2010年09月13日(月) |
雑文・森本高史さんのモンゴルの活動について思ったこと |
以下の文章は12日(日)にメニコンカップに行って帰った 直後にサッカー・ジャーナリストの森本高史さんの活動を 扱ったNHKの番組を見てMIXIに感想を書いたものを 関係ない部分を抜いてそのまま上げたものです。 一般公開するのだから毒分を抜こうかとも思いましたが、 そのままのものを掲載しました。
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帰宅後NHK−BSで森本高史さんのモンゴルでの活動をみた。 まだ若いはずなのに、あの頭……。 少年(U−12)チームの運営の苦闘を描いている。
モンゴルのチームなのにチーム名に「墨田」とつけるところに抵抗を感じる。もちろん自分が持ち出しで貢献している活動に好きな名前をつけるには 当然の権利だが、私の感性が古いのかな?
サポティスタの紹介文では世界最弱国なんて書かれていたが、FIFAランキング30位が強豪国と呼ばれないなら、180位程度では最弱国とはいえないと思う。 一般スポーツの180位とはわけが違う。
野球の世界大学選手権には8カ国が参加。 そのうち中国とスリランカは競技人口は1万人以下といわれる。 中国は改善したかもしれないが。 いわば野球のトップクラスでもそんなものだ。
サッカーのモンゴルの競技力がそんな低いものだとは思えない。 「モンゴル初のプロサッカー選手」を育成、とも書いているが そんな馬鹿な、とも思う。 「モンゴル発のプロサッカー選手」の誤植ではないのか。 東アジアの代表は01年の大阪開催の東アジア大会で色々見た。 01年はアルゼンチンワールドユースの年で、 日本と対戦が決まっていたオーストラリアが ゲスト扱いでU−20代表をエントリーさせたので、 当然のごとくチェックした。 オーストラリアに関しては、傾向と対策みたいなものを スパイシー掲示板に書いた。 結果は忘れたし、ネット上でも見当たらないが、
モンゴルが弱いという印象はない。というよりも身体能力と技術は 凄い、と書いた記憶がある。この大会に出場した日本のユニバー代表 と比較しての話なので、純粋にレベルが高いということだ。
この大会の最弱国はグアムだろうが、競技力が著しく劣る印象はなかった。
一般競技に染まった(といったら嫌らしい表現かもしれないが)目線や先入観で、世界ランキング180位を受け止めると 弱小国と思うかもしれないが、 少なくとも一般スポーツの30位前後の中堅国?たぶん弱小国?よりは数段マシだと思う。 おっとサポティスタへの愚痴で、本筋から脱線してしまった。 森本さんは200万円の私財を投じてヨーロッパ遠征を行なっている。 純粋にサッカー界に貢献したいんだなあ、という気持ちが伝わってくる。 モンゴルサッカーの強化というのはグアムやマカオと異なり、 壮大なテーマだ。資金も人材も必要だろうし、 数人のコーチや数百万円程度ではどうにもならないだろう。 そういうわけで、森本さんはどこかで夢を諦めざるを得なくなるのでは?と 危惧している。
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