井がきれいにポストシュート。0−2。前半終了。

立命大とすれば順大戦と同じ展開。順大はここで引いてしまい、立命大のピヴォ当てが有効になってしまったが、それは分かってか、後半も東北大が前から追いかけまわし、マイボールでも前線が動き回り、攻撃の手を緩めない。東北大は準決勝で守備を緩めてしまった反省や新潟大戦で攻撃に大胆さに欠けた反省も込めたかのように後半も攻守に圧倒する。選手交代も相変わらず小まめに行い、むしろ立命大の方が消耗していく。そして残り14分51秒、内山のポストプレーから塩田が出てきたゴレイロをループで抜いて0−3。直後に攻撃のこぼれを山田が決めて0−4。立命大もセットプレーから左の三上へ、カットインし左隅に決めて1−4。しかしここで東北大は緩めず、残り4分13秒で双方4ファウルになる死闘から、東北大が持ち味を出し切って、付け入るスキを与えず1−4で完勝。昨年準優勝の雪辱を果たし初優勝した。

優勝候補が力を見せつけて順当に勝ち上がり優勝した印象。順大ならほぼ互角に渡り合えたのだろうが……。立命大は自分たちの良さを消された時の戦い方がなかった。順大を倒したところまでは万事うまくいっていたのだが……。関西で揉まれているだけに、もう一段スケールアップして、来年こそは全国制覇狙ってほしい。

公式記録

さてこの後隣のC大阪グラウンドでC大阪ユースの試合があったのだが、雨予報の為、退散する。無理な観戦はしない主義なので。案の定どしゃ降りになり、判断は間違っていなかった。


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