サッカー観戦日記

2011年02月06日(日) 京都高校新人戦準々決勝

この日は大阪のラウンド16と京都と迷った。京都のほうが若干レベルが上で個性的な印象がある。プリンス出場3チームも予習しておきたい。そういうわけで、京都に足を運ぶことにした。全8チームを観るため、前半は陸上競技場、後半は球技場Bを観る。つまり各チーム35分ずつ観ることにする。陸上競技場は放送があるので選手名をメモするが、あまり聞き取れないので不正確です。


京都高校新人戦 準々決勝
福知山成美高校−洛北高校
11時 太陽が丘陸 枯れ芝 晴れ 


成美           洛北
十一−−−十番−−−九番 −−−十一−−十番−−−
−−−八番−−七番−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−六番−−−−− 八番−七番−−六番−九番
二番−三番−−四番−五番 二番−三番−−四番−五番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

福知山成美
GK  1 タケハラコウジ
DF  2 モリタカツミ
    3 ホリツグカツミ
    4 ナカムラリュウト
    5 オカヤマ 主将
MF  6 タカヤマヒムロ
    7 ??ケンシロウ
    8 タケナカトモヤ
FW  9 タカハシトモキ
   10 オキナカマサユキ
   11 マサキユキヤ

洛北
GK  1 ミナミノタイチ
DF  2 ヤスオカ
    3 イワモトタイチ
    4 モチヅキマサト
    5 ヤマオカユウキ
MF  6 タチバナシュン
    7 フジワラケンタロウ
    8 モリカワタイキ
    9 カミユウタロウ
   10 オノユウヤ
FW 11 カノヨシト

福知山成美はバックラインから丁寧にパスを繋ぎ崩そうとする。ドリブルを多用しない久御山、という感じ。9番のキレあるターンとドリブル、8番のキープ力が素晴らしかった。ボールを支配して攻め続ける。一方の洛北はボールを失うといったん引いて、ブロックを作り守備。秩序だっていて、決定機をほとんど作らせない。10番は快速で、カウンターで脅威。9番も速かった。福知山成美の8番は全国でもなかなかのレベルの選手ではないだろうか。結局前半0−0で終了。互角だった。洛北はプリンスにも出る。



球技場は前半立命館0−1東山。

京都高校新人戦 準々決勝
立命館高校−東山高校
11時 太陽が丘球技場B 枯れ芝 晴れ 


立命           東山
−−−−−九番−−−−− −−−十一−−十八−−−
十一−−−−−−−−十八 −−−−−−−−−−−−
−−十三−七番−四番−− 九番−八番−−六番−十番
二二−六番−−十番−十七 五番−七番−−三番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

後半10分、立命のバックパスをクリアし切れないところを、18番が奪い決める。0−2。16分、東山・18番が右クロス、9番トラップ、右へ左足シュート、決まって0−3。22分、立命ロングボール、18番がDF2人に挟まれながら耐えて持ち込みシュート、決まって1−3。結局1−3で終了。
東山は18番のチームで素晴らしい働き。FWとしてどんどん突っかけチャンスを作り、途中からリードを護るべく下がり目のボランチに入り、こぼれ球を拾っては大きく展開するなど、プレーの幅の広さも感じさせた。プリンスでも楽しみだ。



京都高校新人戦 準々決勝
京都橘高校−菟道高校
13時30分 太陽が丘陸 枯れ芝 晴れ 

橘            菟道
−−−−−十一−−−−− −−−−−十番−−−−−
十四−十六−−十番−九番 −−十一−−−−九番−−
−−−−−七番−−−−− −−八番−六番−七番−−
十三−三番−−四番−五番 五番−四番−−三番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

京都橘
GK  1 オオノマサヤ
DF 13 ??
    3 タカバヤシモトキ
    4 ニシ??マサト
    5 ニシカワナオヤ
MF  7 ??レオ
   14 ヨシカワタクヤ
   16 ??
   10 ?タカシ 
    9 ワカバヤシリョウ
FW 11 ヒガシダニシュウカ

菟道
GK  1 ヤマシタ??
DF  2 マツモトアキ
    3 イノウエダイキ
    4 ミワサトシ
    5 サトーユーイチ
MF  7 モリタアキト
   10 タナカ??
    6
FW  9 タナカナオヤ
   11 ムラタアツシ
   18 ウエダ??

菟道は昨年のチームが4−2−3−1でGKからショートパスで崩していく理想の高いサッカーをやっていた。新チームはショートパスは同じだが、ポジションチェンジを多用、
6番がボランチ、10番がCF以外は自在にポジションを変える。一方で守備はあまり整備されていなかった。理想が高いを通り過ぎて、カッコつけ過ぎな感じ。監督さんもコートではなくお洒落なジャケットを着ていたし、監督のカラーがチームに大きく影響しているのかもしれない。橘はすばやくパスを回し、前が空いたところで、FWに入れ、簡単に裏を取ったり、ポストを決めたりとFWが活きている。バックラインを破り決定機を量産するが、決め切れない。8分、橘・9番が裏を取りGKを外して流し込む。1−0。その後もカウンター中心に攻め続ける。奪えば前後左右にパスを回し、フリーの選手を使う。しかし24分、菟道、11番のパスを8番の右クロスを9番が決める。放送ではタナカハヤトと言っていた。これだけ橘が攻めていたが、菟道も攻め気を失わず、決めるべきところを決めた。前半は1−1で終了。橘が力では一枚も二枚も上だったし、菟道が昨年の全国高校総体で大量失点を喰らったゲームってこんなの?と思うほどのペースだったが、持ち直した。

後半からは球技場Bに行くが、戻ってみると終了間際で菟道が1−2とリードしていた。しかし終了間際に橘に追いついた。

10分ハーフの延長で試合も動かずPK戦へ。

菟道・4番が左上に決める。
橘・8番が左下に決める。
菟道11番が上に外すがGKに注意が与えられ蹴り直し。速く動いた。逆右。
橘・7番、逆を突き左に決める。
菟道・6番、左上に外す。
橘・9番、中央に蹴るがセーブ。
菟道・9番、右に蹴るがセーブ。
橘・4番、左ポストに当てる。
菟道・8番、右上に外す。
橘・3番、逆をつき左に決める。

PK2−3。
結局京都橘が準決勝進出を決めた。今年の橘は関西でもイイ線はいっていると思う。菟道も京都上位に絡んでくると思う。


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T.K. [MAIL]