| 2011年11月05日(土) |
Ｊユースカップ Ｃ大阪−大分 |
リーグ戦の拡充とともに、今年から予選リーグがホーム＆アウェイではなくなり、大会規模が縮小されたＪユースカップ。今年は３年生が小粒で、チーム力が落ちるとされながら、プレミアの西で２位につけているＣ大阪。この日のスタメンも３年生は３人だけ。対する大分はプリンスリーグ九州で2位につけている。こちらはスタメンに３年生は9人。両者とも今のところトップ昇格者は発表されていない。グループ２位以内が突破条件で、ともに徳島・北九州を破っているため、既に突破は決めている。大分は育成の名門で、日本代表の西川（現広島）や清武（Ｃ大阪）を輩出。地方のクラブとして育成の強化に本腰を入れているため要注意クラブだが、今年はクラセンに出てなかったので、ここで観なければ、観る機会がなかった。
Ｊユースカップ グループリーグ
セレッソ大阪Ｕ−１８−大分トリニータＵ−１８
１６時 堺ＮＴＣ Ｓ６ ピッチ人工芝 雨
Ｃ大阪 大分
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−−−−−鶴崎−−−−− −−−−−石川−−−−−
Ｃ大阪 監督：大熊裕司
前所属記載なしはセレッソ大阪Ｕ−１５，西はセレッソ大阪西Ｕ−１５出身
ＧＫ １ 鶴崎智貴 181/72 93/09/14 創徳中
ＤＦ ３ 藤原雅斗 178/66 94/04/14
４ 小池佑平 172/68 93/06/04
５ 永田慎二 179/71 94/08/03
１４ 岡田武瑠 165/56 94/08/31 西
ＭＦ １７ 丸岡満 169/61 96/01/06 川内中
６ 秋山大地 171/63 94/07/28
７ 小暮大器 170/64 94/05/17 パルチーダＦＣ竜ヶ崎（第3種）
８ 西村洋亮 160/55 93/12/05 西
ＦＷ １０ 南野拓実 173/61 95/01/16
１１ 長谷川将 172/65 94/05/20 西
リザーブ
ＧＫ ２１ 射庭康太朗 180/70 95/12/07 千里丘ＦＣ
ＤＦ １５ 岡山宗星 169/54 94/07/30 西
３８ 永田来樹 180/65 95/08/27 ＦＣ雲仙エスティオールＵ−１５
ＭＦ １２ 西村拓馬 161/55 93/12/05 西
ＦＷ １９ 大津耀誠 182/62 95/08/07
２３ 魚里直哉 165/54 95/08/03 洲本市立青雲中
９ 風間健治 178/70 93/11/05 スポーツクラブ岐阜ＶＡＭＯＳ（第3種）
大分 監督：首藤圭介
前所属なしは大分トリニータＵ−１５ 宇佐は大分トリニータＵ−１５宇佐
ＧＫ ２３ 石川和歩 184/78 93/06/01 広島
ＤＦ ４ 柳追魁 165/60 93/07/19 別府ミネルバ
５ 萩原望 180/73 93/11/12 サウーディＦＣ
３６ 岩本一紘 170/55 95/04/25
２８ 米丸智幾 174/68 93/09/02 重富中
ＭＦ ２０ 吉丸馨星 171/63 93/10/20 セレソン都城
７ 筏平 172/66 93/04/14 キックスＦＣ
８ 田中大貴 170/63 93/04/20 アヴァンサール岡山
２２ 國分伸太郎 168/57 94/08/31 サンフレッチェ広島びんご
１４ 森信太朗 163/56 93/12/28 サウーディＦＣ
ＦＷ ２１ 後藤優介 170/64 93/04/23 鹿屋東中
リザーブ
ＧＫ １６ 本田一秀 173/65 95/04/11 宇佐
ＤＦ ２ 須賀拓巳 180/70 94/11/08 サンフレッチェ広島びんご
３２ 中井虹希 165/57 95/07/29 長崎ドリームＦＣ
ＭＦ １３ 沼田聖矢 172/62 94/04/24 エスペランサ熊本
１９ 高山秀人 174/70 94/04/29
１７ 吉田勝貴 165/60 94/09/05 サウーディＦＣ
９ 原伊吹 170/65 93/08/30 サンフレッチェ広島
観づらい会場で、しかも大分が逆側のエンドで守備を固めるので大分の布陣が分りにくい。確かなのは４−５−１だけ。しかも１トップ後藤はサイドにどんどん流れ、起点を作って２列目が飛び出す。４−１−４−１と表記したが、自信はない。トリニータの下部組織出身者が3人しかいないところを観ると、今クラブ全体が上手く行っていないのだろうか。内部昇格と外部からのセレクション組のバランスが崩れている気がする。
４分、大分、細かいつなぎから21後藤が左を突破、ペナ内左寄りの��田中に出しシュートもセーブ。決定機。しかし大分がよかったのは立ち上がりだけだった。９分、大分28米丸に警告。Ｃ大阪��長谷川に対するファウル。１４分、Ｃ大阪、��南野が右から切れ込み左足シュート、右隅を襲うもＧＫセーブ。決定機、右ＣＫに。１７分、Ｃ大阪、中で細かくつなぎ左に大きなスペースを作る。��岡田が上がっていき、ドフリーで左クロス、��南野が中から外へ流れながら好トラップ、シュートを左隅に決めて１−０。２８分、Ｃ大阪�Ь�暮が右ミドルシュート、右に外れる。３４分、Ｃ大阪ペナ内で倒されＰＫ。Ｃ大阪の控え選手のアップの影で見えず。これを��南野キックを止められる。こちらも見えず。この会場はこういうあたりがつらい。３９分、Ｃ大阪、右クロスを��南野が中央でトラップからシュートも左に外れる。決定機。４１分、大分�患抜櫂潺疋襦�右隅もセーブ。右ＣＫへ。この時間帯大分のリズムが出てきた。前半は１−０で終了。
シュート数６（４）対３（２）、ＣＫ数４対０、ＣＫ数２対３、クロス数４対１、ファウル数５対４。
後半３分、Ｃ大阪の右クロス、中でシュートが右隅に飛ぶが、大分ＧＫ23石川好セーブ。いいＧＫだ。キック精度は低く、完成度もイマイチだが、ＧＫに一番大事なシュートストップの能力が高い。大学で揉まれればいいＧＫになれるタイプ。７分、大分カウンター、21後藤が左を突破、シュートをＧＫキャッチ。決定機。１２分、Ｃ大阪、��南野左でキープ、�Ь�暮へ、左クロスは外。１４分、Ｃ大阪、サイドチェンジ受けた�Ь�暮左シュートもＧＫ正面。更にＣ大阪、右ＦＫ、誰かが中でヘッドも大分ＧＫ２３石川がスーパーセーブ。決定機。２１分、Ｃ大阪��長谷川→��西村拓馬。２１分、大分ＧＫ２３石川のキックミスを��西村拓馬シュートも外す。決定機。２４分、Ｃ大阪�╂沼射痢�右シュート、大きく上に外す。３１分、大分がカウンターに行くところをＣ大阪カットして��南野へ、落ち着いて左隅へ決める。２−０。ここで大分。誰か→��原。３２分、Ｃ大阪、右ＣＫ、�╂沼射里�ら大外の�ぞ�池ジャンピングボレー。３−０。３４分Ｃ大阪�╂沼射裏��蛎臘邸Ｆ醋遒箸裡殴肇奪廚農沼実鵑�左ハーフ。３６分、大分�ぬ�追に警告。西村拓の突破倒して。３８分、Ｃ大阪��秋山→38永田来、��南野→23魚里。４０分、�Ь�暮→��風間。結局３−０で終了。
シュート数９対５、ＣＫ数５対０。ＧＫ数４対１０、ファウル数６対１。力の差は大きかった。
ほぼ1学年上のチームで大分は不甲斐ない出来。ＧＫ石川やＦＷ後藤、ＭＦ田中などのタレントもいたが、かつてのＪ１で即戦力になれそうな実力者はいない。期待が大きすぎたか。九州プリンスで２位の力も発揮できなかったか。
Ｃ大阪は南野の決定力が目立ったが、他にも決定機があり順当な勝利だ。守備もサボらず、いい試合運び。首位で突破を決めた。
この日の結果で関西勢は全てグループリーグ突破を決めた。今年は強い、ということを強調してきたが、ようやく実った感じだ。決勝トーナメントでも上位進出を期待してますよ。クラセンがイマイチだったから。
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