2010年01月10日(日) |
大阪高校新人大会1回戦 高槻北−関西大倉 金光大阪−阪南大高 |
高校選手権はまだ決勝を残しているが、各地で新人戦は始まっている。大阪も今日開幕。1回戦ながら好カードが組まれている高槻北高グラウンドに向かう。第2試合は高槻北−関西大倉、第3試合は金光大阪−阪南大高となっている。高槻北は昨シーズンは春がシードで4回戦敗退、秋も4回戦敗退。対する関西大倉は春が初戦敗退、秋は3回戦敗退。高槻北はHPで「全国も夢ではない」と書いており、実際同等レベルの高槻市内の他校が全国へ行っている事を考えると、不可能な話ではないと思う。一方の関西大倉は総体・選手権に1回ずつ出ている。現在の両校は大阪ベスト16ならコンスタントに狙えるレベルだと思う。
大阪高校新人大会1回戦 高槻北高校−関西大倉高校 11時 高槻北高グラウンド ピッチクレー 晴れ
高槻北 関西大倉 −−−九番−−十一−−− −−−十一−−十番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 七番−八番−−十番−六番 七番−八番−−六番−九番 三番−四番−−二番−五番 四番−三番−−二番−五番 −−−−−一番−−−−− −−−−−二一−−−−−
高槻北3番は「石田」、9番は「松浦」、関西大倉4番は「サカキ」。細かくメモ取れば、コーチングから選手名がもっと分かっただろうが、寒くてあまりメモ取っていない。試合は35分ハーフ。
5分:高槻北、右FK、7番の右FKのこぼれを10番シュート、クリア。決定機。 7分:高槻北、スルーパスに9番が中から右に流れシュート、左に外れる。決定機。 27分:高槻北、7番左クロス、9番落としレフティーの8番左足シュート、GKを逆を突くが、何とか横っ飛びキャッチ。決定機。 28分:関西大倉、9番→17番。 HT:高槻北、8番→19番(尾崎)。左ハーフ、7番が左ボランチ。 3分:関西大倉、右クロスから6番シュート、上に外れる。決定機。 7分:関西大倉、7番の右クロスを17番がファーで合わせる。0−1。 10分:関西大倉、ゴール前こぼれを5番正面シュート、バー。超決定機。 16分:関西大倉、5番→13番。 17分:高槻北、9番、決定的シュート、上に外れる。
結局0−1で関西大倉が勝利。決定機数は3対3、試合も前後半通じて互角だったが、決定力の差が勝敗を分けた。
第2試合は選手権予選決勝で敗れた金光と選手権予選ベスト32の阪南大高の対戦。金光は人材豊富で新チームも有力。対する阪南大高は強化を始めて数年、人工芝ピッチもあり、近畿大会にも出たことがある。
大阪高校新人大会1回戦 金光大阪高校−阪南大学高校 12時30分 高槻北高グラウンド ピッチクレー 晴れ
金光 阪南 −−−十番−−十一−−− −−−十一−−十番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 九番−八番−−七番−六番 八番−六番−−七番−九番 五番−四番−−三番−二番 二番−三番−−四番−五番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
金光は4番の福森が新主将になっている。8番が右足FK担当。阪南は9番が右足FK担当。
8分:金光、中でつなぎ、8番、DFを前に間合いが甘いとみて抜かずにシュート、左隅に決まる。1−0。 13分:金光、8番の左CK、ファーの7番にワンバウンドで届き、ハーフボレー。決まって2−0。 17分:阪南GKが一気に裏へ、11番と8番に対しDFは金光4番だけという状況、巧みにワンサイドカットし守る。 20分:阪南、決定的シュート、左に外れる。 30分:金光、ペナちょっと外でFK、6番と8番が相手に隠れてジャンケン、勝った6番が狙うも壁。 HT:金光5番→12番がRB、2番がLBに。阪南2番→14番、5番がLBに回り7番がRB、14番がボランチ、11番→17番。 11分:阪南、遠距離の左FK、正面17番のヘッド、左上隅にコントロールし2−1。 15分:金光6番→18番。 33分:阪南、右クロス、ファーで折り返し5番ヘッド。2−2。
引き分けでタイムアップ。次戦進出チームを決めるPK戦は
金光:10番○4番○ 3番○ 7番○ 2番×8番○12番○18番○ 阪南:3番○ 8番○17番○10番○14番×5番○ 7番○ 9番×
第1試合よりもレベルは高かった。阪南は大学譲りの組織的プレスから早い攻め、金光は個人の能力を前面に出しプレー。もちろん新チーム立ち上げの時期の違いから、阪南は組織力で優ったのだろう。運動力・闘争心は双方十分。守備が堅くあまり決定機はなかった。2−2というスコアは決定力の高さを示している。PKで次戦進出は金光となったが、阪南も上位進出する力は十分ある。
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