サッカー観戦日記

2008年04月04日(金) センバツ野球決勝 沖縄尚学−聖望学園

私の場合、スポーツを好きな順に並べると、サッカーがダントツで次いでアメフト・ラグビー・F1が同勝ち点で2位といったところ。その次あたりにバスケとヨットレースとなる。平均的日本人と違うのは野球に関心がないということだ。プロ野球の球団名を半分も挙げられないし、大阪人のくせに阪神の選手もろくに分からない。話に聞いてもすぐ忘れてしまうのだ。天才的な忘却力である。とはいえバスケなどと同様野球誌のベースボールマガジンの豊田氏のコラムなど、他のスポーツにも通じる普遍的なコラムには目を通しているし、サッカーに応用できそうな野球関係の知識は取り入れている。野球の競技以外には関心があるわけだが、久しぶりに競技そのものに目を向けようと思った。休みが取れたので、センバツ決勝に足を運ぶことにする。野球観戦は94年の広島アジア大会以来となる。センバツ決勝は桑田・清原2年時のPL−岩倉戦以来だ。

野球音痴ゆえ、試合運びそのものにはほとんど触れないで書いてみよう。

梅田で阪神電車に乗ると満員。甲子園でごそっと降りる。すでに3塁側のアルプス席は売り切れ。沖縄尚学サイドだ。予定通りネット裏の特別自由席を買う。1600円。高校サッカーの比べても特に高い感じはない。

いい席を見つけて座る。試合開始30分前。3塁側は満員。1塁側は空いている。3塁側の半分くらい。スタジアムグルメをチェックする。カレーが美味しそう。しかし腹いっぱい食べてマンションを出たので、何も買わない。ペットボトルを買ったら250円もした。

沖縄尚学のエース東浜は140kmをマークする快速球もあるが、スライダーを織り交ぜて低目を打たせるピッチング。左足をゆっくり上げるフォームを独特の雰囲気がある。ボールは荒れていたが、それもかえって打者にボールをしぼらせない感じだ。

一方聖望学園のエース大塚は肩の力に頼ったようなフォーム。こちらも140kmをマークするが、失投が多い。1,2回に1点ずつ失う。ベンチは大塚を諦め、3回から石田に代えるが、結果的には采配ミスだった。130km前後の速球は打ち込まれ4失点。3回でほぼ勝負はついた。3番手の左投げ投手も打たれ9−0。勝負は完全に決まった。

沖縄尚学サイドはハイサイおじさんや、指笛など、沖縄らしい応援。もっとも指笛はブーイングに聞こえて気になった。3年前に高校サッカーで那覇西の試合を観たときにも気になったのだが。しかし慣れてしまえば、選手にとっては力強いサポートだろう。

結局沖縄尚学が圧勝。3万人は超えていたか。アメフトで来た時はそう思わなかったが。
甲子園は観やすいスタジアムでした。

帰りには、あさのあつこ「バッテリー」を読みながら買える。野球尽くしの一日でした。明日は関西学生リーグ開幕。サッカー中心に切り替えよう。


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T.K. [MAIL]