2008年05月31日(土) |
高校総体大阪予選5位決定トーナメント 槻の木−産大附 北千里−桜宮 |
今年はこれまで日程の関係やプリンスと大学優先から総体予選を見られなかった。すでに予選敗退の決まった高校による5位決定トーナメントを観に行く。これには近畿大会出場が掛かっている。
槻の木は2003年開校の全日制単位制高校である。学区は関係ないので、人材が分散していた高槻のタレントが集まるのみならず、北摂の有力選手が集まり、全国レベルのチームが誕生するのではないか、と前から期待していた。今回のベスト8入りで、府内の強豪の仲間入りは果たしたといえる。
対する産大附は6年前の選手権予選でベスト4に入ったことがある。そのとき以来の観戦だ。
高校総体大阪予選 5位決定トーナメント1回戦 槻の木高校−大阪産大附属高 9時 万博大阪サッカー場 曇り 人工芝
槻の木 産大高 −−−十一−−十三−−− −−−九番−−十一−−− −−−−−十番−−−−− −−−−−十番−−−−− 八番−六番−−七番−十四 六番−八番−−五番−十三 −−四番−二番−三番−− −−十五−二番−四番−− −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
前半20分:槻の木、ゴール前のこぼれを7番ハーフボレー、鮮やかに決まり1−0。 後半6分:槻の木、左をきれいに突破、マイナスのクロスはブレたが、7番がペナ内に持ち込みシュート、DFに当たり、GKの頭を超えてゴールイン。2−0。 後半28分:産大高、右FK、ファーで誰かがヘッド。2−1。
産大高は2トップが強力でドリブルでの突破があり、脅威になった。しかし槻の木は決定機を確実に決め、また後半は左サイドを13番を中心に突き、互角の展開に。個々の能力で上回った産大高に対し、総合力で対抗した槻の木が逃げ切った。
第2試合は北千里と桜宮のゲーム。北千里は初観戦だ。千里高校は何度か観ているし、グラウンドにも足を運んでいるが、意外な顔だ。
3回戦 0−0北野(PK勝ち)、 4回戦 1−0高石 5回戦 1−0関大北陽 6回戦 2−1帝塚山泉ケ丘 7回戦 0−0(延長0−1)仰星
と際どく勝ちあがって、際どく負けた。
一方の桜宮は野球部が甲子園に出たことがあるなど、スポーツの盛んな高校。サッカー部もコンスタントに結果を残している。
高校総体大阪予選 5位決定トーナメント1回戦 北千里高校−桜宮高校 10時30分 万博大阪サッカー場 雨 人工芝
北千里 桜宮 −−−五一−−十一−−− −−−九番−−七番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−十番−−−−− 四五−十七−−十番−十四 −−十一−二三−二番−− 六番−二二−−八番−五四 八番−四番−−三番−十七 −−−−−二六−−−−− −−−−−誰々−−−−−
前半32分:桜宮、左シュートをファーに詰めていた8番が決める。0−1。 後半7分:桜宮、ゴール前のハイボールを後方に落とし、9番が1対1を冷静に決める。
北千里は後半、相手ゴール前のプレーで負傷者が出て救急車で運ばれ、集中がそがれたのがかわいそうだった。桜宮はLBを8番としているが、後半は18番だったので、見間違えかもしれない。ポジションチェンジを多用する理想の高いサッカーを実践。終始ペースを掴んだ。
5決決勝は槻の木−桜宮となった。実力は五分と五分、どう調整し、後は勝ちたい気持ちで上回るか。
|