2009年10月18日(日) |
練習試合 U−17代表−G大阪サテライト |
U−17代表のW杯前直前強化試合の第3戦に足を運んだ。これが最終調整となる。
練習試合 U−17日本代表−ガンバ大阪サテライト 13時 ガンバ大阪練習場 ピッチ良
U−17代表 −−−−−杉本−−−−− 高木−−−宇佐美−−堀米 −−−柴崎−−小島−−− 廣木−岡本−−内田−松原 −−−−−嘉味田−−−−
コーチングで確認できたのは
1(嘉味田)、8ケン(松原)3ウッチー(内田)4タクト(岡本)5(廣木)13シュウト(小島)10ガク(柴崎)16ホリ(堀米)19(宇佐美)15ヨシアキ(高木)26ケンユウ(杉本)
松原と杉本は京都戦と背番号まで変えている。13シュウトが小島秀仁か幸野志有人か最後まで分からず。高校総体で観た小島とプレースタイルが違っていて、しかも長身痩身なので幸野と思っていたが、どうやら小島のほうらしい。なお高校総体は青森山田・柴崎&中島、清商・風間兄弟、前橋育英・小島目当てで足を運んだわけだが、会場コンディションの悪さに四苦八苦した(笑)。ガンバはプロ主体のメンバーで、ユース同然だった京都とはえらい違いだ。なお会場はゴール裏からしか観られず、コーチングの聞き取りにくい、非常に観戦困難な会場である。 序盤から代表がペース握る。素早いパス回し、杉本の前線でのキープ力、堀米・高木の突破力が目立つ。柴崎の捌きと小島の仕掛けもいい。15分、宇佐美の浮き球スルーパスの杉本がDFの前にガッチリ身体を入れてGKとの1対1、決める。1−0。その後もテンポのいい攻めが続く。宇佐美が自在に動き、足元にもらってどうにかする持ち味のプレーを発揮。しかしG大阪サテライトも徐々に本気になり、守備が厳しくなり、素早く攻める。次々のチャンスを迎え、決定的シュートも放つが、GK嘉味田が好セーブの連続で封じる。CB陣の高さ不足を突いたわけではなく、真っ向から崩したシーンが目立った。ただし、代表DF陣がモロいわけではなく、G大阪サテが一枚上だったというべきだろう。ただ松原の1対1はやや弱い。
後半8ケン(松原)→6タダ(夛田)、26ケンユウ(杉本)→20ミヤ(宮吉)。宮吉は頭に包帯を巻いている。開始からG大阪サテペース。2分、下平が決めて1−1。嘉味田が好セーブを連発するが、3点入っていてもおかしくなかった。20分、15ヨシアキ(高木)→11(多分小川)。21分、岡本に警告。後ろから激しく行った。21分、10ガク(柴崎)→17。宇佐美が引いてきてボールを受けるようになり建て直し。宮吉孤立気味でシュート撃てず。33分、1(嘉味田)→18(松澤)。左利きなので松澤だと思う。コーチングがガタッと小さくなった。37分、13(小島)→7、16(堀米)→9(多分神田)終了間際、宇佐美が中央から右へ流れるドリブル、シュートはGKはじきバーを叩く。結局1−1で終了。
宇佐美が攻撃の全権を握るスタイルで、世界相手にタレント主導のサッカーが通じるか楽しみだ。やはり、宇佐美・宮吉の能力が目立つ。守備では嘉味田の好セーブと高さはないが、1対1もカバーもいいCB陣。池内監督は10年前の同じナイジェリアでのトルシエと違って、チーム戦術を練り上げるタイプではなく、教育者だと思う。ベンチからの声も極力なく、嘉味田を中心とした選手たちの自主的な声に任せている。トルシエ型とどっちがいいということではなく、ユース年代の指導としては、どちらもありだと思う。
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