5月4日
中学生の全国大会は3つある。春に世界大会につながるプレミアカップ。これは予選が基本各地域のリーグ戦となっている。そして夏のクラブユース(U−15)選手権または全中、そして冬の全日本ユース(U−15)だ。残り二つの大会はスケジュールが立て込んでいて足を運ぶのが難しい。そこで中学生の注目株を見つけるべくプレミアカップに足を運ぶ。
JFAプレミアカップ準決勝
サンフレッチェ広島−アルビレックス新潟
堺S1 5月4日 14時 ピッチ良 晴れ
広島 新潟
−−−−−明比−−−−− −−−−−広野−−−−−
−−−三原−−藤原−−− −本間−−吉原−−五十嵐
岡野−村山−−仙波−川井 −−−丸山−−稲川−−−
−−里岡−川村−中丸−− 渡邊−本間−−吉田−若月
−−−−−大田−−−−− −−−−−新保−−−−−
広島 監督:沢田謙太郎
GK 16 大田祥輝 175/65 3年 FC坂ジュニア
DF 3 里岡龍斗 175/57 3年 五日市南サッカースポーツ少年団
8 川井歩 171/53 3年 愛宕サッカースポーツ少年団
13 中丸大輝 172/58 3年 サンフレッチェ広島ジュニア
15 岡野周太 170/56 3年 コスモ東広島FC
MF 7 川村拓夢 174/57 3年 原FC
9 村山勘治 163/48 3年 サンフレッチェ広島ジュニア
10 仙波大志 162/53 3年 サンフレッチェ広島ジュニア
FW 11 明比友宏 169/59 3年 矢野西サッカースポーツ少年団
17 藤原悠汰 158/53 3年 サンフレッチェ広島ジュニア
26 三原大幸 167/55 3年 広島ジュニアFC
新潟 監督:高橋直樹
GK 12 新保大夢 171/64 3年 FCシバタジュニア
DF 3 若月輝 163/55 2年 アルビレックス新潟ジュニア
4 吉田光希 178/69 3年 グランセナ新潟FCジュニア
22 本間未来斗 172/60 2年 FSC新潟Jr
MF 6 稲川碧希 167/52 3年 上川西ジュニアFC
7 渡邊泰基 175/61 3年 アルビレックス新潟ジュニア
8 丸山壮大 168/56 3年 青山サッカー少年団
16 五十嵐新 177/62 2年 山潟イレブン
FW 9 広野直人 174/59 3年 巻SC
10 本間至恩 153/41 2年 朝日サッカー少年団
11 吉原秀祐 166/47 3年 グランセナ新潟FCジュニア
パッと見て両者の中学生離れした体格に驚く。初日も観ているが、S1で見やすい会場だと驚く。広島はトップと同じフォーメーションだが、システムが違う。つまりストッパーはあまり上がらず、バックライン中央の�Ю鄲七�が上がって攻撃に厚みを加える。�Ю鄲七�が左足フィードで組み立て、�Nげ�君も両足が使える。㉖三原君は素晴らしいドリブラー。1分、広島㉖三原君が素晴らしいドリブル突破から��明比君が至近距離からスライディングシュートも新潟GK新保君スーパーセーブ。超決定機。いつもここで書いている「超決定機」とは得点の可能性が十分にある「決定機」と違い、むしろ決めて当然のシーンと理解してほしい。8分、広島�影8況�、左CKを��岡野君ヘッドもブロックで再度左CKに。15分、広島��仙波君中盤で受けて素晴らしいターンからスルーパス、��明比君がGK新保君と1対1もスーパーセーブで逸機。超決定機。仙波君は抜群の技術と飛び込んでくる相手をよく見てターンする判断の良さ、そして視野の広さを兼ね備えた実用的な選手。23分、広島�╂邂羞�が右クロス、��明比君がワントラップシュート、GK新保君がキャッチ。超決定機。25分、広島㉖三原君いいドリブルから右シュート、右に外れる。決定機。㉖三原君の加速力のあるドリブルはちょっと止まらない。27分、広島�╂邂羞�がフリーで右クロス、��明比君がスライディングシュート、上に外れる。新潟DFもしっかり体を寄せていた。29分、広島、いいフィードに㉖三原君反応するが新潟�さ氾跳�が右足アウトでカット。上手い守備だった。なんかバレージのアウトサイドタックルを思わせた。この選手、体格だけの選手かと思ったら大間違いだ。30分、新潟バックパスを��明比君カット、左シュートは上に外れる。結局前半は0−0。
前半のシュート数は8対0、GK数0対10、クロス数6対0、ファウル数5対4、間違いなく広島ペース。圧倒しているといっても過言ではない。ただこの内容でスコアレスなら、新潟としても悪くない。GK新保君が当たっているし、ゴールキックが良く飛ぶということは、潜在的な身体能力も高いのだろう。背が伸びれば楽しみなGKだ。
ハーフタイムで広島�影8況�→�慣卜�人君。後半開始いきなり広島��仙波君が右足アウトで華麗なスルーパス、新潟��若月君、巧みにカット。新潟は��若月君がLB、��渡邊君が左CB、㉒本間君が右SBにポジション変更。中学生だし、大まかなポジションは決めていても専門化はさせていないのだろう。6分、新潟��吉原君→�概彌士莪雰�。2トップに。8分、新潟㉒本間君→�汗邵蟒喨綏�。広島��明比君→�暇兩っ匏�。13分、広島も右クロスに㉖三原君、大外でシュートも上に外れる。超決定機。14分、新潟��本間君スルーパスに��広野君、左に流れて左クロス、GK弾く。本間君は両足を駆使したドリブルでカットインから展開やスルーパスを狙っている。広野君はスペースがあれば突破できそうな雰囲気があるのだが、広島はスペースを与えてくれない。23分、広島、左突破から㉖三原君、ニアに飛び込むが、左に外す。超決定機。落ち着いていれば決められたのだろうが、新潟GK新保君の存在が大きかった。28分、広島�Ю鄲七�に警告。カウンターを止める。30分、広島��村山君が飛び出し左シュートもGK新保君キャッチ。決定機。32分、㉖三原君のドリブルから�暇儼�シュートもGK新保君セーブ。超決定機。結局後半も0−0で終了。10分ハーフの延長戦へ。新保君は後半も超決定機を3回も迎えたが、素晴らしかったですね。キーパーがいいと、相手はだんだん外し始めるものだ。
延長は簡単に。選手交代は省略。前半は広島が決定機2回のほか、左70度30mFKのチャンスもあったが決められず。後半は新潟にも決定機があったが決められず。結局PK戦へ。
新潟��渡邊君、成功。逆をついて右へ。
広島�╂邂羞�、成功。左隅へ。
新潟?、成功。左隅へ。
広島�Ю鄲七�、失敗。左隅ぎりぎりのボールをセーブされる。
新潟��広野君、失敗。左隅をセーブされる。
広島��中丸君、成功。逆をついて左上に。
新潟��若月君失敗。右ポスト。
広島��岡野君、成功。軽く左隅に。
新潟��新保君、成功。軽く左隅に。GKが蹴って流れを変えたいところだろう。
広島�Nげ�君、成功。逆をついて上隅へ。
結局PK戦は3−4で広島が決勝への進出権を得た。
しかしマン・オブ・ザ。マッチは誰が見ても新潟GK新保君。6回を数える超決定機に立ちはだかり、飛び出しもキックもよかった。5−0で負けてもおかしくなかったゲームを引き分けに持ち込んだのは明らかに彼の功績。新潟では�さ氾跳�の狙いのはっきりした守備や�┫飮碍�の忠実な潰しや��広野君の仕掛け、��本間君の技術も光った。本間君はまだ2年生というから驚きだ。広島では��仙波君の組み立て、�Ю鄲七�ファアリベロ的に前目で潰し、左足フィードが光った。㉖三原君の圧倒的なドリブルは新潟も歯が立たず。広島は戦術的にも洗練されていて、個人と組織のバランスが取れた好チーム。最終的に今大会で優勝し、世界大会に進むことになるが、世界でもインパクトを残せる水準にあり、しかも個性的だ。
JFAプレミアカップ準決勝
大宮アルディージャ−柏レイソル
堺S1 5月4日 16時 ピッチ良 晴れ
大宮 柏
−−−−−小林−−−−− −−−−−中村−−−−−
奥抜−−篁−−植松−横江��朝倉−落合−−鯰田−宮本
−−−−−野尻−−−−− −−−−−加藤−−−−−
笹原−山本−−吉永��大室 川原−岡本−−中川−田中
−−−−−脇坂−−−−− −−−−−土井−−−−−
大宮 監督:奥野誠一郎
GK 1 脇坂隆之介 179/65 3年 岸町サッカー少年団
DF 3 大室慶将 173/61 3年 スポーツ少年団川鶴FC
4 山本智也 170/55 3年・主将 大宮アルディージャジュニア
11 笹原大 163/51 3年 FCアビリスタ
17 吉永昇偉 172/65 2年 大宮アルディージャジュニア
MF 5 野尻和麻 167/59 3年 戸塚FCジュニア
6 篁樹生 162/59 3年 大宮アルディージャジュニア
8 植松亮 158/49 3年 長栄FC
FW 9 小林粋 175/70 3年 東京・清瀬VALIANT
10 奥抜侃志 162/49 3年 上州FC高崎
18 横江祐樹 161/50 2年 コスモSC川越
柏 監督:酒井直樹
GK 1 土井智和 170/61 3年 柏レイソルU−12
DF 4 岡本宗馬 181/54 3年 柏レイソルU−12
5 宮本駿晃 163/50 3年 三里塚FC
13 川原由斗 169/52 3年 柏イーグルスTOR`82(第4種)
20 中川創 183/56 3年 市川FC
MF 6 加藤匠人 165/51 3年 柏レイソルU−12
7 鯰田太陽 170/55 3年 柏レイソルU−12
10 落合陸 172/62 3年 柏レイソルU−12
FW 8 田中陸 167/55 3年・主将 柏レイソルU−12
9 朝倉涼介 168/57 3年 柏レイソルU−12
18 中村駿太 169/60 3年 柏レイソルU−12
両者徹底的に自陣からパスをつなぐ。特に柏は顕著で、2CB�潅羸邨�と�げ�本君の確実なキックで起点になり�Σ弾7�はほとんどミスがない。2列目の��鯰田君と��落合君はギャップで受けて簡単に前を向く。こうして押し込んで崩しにかかるが、大宮も守備が固く、シュートを撃たせない。大宮もどちらかと言えばポゼッションサッカーだが、押し込まれているためタテに速い攻めが多い。�B膽七�はウイングみたいにどんどん上がる。3分柏��朝倉君が左からカットイン、クロスに��田中君合わせるが上に外れる。超決定機。12分、柏��朝倉君から��落合君が正面で合わせて0−1と柏先制。その後はボールを持った方が押し込むがシュートは撃てず、守備側はあまりに奪えないので下がるしかない展開が続く。試合展開に関するメモは極端に少ない。それくらいチャンスも少ない。大宮では�臆9招�の鋭いドリブルが目についたかな?前半は0−1で終了。シュート数4対1。
30分ハーフのハーフタイムで大宮は両サイドを代えてきた。��奥抜君→��坪谷直樹君、�臆9招�→�暗亙媾啣襍�。後半2分、柏�Σ弾7�のスルーパスに�加翅七�が抜け出し1対1を決める。0−2。大宮は�B膽七�がますます上がり積極的に攻めるが相変わらずシュートには行けない。21分には柏��落合君のスルーパスに�加翅七�が抜け出し1対1も右に外す。超決定機。この時間帯柏のパスサッカーの美学が発揮され、大宮は前後左右に振り回される。26分、大宮がパワープレーから��篁君が押し込む。1−2。さらに28分、柏の後方でのパスをカットから坪谷君が左シュートもサイドネット。大宮は決定機を逃す。結局柏が逃げ切った。
大宮はボランチの野尻君とGK脇坂君が良かったかな?非常にレベルの高いチームだが、パスは回せても打開するパスもドリブルもあまりなかった。回すというより回させられている感じ。柏は好パスは多かったが、引いた相手に裏を取れず、ドリブルもなかなか出来なかった。とはいえ思い通りの試合展開ではなかろうか?