高校総体の大阪の出場枠は2校である。今年の全国大会は男子は福岡、女子は佐賀だ。出場校はベスト4によるリーグ戦で決定する。毎年対戦順などによる様々なドラマがある。第1日は金光大阪5−2履正社、阪南大高2−2(PK勝ち)近大附である。PK戦は勝ち点や得失点差、総得点で並んだ場合の順位決定法である。試合は35分ハーフ。
第1試合は履正社−阪南大高。これまで観た限りはともに3トップだが方向性はまるで違う。履正社は徹底的にパスをつなぎ簡単にクロスを上げず崩してからシュートする。阪南大高は3トップがポジションチェンジを多用し、裏を狙い、トップ下の中心選手奥平が自在に前線を操る。組織的なプレスによる守備も見所だ。
高校総体大阪予選 決勝リーグ第2日
履正社高校−阪南大学高校
11時 堺S1 天然良芝 曇り
履正社 阪南大高
−−−−−福田−−−−− −−−奥平�◆歉湘帖檗檗�
岡田−−−石川−−−宮原 −−−−−−−−−−−−
−−−多田�◆歸銚��◆檗檗ゝ氾牒�村上−−永田��高橋��
小川�∩袿掘檗欟盪辧歉床� 西川��南木−−富林−前田��
−−−−−安川�◆檗檗檗檗 檗檗檗檗蘖燹檗檗檗檗檗檗�
履正社 監督:平野直樹
GK 1 安川魁 2年
DF 2 小川明 2年
3 相澤拓実 3年
5 金子恭輔 3年
8 松岡拓郁 3年
MF 6 多田将希 2年
4 田口宏仁 2年
13 岡田裕希 3年
10 石川玲 3年
7 宮原直也 3年
FW 9 福田啓二 3年
阪南大高 監督:濱田豪
GK 1 園良友樹 3年
DF 16 富林頌仁 3年
4 南木健宏 3年
3 西川峻也 2年
2 前田一樹 2年
MF 6 村上健太 3年
14 奥平翼 2年
25 永田遼 2年
8 吉田恵人 2年
FW 7 松田吏王 3年
10 高橋佳 2年
阪南大高は立ち上がりからボールを奪って素早くタテに攻めきるサッカーを見せる。2分、正面25mFK、南木(左足)、富林(右足)が構え、富林狙うも上に外れる。�β湿紊砲魯蹈鵐哀好蹇爾△蝓��て醋擇鉢�西川はレフティーで、特に�て醋擇倭農欧蕕靴ぅ侫�ードあり。阪南大高は4−4−2に布陣変更。奥平もトップ下でもシャドーでもな、トップ脇でもなく、最前線である。5分、ロングボールに阪南大高�┻氾弔�裏を取り1対1mボレー外す。超決定機。Gkが出る判断を躊躇した。12分、阪南大高�Ь湘弔�裏を取り、右で1対1、タテに仕掛けマイナスのグラウンダークロスも誰もいない。16分、阪南大高、左FKに�て醋擇離�ックが��高橋のヘッドに合うが上に外れる。履正社�β薪弔魯譽侫謄�ーで落ち着いている。�┥床�は状況判断がよくて技術もしっかりしていていいSB。守備力もある。17分、履正社��岡田の左クロスを��福田ボレーも上に外れる。決定機。18分、そのゴールキック。阪南大高は履正社のチェックの甘さを突き、ハーフラインを超えた吉田がトラップして後方に戻し��西川が前方へフィード、すると今度は履正社の裏ががら空きで��奥平が全くのフリーで抜け出しGKと1対1を決める。0−1。履正社の弱点である守備の甘さが出てしまった。27分、履正社�づ銚�に警告。阪南大高�Ь湘弔梁�を蹴って倒した。このFKを�杏拯喀海襪眈紊乏阿譴襦�28分、阪南大高��奥平のカットから��高橋、�∩暗弔箸弔覆�、クロスはカット。SBのクロスは初じゃないだろうか。履正社はウイングがクロスを上げている。結局前半は0−1で終了。
シュート数1対7(2)、CK数1対3、GK数3対2、クロス数6対3、ファウル数10対3。履正社は自陣ファウルが多い。つまり攻撃から守備の切り替えが遅く、いったん引かざるを得ないということだ。バルサを意識しているのだろうが、ここが決定的に違う。阪南大高がタテに早いサッカーとはいえ、なんとかならないのか。
ハーフタイムで履正社�У楔侠��緩厂邊佳澄複映�)。38分、履正社��福田に警告。フォアチェック。39分、履正社�づ銚�が警告2枚で退場。ロングボールの競り合い。右80度30mFKで阪南大高25永田と�て醋擇�構え、南木狙うも左に外れる。惜しい。42分、阪南大高��奥平カットから�Ь湘弔悄▲潺疋襪�右隅に決まる。0−2。これで履正社があきらめると一気に点差がつくパターン。45分、�て醋擇離侫�ードを�Ь湘弔膨未襪�、履正社DF戻り必死にカバー。履正社�⊂�川→��瀧本高志(2年)左ウイング。��岡田がLB。4−2−3の布陣。しかし直後に岡田が足を攣り、24田中駿太(1年に交代)。履正社は2バック気味に攻めるが、次々に足を攣る選手が出てきて苦しい。67分、阪南大高��高橋→��田中凌(2年)。71分、履正社が前線に上がっていた�ザ盪劼�DFが被ったのを見て抜け出し決める。1−2。72分、履正社��福田が警告2枚で退場。結局1−2で終了。
履正社は最後まであきらめていなかった。しかしこの瞬間履正社の全国行きは消えた、ということは最終戦の近大附戦は消化試合になるということだ。無気力試合になるのが心配だ。
阪南大高はもう少し点差をつけて勝ちたかっただろう。しかし中盤省略のサッカーは相手が一人退場になっても変わらず、攻め急ぎすぎた。奥平以外目立った選手はいない。支配できる中盤を活かしきれなかった。
さて第1試合の結果を受けて、第2試合は金光は必勝となった。近大附は最終戦の相手が全国行きの可能性の消えた履正社。最悪無気力の可能性がある。金光は阪南大高戦相手だから、死に物狂いのカードである。したがって、この日のうちに楽になっておきたい。
高校総体大阪予選 決勝リーグ第2日
近畿大学附属高校−金光大阪高校
13時 堺S1 天然良芝 曇り
近大附 金光
−−−川上−−江本−−− −−−山田−−大久保−−
−−−−−辰巳−−−−− −−−−−−−−−−−−
下田−黒岡−−京井−田上 海老名−盛田−ショ−島津
−−柴田−吉野−鈴木−− シン−木村−羽田−イズミ
−−−−−川路−−−−− −−−−−イワタ−−−−
近大附 監督:山田稔
GK 1 川路雄太
DF 3 柴田はじめ
4 吉野晃基
12 鈴木直也
5 黒岡篤史
MF 6 京井
7 下田義起
8 田上怜
16 辰巳輝弥
FW 13 川上青空
15 江本遼
金光 監督:岩松哲也
GK 1 イワタ
2 イズミ
3 木村
4 羽田
15 シンカ
MF 6 島津
7 ショウドウ
8 海老名
10 盛田
FW 11 山田
9 大久保
金光の選手名は放送のみがソースなので漢字も怪しいし、無論聞き取れているかも分からない。本部に交渉したが、今年から一般ファンはメンバー表もらえないので。
立ち上がり、金光は早い攻めでペースをつかむ。��盛田は抜群のキープ力で起点になり、裏やサイドのスペースを突く。こぼれ球の回収率が高いので、2次、3次攻撃に続く。非常に単調だが、バランスに難がある近大附には効果的な攻撃となる。しかしシュートまではいけない。5分、2番の左CKを10番打ち切れず。10分、金光10番盛田キープから8番海老名左クロスもGKキャッチ。12分、近大附、�ス�岡ロング、上を襲うがセーブ。左CKへ。7番下田が入れて��川上ファーで折り返し��鈴木ヘッド。決まって1−0。パターンどおりのサインプレー。ここで一気に膠着へ。25分、金光�Д轡腑Ε疋Δ虜牽達砲鯊膤阿猫┳は渓哨椒譟爾皹Δ乏阿譴襦7萃蟲 �30分、金光�Д轡腑Ε疋Δ�蹴って�L畋爾料阿韮韮縫僖鵐繊△海椶譴鮑献�ロスもGK防ぐ。結局前半は1−0。
シュート数2(2)対2(1)クロス数7対5。金光のサッカーは個人能力で上回ることが前提のサッカーなのでサイドが突破できないと薄い攻めになってしまう。守備も高くて能力の高い3番の個人能力などに頼っている。4番もいいCB。しかし組織力がきっちり整備されていないし、だからといって個人能力を育てるサッカーでもないし、運動力に頼ったサッカーでは鍛えられている近大附相手には厳しい。主将の10番は引き球を多用してキープし、巧みなターンでマーカーを外すが、相手も徹底マークしていて機能不全。11分、金光�け�田のフィードに��盛田ペナ内に突っ込んで倒れるがPKならず。まあ明らかにPKではなかろう。��シンカは右利きで左クロスが上げられず、右足キックも精度を欠いた。近大附��川上、�庵ぬΒ���(FW)、�粥淵肇奪弉次法�15分、浮き球を近大附��
京井がハーフボレー、右上。決定機。金光�け�田は上半身が強くロングスローを放り込む。また自陣FKは��シンカが全部ゴール前に入れてくる。しかし近大附も甘くなく、全部跳ね返す。18分、近大附、右80度30mFK、�Р偲弔�右FKも足攣っているっぽくミス。更に突破倒し�Р偲弔坊拗陝6畭臧蹲│�24。19分、金光��シンカのロングスローのこぼれを��盛田ボレーも正面。決定機。24分、金光�Г裡藤砲鬮�盛田落とし��山田へ、しかしGKキャッチ。近大附も右放り込みに��落とし��の前へ、クリア。決定機。残り時間は金光は左なら��シンカ、右なら�け�田が全部ロングスローや放り込み。しかし実らず。31分、近大附��→�◆�金光�Β��押併坿檗烹械簡�、金光�Д轡腑Ε疋Δ坊拗陝�カウンターを故意に止める。結局1−0でタイムアップ。双方創造性に欠けた試合だったが、パワーに優る近大附が中でこらえた。金光は個々の能力は高いのに。どうしてこうも一本調子になるのか。��盛田が封じられるとどうにもならなかった。
近大附は勝ち点4で最終戦が既に全国行きの消えた履正社だから、勝つ公算が高い。結果は引き分けだったが、案の定突破。金光は阪南大高相手に引き分けでもダメで、結局引き分けてしまい、近大附と阪南大高が予選を突破した。
近大附は全国では吉野竜などの中心選手が怪我から復帰してくる。体力を消耗するサッカーだから夏場の連戦は厳しいと思うが、どこまで戦えるか。阪南大高は奥平以外目立つ選手はいないが、組織力は現段階でずば抜けているので期待度大。どこが相手でも戦えるでしょう。