サッカー観戦日記

2014年04月19日(土) プリンスリーグ関西第3節 野洲−関大一 大阪桐蔭−神戸弘陵

さて、この日は我が愛する、自然囲まれたのどかでしょぼいサッカー場、萩谷である。陸上競技場よりもサッカー場のほうがはるかに見やすいし、ただのグラウンド脇なら俯瞰できない。キンチョウも悪くないけど街中で騒音はあるし、時折通る電車が集中を邪魔する。その点萩谷は山奥で空気はいいし、音は静かだし、萩谷総合公園の一番下にあるから閉鎖空間的で集中できるし、と交通の便の悪さ以外は問題ない。しかも私の場合、体力作り、健康維持の観点からサッカー観戦は極力歩いていくことにしていて、萩谷も摂津峡経由で1時間半かけて歩いていく。ハイキング気分でよい景色を見ながら歩くので、機構が悪くなければむしろ好都合だ。汗ばみながら萩谷へ着く。終盤に120段以上の階段がつらいが。

プリンスリーグ関西第3節
野洲高校−関西大学第一高校
萩谷 4月19日 11時 ピッチ良 晴れ

野洲           関大一
田畑−−−山元?−−松本 −−−−−岡崎�◆檗檗檗�
−−−安田�◆殞哭◆檗檗檗‥鎮罩�足立�◆歛湿絖�梅田��
−−−−−平石−−−−− −−−−−小坂田−−−−
近藤��島崎−−富田�∪鄰次〇嚇帖歹0罅檗殤妥帖飮埓�
−−−−−小倉−−−−− −−−−−山本�◆檗檗檗�


野洲 監督:山本佳司
GK  1 小倉将司  173/76 3年 千里丘FC
DF  4 近藤裕貴  168/59 2年 セゾンFC
    3 島崎拓実  175/59 3年 アズー滋賀FC
    5 冨田享   172/56 2年 セゾンFC
   23 川端築   175/60 3年 ヤスクラブ
MF 10 平石健祐  178/62 3年 セゾンFC
    7 林雄飛   168/52 2年 セゾンFC
    6 安田一輝  171/62 2年 セゾンFC
FW 12 田畑翔伍  175/59 3年 セゾンFC
   22 山元壮太郎
   11 松本天人  179/79 3年 サザンウェイブ泉州FC

関大一 監督:芝中信雄
GK 17 山本一喜  178/70 2年 ガンバ大阪ジュニアユース
DF  4 市川憲章  177/69 3年 千里丘FC
    5 和田健吾  180/75 3年 ヴィッセル神戸伊丹
    6 藤井勝大  175/69 3年 SC大阪エルマーノ
    3 山田紘士  173/68 3年 高槻FC
MF  7 小坂田知弥 168/59 2年 セレッソ大阪西
   13 梅田健太郎 175/59 2年 関大一中
   11 田中啓太  174/66 2年 FC TIAMO
   12 足立亘   173/61 2年 石尾FC
    8 村上怜   168/62 2年 ディアブロッサ高田
FW  9 岡崎淳也  167/59 2年 金剛中

両者第1節とメンバーはかなり変わっている。フォーメーションは変えたのか、それとも展開次第なのかは判らない。野洲は第1節は4−4−2で2トップが開き気味としたが、メモを取り始めた時は4−3−3でつけていたし、あまりに一方的な展開に引き気味にならざるを得なかったのかもしれない。関大一も4−4−2から変わったように見える。開始直後は4−3−2−1のクリスマスツリーでつけていたが、どうやら普通の4−1−4−1だ。

5分、関大一のバックパスを野洲㉒山元がカット、右クロスは合わず。7分、関大一�Ь�坂田が左を突破、��岡崎に出すが合わず、こぼれを右クロスも合わず。7分、野洲、㉒山元、右クロスを��田畑、左フリーでシュート、右隅に飛ぶがセーブ。決定機。直後にも㉒山元のポストプレーから��松本シュートもループで上に外れる。決定機。野洲の特徴はドリブル多用でないこと。関大一のプレスをかわすだけの突破力を持ち合わせてないし、相手を見ながら逆をとるショートパスもできない。そこで長めのパスを使ってサイドを変える狙いがある。その中心が��平石で、打開力はないが大きな展開と、ボールを失わないキープ力がある。高校選手権優勝メンバーの弟だ。14分、�ざ疇�、フリーの左クロスは中にこぼれGKキャッチ。17分、関大一��村上のループはバー。決定機。関大一は�Ь�坂田が大きな展開のあるアンカーで決して上がらず攻撃の起点として専念している。またCB�ハ妥弔鉢ζ0罎賄�たり勝ちして、中では野洲の仕事をさせない。㉒山元もサイドに流れる動きは中では勝てないという確信からだろう。��田中は素晴らしい突破力から正確な左クロスがある。��山田もよくフォローしている。20分、関大一��村上カットから左足ミドル、左上に外れる。ベンチから「枠よ、枠」と声が飛ぶ。とにかくシュートが枠に飛んでない。21分、野洲��松本がドリブルで右から切れ込みゴールライン際でグラウンダーの右クロス、GKキャッチ。松本の体格は嘘っぽく、突破力がある。25分、�Π妥弔離好襦璽僖垢豊�松本シュートはセーブ。決定機。クリア。28分、野洲�ざ疇�のスルーパスに��松本が裏を取り、GKと1対1もドフリーの�Π妥弔暴个靴篤颪覆�決める。1−0。29分、関大一、��梅田→㉓才木勇斗。CFに入り、��岡崎が右ハーフへ。岡崎はガンガン仕掛けるタイプで、第1節のようにトップ下だと前を向けて思い切ったプレーができるのだが、CFとしては機能していなかった。まだ才能も磨かれていないし、これからの選手。面白い存在。30分、関大一��田中が弾丸左足ミドルも正面。野洲は��平石が失わないので、いったん預ければ何とかしてくれる安心感がある。36分、関大一、��村上に警告。繰り返し。40分、関大一はペナ左から��田中の左足FK、クリアが㉓才木へ、GKと1対1も右シュートは左に外れる。超決定機。44分、関大一、��山田のフィードを��田中が落とし㉓才木が左で1対1を仕掛け、左パスを�Ь�坂田が決めて1−1。分厚い攻撃だった。直後にも左CKを折り返しニアで�ζ0罐悒奪鼻▲察璽屐7萃蟲 �44分、野洲も��松本が右シュートのこぼれを�Π妥張轡紂璽箸牢愨膂譯庁討�ライン上クリア。決定機。結局前半は1−1で終了。

シュート数6対7。CK数3対1、GK数5対4、クロス数6対5、ファウル数5対4と互角の数字。野洲のGK小倉が当たっていたが、関大一としてはシュート精度を欠いてしまった。野洲は��林がドリブラーとして変化をつけるが、チャンスを作るところまでいかず、右の松本共々、決定機までは行かない。また関大一GK大島もあたっていた。

さて、ハーフタイムで関大一、�せ埓遐�㉑山本壱成、��足立→�漢蟶�朝日、��村上→㉒足立穂高と一気に変える。よほど不出来に不満だったのだろう。もはやほとんど別チームである。

関大一
−−−−−和田−−−−−
田中�∈楊據檗歔蟶�−岡崎
−−−−−小坂田−−−−
足立−藤井−−山本−山田
−−−−−山本�◆檗檗檗�

51分、ロングボールに㉓才木が競って1対1、タッチが大きくGKに大きくクリアされる。超決定機。53分、関大一、右CK、��田中の左足に��岡崎競ってこぼれを�ハ妥張�ロスもニアでブロック。決定機。13分、野洲、��田畑が左から切れ込み浮かせて裏へ出すが、だれも反応できず。60分、野洲㉒山元、後ろ向きで受けて反転シュート、右に外れる。なんて体幹強いんだ。関大一も��田中の左クロスを�ハ妥張肇薀奪廚�大きく逸機。さらに69分㉓才木フォローし、1対1シュートもブロックされる。70分、関大一、��山田の右クロスを�ハ妥弔�落とし㉓才木がボレー、当たり損ね。決定機。��田中が左からカットイン、シュートはGKセーブ。決定機。72分、野洲�Π妥弔坊拗陝�ラフ。関大一が攻めっぱなしである。74分、野洲��松本→��植道たすく。77分、野洲、��林が右CKを左足で入れて㉒山元がドリを仕掛けてカットされるが�ド敕張轡紂璽箸皀察璽屐D況萃蟲 �さらに右CKで��平石シュート、右ポスト直撃。決定機。少し野洲に流れが戻ってきた。一つには運動量が売りの関大一が落ちてきたというのもある。78分、野洲��平石→㉑浦淳也。そのままボランチ。81分、㉒山元→�仮絽彊豕院�84分、カウンターから上原がGKと1対1、右手でセーブ。超決定機。86分、野洲��林のドリブルからスルーパスに�Π妥弔�1対1、右隅に決める。2−1。関大一は総攻撃に出て守備が薄かった。しかし88分、㉓才木が落とし��田中の左クロスを��岡崎がファーでヘッド、決まって2−2。ロスタイムには関大一㉒足立のシュートがバーをたたく。結局2−2でタイムアップ。

後半のシュート数は5対7、GK数は5対5、クロス数は3対7、ファウル数は6対4。大まかに言って互角だったが、双方GKが当たっていて、攻撃はよかったが、守備陣に難があった。タレントでは関大一が上回った。GK大島、DF山田、MF小坂田、田中、FW岡崎といったタレントが目立った。ただプレーの幅が狭い印象も受けた。自分の形は持っているけど、その選択肢を潰されたらやりずらそうだった。たとえば田中はドリブルからのクロスが武器だが裏を取る動きとか左でタメて素早く中につなぐ判断とかは見られなかった。大島は大学でも1年でBチーム、3年生になるころにはAチームでやれる逸材だと思いましたね。野洲は松本や林、平石が面白いが、傑出した選手はいなかった比叡山もそうだが、これなら滋賀にはもっと強いチームがあるのでは?今年の滋賀は混戦になりそうです。

公式記録


第2試合のカードは圧倒的なポゼッションを誇る大阪桐蔭とFWと両SHが立ち代り前線に飛び出す神戸弘陵のカードだ。大阪桐蔭の22番は出世ナンバーなのだろうか?新上がつけている。



プリンスリーグ関西第3節
大阪桐蔭高校−神戸弘陵学園高校
萩谷 4月19日 13時30分 ピッチ良 晴れ

大阪桐蔭         神戸弘陵
−−−立花−−奥田−−− −−−−菅−−入谷�◆檗�
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
神田−久保和−久保貴伊藤?是枝−下山�◆欒�倉−吉岡
小川−新上?渡邊上加世田 窪田−中濱�◆欖悄檗歟殃�
−−−−−石原−−−−− −−−−−藤谷−−−−−

大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
GK  1 石原亮太  168/65 3年 ヴィッセル神戸伊丹U−15
DF  2 小川仁太  170/65 3年 京都サンガFC U−15
   22 新上竜生  
    5 渡邊稜真  174/65 3年 FC豊橋デューミラン
    3 上加世田航也175/66 3年 セレッソ大阪U−15
MF  7 神田瑛志郎 165/62 3年 伊賀フットボールクラブ
    8 久保田和音 172/62 3年 FC豊橋デューミラン
   15 久保田貴大 165/61 3年 FC豊橋デューミラン
   19 伊藤怜惟  
FW 10 奥田陽太  170/65 3年 生駒スポーツクラブ
   11 立花凌   166/60 3年 城南FC
神戸弘陵
GK 12 藤谷駿   176/58 3年 神戸FC
DF  5 窪田大輝  176/63 3年 芦屋FC
    2 竹並壘   172/63 3年 バンディオンセ神戸
    3 関和馬   173/61 3年 アザーレア三田
    6 中濱颯斗  170/57 2年 神戸FC
MF 21 下山祥志  164/57 2年 M.SERIO FC
    7 鎌倉大和  173/60 3年 神戸FC
    8 是枝真伍  171/53 3年 フレスカ神戸
    9 吉岡竜二  165/56 3年 太田FC
FW 11 入谷子龍  173/62 2年 神戸FC
   10 菅優介   170/62 3年 アザーレア三田

立ち上がりお互いに支配できないまま進む。大阪桐蔭は中盤がイマイチ。それでも6分、正面20mFKを獲得。�外貌�が狙うが上に外れる。9分、��上加世田のロングFKが左上に飛び、ブレ球かGK弾いて左CKに。これを��上加世田が蹴り㉒新上がヘッド、決まって1−0。13分、右で持った��上加世田がサイドチェンジ、左で�Э静弔�倒されペナの角付近でFK。��上加世田のキックはバー。神戸弘陵は��菅が右足FK担当。大阪桐蔭は中盤でカットから��奥田が��立花へ、これは逸機。�┻彿歸掴造漏亮造忙澆瓩徳阿鮓�ける。しかしこの日は攻撃面でアイディアがなく、飛び出しも突っかけることもはたまたサイドへの展開もない。調子が悪そうだ。久保田貴は自分のできること、できないことをよくわかっていて、黒子に徹することのできるミスの少ない選手だが、相棒の久保田和のフォロー役に徹したいところだが、不調だと、自分が主役を張るだけの突出した武器がなく機能しない。監督としては是非ともチームに一人はほしいタイプだが。右の�外貌�はサイド突破からクロスが大きな武器だが、この日はまるで突破ができない。神戸弘陵の守備云々ではなく、こちらも不調。�Э静弔郎限�の名手だが、こちらもイマイチ。つまり大阪桐蔭は中盤が総崩れで非常に厳しい。こうなると上加世田を中心にロングボールが多くなるが、��奥田や��立花はさして長身とは言えない�4悗剖�中戦で完敗するなど全く機能していない。さらに奥田は快速を活かして裏やサイドを狙うがいいボールが来ないし��立花は生粋の点取り屋タイプなのか、いいボールが来るまで待ち続け、ロングボールを呼び込めない。潰し合いが続くが、神戸弘陵もシュートは撃てず思うようにいかない。�╂Щ泙�左足でカットインが得意だが、右足で撃てないのでシュートにならない。34分�シε弔虜献�ロスに��菅トラップも囲まれる。37分�С�倉のスルーパスに斜めに走った�╂Щ泙�オフサイドをかいくぐるがシュートは左に外れる。ここまでオフサイド5の神戸弘陵が初めてラインを破った。40分、神戸弘陵、��入谷の左クロスにニアで潰れ��吉岡が蹴りこむ。1−1。大阪桐蔭も㉒新上から��奥田へ、タメて中へ出すがカット。神戸弘陵��菅はピタッと止めるトラップが印象的。しかし自在にコントロールするというより足元にいったん止めてから次のプレーに移る昔のブラジル方式のトラップというか、あまり現代的ではない。結局前半は1−1で終了。

手元集計でシュート数4対3と大人し目。運動量はあるものの、高さもパワーも足りず、中盤の潰し合いを避けるロングボールの精度もなかった。上加世田くらい?㉒新上は高い。下級生だろうが、なかなかの逸材だと思う。

さて後半開始。47分右スルーパスに�Э静沈擇豺�むがコーナーへ。��上加世田のキックを��立花シュートも左に外れる。3分神戸弘陵��菅から中の�╂Щ泙�キープ、�シε張潺疋襪肋紊乏阿譴襦D掌紊砲錬藤砲猫シε帖丙限�)と�С�倉が構え、窪田のキックはゴールラインを割る。大阪桐蔭は��立花が体を張ったポストプレーが光るも体格がない。どうもワンタッチゴーラータイプに見える。59分、神戸弘陵、速攻で��入谷の左クロスを��菅がファーに流れてDFを外しながら右足ボレーで右上隅に決めるスーパーゴール。1−2。62分、大阪桐蔭��立花→��清水大輝。そのままFW。特に大きくはない。63分、神戸弘陵��吉岡から�╂Щ泙縫好襦璽僖垢癸韮鉾瑤喀个轡�リア。大阪桐蔭はこの時間帯全く回せていない。神戸弘陵の守備がいいのではなく、大阪桐蔭の中盤が非常に不出来だ。全くどうしたのだろう?67分、大阪桐蔭�⊂�川→�寛�本侑也。左ハーフに入り�Э静弔�左サイドバックへ下がる。24分、��上加世田のイージーなパスミスを�シε張�ットから一気に攻め込むが決定機には至らない。69分、神戸弘陵、�シε弔離棔璽襪鬮С�倉シュートも左上に外れる。決定機。72分、大阪桐蔭��奥田が右から切れ込み左足シュートもGK正面。74分、大阪桐蔭�外貌�→��雜賀揚平。この時間帯、神戸弘陵の関の圧倒的な強さが光る。空中戦で相手二人を同時に吹っ飛ばすシーンも。体格は並だからボディバランスが抜群なのかもしれない。�С�倉はサイドチェンジが得意。��菅は変化をつけられる。��吉岡は強引な突破が光る。�╂Щ泙�ガンガン前線に飛び出す。83分、神戸弘陵��入谷→�潅嗚榲検�85分、大阪桐蔭��奥田に警告。�4悗砲△泙蠅望,討覆い里婆詰�にぶつかった。繰り返しもある。90分、桐蔭�寛�本が入れ、��清水が右にだし、クロスに��奥田シュートはブロックで左CKへ。決定機。これを㉒新上ヘッドも右上に惜しくも外れる。決定機。92分神戸弘陵�潅嗚棧��唄瀚槊Α7覿稗院檻欧妊織ぅ爛▲奪廖�

シュート数5対6、GK数8対3、クロス数3対4。神戸弘陵が良かったわけではないが、個性は出ていた。大阪桐蔭の不出来が大きかったが、神戸弘陵も兵庫でトップクラスの力はあるだろう。第1節の出来を見る限り、大阪桐蔭は関西でもトップクラスだが、この日の不出来を観ると、大阪を勝ち抜くのはただでさえ難しいのに、コロッと負けてしまう懸念も感じた。今まで見た大阪の新チームでは最強だとは思うが、絶対的な強さはない。総合力があるだけにリーグ戦では強いと思う。プリンスの頂点に一番近いと思っているでもトーナメントではどうかと。疑問も残る。
神戸弘陵では下山が地味にゲームをコントロール。個性的な前線4人を活かしていた。このレベルなら兵庫でも優勝候補じゃないかなあ?


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