サッカー観戦日記

2009年09月20日(日) なでしこリーグ1部第17節 高槻−千葉

なでしこリーグの5月の観戦時はプログラムが売り切れ。まあよくあることだ。クラブユース選手権で行くJヴィレッジで売っているはずだ、と思ったらなぜか無く、この日に期待をかける。11時30分キックオフの試合に間に合うのは富田駅10時55分のバスだ。1時間前だと待ち時間がありすぎると判断した。しかしぎりぎりの到着。選手紹介も記念ボールの投げ入れも間に合わず。まだ公式記録も出ていないので、サブメンバーは分からない。選手名表記は登録順ではなく、各ポジションの背番号順にしました。


なでしこリーグ1部第17節   
スペランツァF.C.高槻−ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
11時30分 萩谷サッカー場 晴れ ピッチ良

高槻           千葉
−−−−−島村−−−−− −−−石田−−清水−−−
−−−−−澤田−−−−− −−−−−−−−−−−−
相澤−中岡−−新甫−伊丹 安田−高橋−吉本−海老澤
小野村−奥田下小鶴−中江 河村−細川−−柴田−後藤
−−−−−上野−−−−− −−−−−船田−−−−−

高槻 監督:
GK 19 上野友紀子 163/58
DF  6 小野村亜矢 158/52
   10 奥田亜希子 168/59
   13 中江真紀  168/60
   32 下小鶴綾  
MF  7 新甫まどか 147/45
    9 相澤舞衣  164/56
   11 伊丹絵美  155/48
   24 中岡麻衣子 164/58
FW 22 島村裕子  164/56
   28 澤田由佳  151/47

千葉 監督:上村崇士
GK  1 船田麻友  165/66
DF  2 柴田里美  169/57
    7 河村真理子 157/49
   16 後藤史   160/50
   27 細川元代  168/57
MF 19 吉本宏美  158/52
   22 安田有希  164/52
   28 高橋佐智江 162/60
   31 海老澤有香 155/45
FW  9 石田美穂子 160/52
   23 清水由香  155/47

昨年も観たこのカードだが、そのときは千葉のほうが力が上だと思った。千葉はさらに今期補強して、1部でも中位につけている。この試合でも高槻よりも技術でもフィジカルでも上回り、パスワークで上回る。細川はパワフルな左足で展開、ロングフィードもある。高橋は目立たないが確実な技術で繋ぎ役となり、海老澤はスピードを活かした鋭い突破からのクロスを狙う。石田は確かなトラップからのシュートがある。7分、高槻・相澤が左を突破、倒されFK獲得。ペナ横からのFKは左CKに逃げられ逸機。小野村は海老澤との1対1で苦戦。やや守備が弱い。千葉が押し気味で経過。23分、千葉・安田の左クロスを石田がスタンディングヘッド、GK上野触るがゴールイン。0−1。完璧なゴール。27分、千葉・細川のフィードが枠内へ。GK上野は上を襲ったボールを辛うじてはじく。30分、高槻・奥田のロングフィードを千葉DFクリアもゴール方向へ飛ぶ。辛うじて枠外。35分、高槻カウンター、島村が左で一人かわし角度の無いところからシュート、左隅に飛ぶがセーブ。初シュート。43分、高槻、左CK、ファーの相澤へ、シュート外れる。決定機・前半は0−1で終了。

シュート数2対7、CK数3対6、クロス数2対7と千葉ペース。ファウル数は3対6と千葉のほうが多いが、激しい守備が出来ていることと、高槻のパスが読みやすいことによる。力は千葉のほうが上なのだから、ある程度引いて守備を固めて、カウンターを狙えばいいのに、真っ向勝負をしてしまっている感じ。

ハーフタイムショーとしてスペランツァの応援ソングを歌手が歌う。

後半、8分、千葉、左CK、細川のキックを石田ボレー、DFに当たり再び左CKへ。決定機。2本目はクリア。13分、高槻・澤田→30浅野。右のハーフに入り、伊丹シャドー。高槻・中岡は代表の経験があり、技術もあり、体格もあるがその割りにパワフルではなく、足先のプレーが目立つ。15分、誰かに警告。よく分からなかった。どっちに出たかも分からない。17分、高槻・新甫→虎尾。放送が悪くて聞き取れないが、千葉も高橋→三上、海老澤→井上。22分、高槻・中岡の中距離FKが中にこぼれるが右CKに逃げられる。23分、右CKがGKと島村の間にこぼれ、島村がGKを蹴る形になり、警告。26分、高槻・島村→柏原。この辺りは高槻のいい流れ。タテに速い攻めが出来ており、守備も前からプレスをかけてカットするシーンが目立つ。36分、千葉・吉本→金野。少し千葉も対応するようになり、膠着する。44分、千葉・井上から石田へ、反転スルーパスが清水へ通るがGKとの1対1を上に外す。決定機。ロスタイム2分もゲームは動かず、0−1で千葉勝利。

後半のシュート数は3対5、ゴールキック数が6対2だから、やはり千葉ペースだった。ただ後半の内容を前半にしていれば、勝てたかもしれなかった。高槻はこの敗戦で1部最下位と、入れ替え戦出場が決まった。こうなると、今後の戦い方は、守備を固めて勝ち点獲得を狙い、自信に繋げるか、入れ替え戦で想定される、真っ向勝負に出るか、判断が難しい。スケジュールは分からないが、入れ替え戦は観戦したい。




このゲームが11時30分キックオフということで、後座試合が予想されていた。しかし関西女子リーグなどもなく、全く分からないでいると、なでしこリーグ公式サイトhttp://www.nadeshikoleague.jp/に、U−12の女子北摂リーグとある。バスを1時間遅らせ、途中まで観る事にする。

参加チームは赤いユニフォーム(不明)、白(高槻如是FC)、ピンク(高槻ピンキーズ)、黄色と黒(大阪COSMO FC)の4チーム。1チーム8人で、大人のコートの半分以下。オフサイド・副審つき。赤対如是の試合は如是に大きな子もいたが、赤が技術で優り、次々と加点。12番の得点力、2番も目に付いた。隣のピッチではピンキーズ対コスモ。ピンキーズは技術の高い選手が揃った。赤対ピンキーズを観たかったが、時間切れでバスに乗って帰る。


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T.K. [MAIL]