2010年08月13日(金) |
大阪招待ユース 大阪−福岡 |
大阪招待ユースサッカーは国体選抜の強化を目的として開催され、海外招待チームを呼んでいた時期もあったが、今年は国内招待チーム2チームとC大阪U−18を交えて行なわれる。近畿国体の1週間前なので、大阪選抜の状態を観るのにちょうどいい。
大阪 福岡 −−−出岡−−南野−−− −−−前田−−山崎−−− −平井−−−−−−吉村− −銀島−−−−−−三島− −−−薮内−−秋山−−− −−−西岡−−川上−−− 岡田−藤原−−稲森−福田 茅野−徳市−−中村−三雲 −−−−−城森−−−−− −−−−−西林−−−−−
大阪選抜 監督:坂元博晃(柴島高) GK 1 城森康誉 1994.07.11 183/71 ガンバ大阪 DF 2 岡田武瑠 1994.08.31 165/56 セレッソ大阪 3 稲森克尚 1994.03.08 183/72 ガンバ大阪 4 藤原雅斗 1994.04.14 178/66 セレッソ大阪 5 福田浩規 1994.10.18 174/64 ガンバ大阪 MF 6 秋山大地 1994.07.28 170/60 セレッソ大阪 7 吉村光星 1994.05.03 166/57 ガンバ大阪 8 平井直人 1994.10.20 164/50 阪南大高 9 薮内健人 1995.01.21 168/57 ガンバ大阪 FW 10 南野拓実 1995.01.16 173/61 セレッソ大阪 11 出岡大輝 1994.08.16 177/68 ガンバ大阪 GK 12 亀岡秀平 1994.11.05 181/65 桜宮高 FW 13 今井誠次郎 1994.05.17 166/56 セレッソ大阪 MF 14 木暮大器 1994.05.17 170/64 セレッソ大阪 15 天野慎 1994.08.09 170/57 関大一高 16 坪井雄哉 1994.05.12 168/62 ガンバ大阪 17 和田達也 1994.06.21 162/54 興国高 18 丹羽詩温 1994.06.18 176/74 大阪桐蔭高 DF 19 櫻井慶春 1994.05.19 179/70 ガンバ大阪 FW 20 水落絢暉 1994.06.06 175/63 興国高
福岡選抜 監督:林田英俊(アビスパ福岡) GK 1 西林光博 1994.04.27 173/70 アビスパ福岡U−18 DF 2 三雲昂輝 1994.10.28 177/67 筑陽学園高 3 茅野純志 1994.06.30 167/57 福岡県立新宮高 4 中村崇修 1994.06.07 176/75 アビスパ福岡U−18 5 徳市寛人 1994.06.22 170/69 東福岡高校 6 原亮平 1994.01.26 185/75 九州国際大学付属高校 MF 7 西村俊大 1994.10.05 166/61 アビスパ福岡U−18 8 三島勇太 1995.05.10 167/58 アビスパ福岡U−18 9 川上竜 1994.10.25 174/66 アビスパ福岡U−18 10 銀島荘志 1994.07.17 170/54 東福岡高校 11 広瀬健太郎 1994.01.14 166/55 九州国際大学付属高校 GK 12 大西雅人 1995.02.21 173/62 東福岡高校 FW 13 前田央樹 1994.04.09 176/73 アビスパ福岡U−18 14 小林秀征 1994.06.17 174/63 東海大学付属第五高校 15 山崎康太 1994.04.02 172/65 東福岡高校 MF 16 西岡大志 1994.07.28 177/62 東海大学付属第五高校
2分、福岡、三島がワンステップでいいシュート、右上に外れる。4分、大阪、薮内が左へ、平井が左を破りクロス、出岡がニア寄りでシュート、上へ決まる。1−0。9分、福岡ミドル、DFにあたり、三島の前にこぼれ、シュート、決まって1−1。大阪選抜はCBが右に左利きの稲森、左に右利きの藤原が入り、意図が分からなかったが、15分頃入れ替え。?な采配である。大阪がやや支配するが、福岡も右の三島を中心にいい形を作る。22分、福岡・茅野に警告。25分、大阪・出岡が中央突破、強引に決めて2−1。スーパーゴール。30分、大阪、出岡・南野のキープから左の平井へ、左クロスを南野がドンピシャボレー、決まって3−1。33分、大阪、中盤でのパスカットから福田オーバーラップ、右クロスを南野がニアでダイレクト、決まって4−1。結局前半は4−1で終了。
後半は選手交代が多く、試合が動かなかったので、内容は略。大阪がやや押し気味だった。
大阪では稲森が万能CBぶりを発揮。なぜU−16代表に呼ばれないのか。呼ばれれば当然レギュラーのレベルで、しかも代表のサッカーとの相性もいいと思うが。スピード・高さ・フィード・守備技術を兼ね備えた逸材だ。相方の藤原も鉄壁だった。福田は冷静な守備が光り、前半好調だった福岡・三島封じのため、後半は左SBに回され、よく機能。岡田は三島に大苦戦。秋山は中盤をよく支配、万能選手であることを示した。吉村はレフティーの右ハーフとして起点になった。平井は全体としては目立てなかったが、決定的な仕事をした。南野・出岡もU−16代表レベル。ただ代表のFWが鈴木武蔵を軸にしていて、その相方としての適性で選手選考をしている感があって、選考漏れしたのかもしれない。出岡は抜群の突破力、南野は安定した技術と冷静な判断が光った。国体本大会でも優勝候補だろう。
福岡は完敗だったが、第1試合の福井選抜よりも数段上で、個性も十分。面白いチームだ。三島の突破力、茅野の左足キックなどは特に印象深い。
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