2009年05月17日(日) |
なでしこリーグ 高槻−マリーゼ |
この日はユース年代の試合がないこともあり、なでしこリーグ観戦を早くから決めていた。対戦相手がベレーザだったら最高だが、マリーゼも悪くない。
新型インフルエンザ対策として入り口でうがいや手洗いを行っている。プログラムは売りきれ。今年もか。クラセンの際J村で買うことになるかもしれない。スタンドにはアウェイ側から入るので、アウェイのほうが客の入りがいい。ホーム側に移動する。雨のため観戦環境はよくない。
なでしこリーグ第6節 スペランツァFC高槻−東京電力女子サッカー部マリーゼ 14時 萩谷サッカー場 雨 ピッチ良
高槻 マリーゼ −−−島村−−浅野−−− −−−丸山−−本間−−− −虎尾−−−−−−澤田− −伊藤−−−−−−五十嵐 −−−伊丹−−中岡−−− −−−上辻−−宮本−−− 平野−奥田−河上−小野村 鮫島−宮崎−−長船−中村 −−−−−鈴木−−−−− −−−−−増田−−−−−
高槻 GK 1 鈴木理紗 DF 6 小野村亜矢 10 奥田亜希子 26 平野聡子 31 河上恵実子 MF 11 伊丹絵美 23 虎尾直美 24 中岡麻衣子 28 澤田由佳 FW 22 島村裕子 30 浅野未希
リザーブ GK 19 上野由紀子 DF 4 高見恵子 MF 29 今中悠莉 FW 8 柏原慶子 18 金房夏希
マリーゼ GK 1 増田亜矢子 DF 3 宮崎有香 4 中村真実 26 長船加奈 MF 6 宮本ともみ 7 五十嵐章恵 8 上辻佑実 9 鮫島彩 27 伊藤美菜子 FW 10 丸山桂里奈 11 本間真喜子
リザーブ GK 16 天野実咲 DF 2 山本りさ MF 21 松長佳恵 FW 22 中原沙央理 29 安本紗和子
立ち上がりからマリーゼペース。技術の差もあるが身体能力差が大きい。スピード差があるから裏へのボールに追いつきキープできるし、中盤の競り合いにも勝つ。2分、いきなりマリーゼ、2対1のチャンス。奥田カット。3分、高槻・伊丹の左ミドルがピッチで滑り伸びる。入ったかと思ったが、左に外れる。7分、高槻・中岡の40mFKがGKの上を襲う。はじいて難を逃れる。22分、マリーゼ・上辻の距離のあるFKに走りこんだ長船がヘッド、決まって0−1。33分、左CKでニアでそらし、本間ヘッド、決定機。直後の34分、マリーゼは右クロスを本間が決めて0−2。高槻は力では劣るのだから、引いて守ればいいのに、マイボールではSBの位置を高く保ち、2バック気味にする。しかし前線に収まらないし、インサイドでリズミカルなパスワークもなく、苦しい。力の差がありすぎて、2点ビハインドでは勝ち目がなさそうだ。35分にもマリーゼのスルーパスに本間がオフサイドぎりぎりで抜けるが、シュートは上に外れる。37分、スルーパスに伊藤が反応、右上を襲うがバー。結局前半は0−2で終わった。
後半は得点経過・選手交代のみ。 4分、マリーゼ、左クロスに丸山が飛び込んでシュート、決まって0−3。 6分、高槻・浅野→柏原。 13分。マリーゼ、スルーパスで丸山が抜け、GKかわして無人のゴールへ。0−4。 14分、高槻・平野→高見。 17分、マリーゼ、ゴール前混戦を本間が決める。0−5。 23分、高槻・澤田→金房 25分、マリーゼ・丸山、五十嵐→安本、中原。 32分、マリーゼ、上辻のシュートが左上バーに当たりゴールイン。0−6。 32分、マリーゼ・本間→松永。 ロスタイム、マリーゼ、左FK、中原のキックが誰にも当たらずゴールイン。0−7。
高槻は1部では相当苦しいと思った。同一リーグに所属するチームがライバルよりも、個々人が技術でもスピードでもスタミナでも高さでもパワーでも戦術眼でも、要するに何もかも劣るということはまずない。勝つための取っ掛かりは普通あるものだ。しかしこの日の高槻にはそれが見えなかった。ハートはあったが、スタミナがないので、終盤はどうしようもなかった。攻撃的過ぎた部分はあったが、ガチガチに守っても守りきれなかっただろう。いかに残留するかが今期のテーマだろう。
公式記録
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